母乳の質が悪くなると母乳が詰まってしまったり、しこりがでたり、ひどい時には乳腺炎になってしまうこともあります。
そのような症状にならないためには、母乳に良い食べ物を日々の食事で取り入れ、母乳の質をよくする必要があります。
先輩ママたちは、母乳の質をよくするためにどのような食事を取り入れてきたのでしょうか。見ていきましょう。
目次
母乳の質をよくする食事
母乳の質を良くする食べ物・悪くするをまとめてみました。
母乳をできるだけサラサラにしておくと、乳腺や乳管に詰まりにくくなります。
反対に母乳の粘度・濃度が上がると乳腺炎やうつ乳になる危険性があるので注意しましょう。
良い食べ物 | 良くない食べ物 | |
---|---|---|
米類 | 白米、あわ、ひえ、胚芽米 | もち米・玄米 |
小麦粉類 | うどん、そうめん、そば、食パン | ラーメン、パスタ、ハンバーガー、ドーナツ |
肉・魚 | 鶏肉・羊肉・白身魚・いわし | 牛肉・豚肉・サバ | 乳製品 | 牛乳、生クリーム、バター、アイスクリーム、チーズ |
豆類 | 豆腐、味噌、豆乳 | |
油 | えごま油、なたね油、ごま油、オリーブオイル | マヨネーズ・動物性油 |
野菜は根菜類を中心に積極的に食べましょう。ただしタケノコや栗などあくの強いものには注意してください。
お菓子は基本的に控えたほうがいいです。ケーキやアイスクリームなど洋菓子は特に注意してください。
ただ全く食べないとストレスになってしまうので、たまにご褒美に食べるなどメリハリをつけてもいいのかもしれませんね。
飲み物は緑茶やウーロン茶よりもカフェインの含まれていない麦茶のほうが好ましいです。タンポポ茶はいいようですね。
コーヒーも同様に控えましょう。アルコールは避けたほうがいいですね。
水分はたくさん補給したほうがいいです。麦茶などでたくさん水分補給をしましょう。
果物も基本的には体にいいのですが、糖分の摂りすぎはよくありません。また梨や柿は体を冷やしてしまうので注意しましょう。
あまり厳密に考えてしまうとストレスが溜まるので、和食中心の食事を心がけるといいのではないでしょうか。
考えすぎてストレスをためすぎないようにしてくださいね。
先輩ママの体験談とアドバイス
あまり思いつめ過ぎず、リラックスして楽しく過ごせるのが一番だと思います
冷え性なので根菜のどっさり入った味噌汁をよく食べていました。 血行がよく体があたたまっていると、母乳の出もよいように感じられました。 第一子の産後すぐは初めてということもあり、食べ物や飲み物にとても気を遣っていました。 カフェインはダメ、チョコレートや生クリームも、マヨネーズや揚げ物も…など。 それがかえってストレスになり、授乳がつらくなってきてしまいました。 それで離乳食を始めた頃から、信頼している助産師さんや保育士さんに相談しつつ緩めていきました。 が、乳腺炎などになることもなく、母乳の出もむしろよくなったように感じました。 息子も卒乳する二歳半頃までよく飲み、すくすく育ちました。 産院や先生によっては厳しく指導される場合もあると聞きますが、よく調べてみると好きなものを少しずつ食べるくらいは問題ないようです。 自分の食生活のせいで母乳が、子どもの成長がとあまり思いつめ過ぎず、リラックスして楽しく過ごせるのが一番だと思います。(埼玉県 A.C) |
筑前煮、トン汁、白米を中心にとにかく和食を食べていました
産後は気を抜くとすぐにしこりができていたので、半年くらいまではかなり気を使っていました。 しこりができないよう、カレーやこってりした食事は食べないようにして、(自分でも拒否してました)筑前煮、トン汁、白米を中心にとにかく和食を食べていました。 個性があるので、何をしたらしこりができやすいか、自分で知ることが大事だと思います。 私は生クリームがだめだったので、用心していました。 逆にファーストフードは比較的大丈夫だったので、ファーストフードで息抜きをしていましたよ。(茨城県W・I) |
とにかく和食を中心に食べていました
とにかく和食を中心に食べていました。 お米もいいと聞いたので朝もお米を食べました。 飲み物は主に麦茶を飲んでいました。 妊娠中もそうでしたが、授乳中もカフェインは避けるようにしていました。 あと甘いものもできるだけ避けました。 甘いものをずっと避けるのはストレスがたまってしまうので、食べますぎずたまにご褒美として食べるくらいがいいと思います。 母乳の間はよほど太らないと思うので栄養あるものをたくさん食べてください。 栄養を取られてしまうので体力勝負なので食事制限はやめてください。 |
母乳を作るのにすごく効果があったのは「うなぎ」です
母乳を作るのにすごく効果があったのは「うなぎ」です。 土用の丑の日に祖母からうなぎをもらって食べた晩、胸がパンパンに張って触ってないもないのに出てくるぐらいでした。 授乳を片方のおっぱいですることが多くて、反対側は出なくなっていたのですが復活しました。 結局、用事ができるので、利き手と反対側のおっぱいばかりで授乳をしてしまってましたが、左右の大きさが変わってしまって… 授乳が終わった後も左右の大きさや、張りに差ができてしまいました。 均等にあげていればよかったと後悔です(´;ω;`)(愛媛県 s.k) |
和食中心の食生活にしました。お味噌汁は毎日かかさず飲んでいました
出産後すぐは、和食中心の食生活にしました。お味噌汁は毎日かかさず飲んでいました。 あと、貧血だったので鶏レバーを食べていました。飲み物はノンカフェインのお茶を飲んでいました。 他には、病院で紹介してもらった、ビーンスタークのDHAサプリメントを1年程飲んでいました。 母乳には和食がいいと言うのは本当らしいので、なるべく油物や甘いものは控えた方がいいと思います。 甘い物はケーキなどではなく、食べるなら和菓子がオススメです。 母乳が詰まると乳腺炎になり、本当にキツくて育児どころではなくなるので気をつけた方がいいです。(熊本県 A.S) |
まとめ
母乳が乳管や乳腺に詰まってしまうと、痛みやしこりで大変ですよね。
そのようにならないためにも、日々の食事内容は大事になってきます。
基本的には和食中心の食生活を送りましょう。また毎日きちんと水分補給することも大切になってきます。
あまり頑張りすぎるとストレスがひどくなるので、たまにご褒美にお菓子を食べたりしてストレス解消もきちんとしてくださいね。