「妊娠中はいつまで仕事ができるものなの?」

妊婦さんでも、仕事を長く続ける方、妊娠が発覚してすぐに辞める方などいろいろです。妊娠中はいつまで働くことができるもので、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。

先輩ママの体験談から、妊娠中いつまで仕事ができるものなのかについてみていきましょう。

妊婦さんはいつまで仕事ができる?

法律上決まっていることとしては、産前休業というものがあります。

産前休業とは、労働基準法第65条1項に

「使用者は、6週間(多胎妊娠の場合にあっては14週間)以内に出産する予定の女性が休業を請求した場合においては、その者を就業させてはならない」

と定められている規定です。

しかしこれは使用者において義務があるものであり、妊娠中の妊婦さんが仕事を続けたいと言えば、そのまま仕事を続けることもできます。

ですので法律上は、出産直前まで仕事を続けることができるということになります。

現実的に妊娠中にいつまで仕事を続けるかについては、仕事内容と妊婦さん本人の体調にもよりますよね。

デスクワーク中心の事務作業なら出産前まで仕事を続けてもそれほど問題はないかもしれませんが、立ち仕事や力のいる仕事だといろいろなリスクがあるでしょう。

体調面でも、妊娠初期~中期にかけてつわりがひどい場合などは、仕事を続けることが難しくなってしまいますよね。

また勤め先が妊娠に理解のある会社ならいいのですが、現実的にそのような会社ばかりではありません。

仕事内容、本人の体調や考え方、会社の理解など、総合的に判断して妊娠中にいつまで仕事をするかを、妊婦さん本人が決めるしかないのでしょうね。

先輩ママの体験談を見ると、出産1か月前の妊娠9か月ぐらいまで仕事をしていたという方が結構多いようです。

妊娠9か月まで仕事をしての感想は、働いていることが気分転換になったという感想や、無理をしなければよかったという感想などいろいろです。

仕事を続けるといろいろ大変なことが出てきます。

お腹の赤ちゃんに過度な負担がかからないように、無理をしすぎないようにする必要がありそうですね。

妊娠中に仕事をする上での注意点

妊娠中に仕事をする上での注意点には、どのようなものがあるでしょうか。

通勤に注意

通勤に電車を利用している方は多いと思います。

妊娠中も仕方なくラッシュ時に乗る妊婦さんもいるかと思いますが、できるだけラッシュ時の混雑は避けましょう。

ぎゅうぎゅう詰めでお腹が圧迫されるのはよくないですし、つり革など何も持たない状態で急ブレーキがかかると転倒の可能性もあります。

できるだけ電車がすいている時間帯に通勤することを心がけましょう。

たばこの煙に注意

最近は分煙・禁煙が進んでいるのでそれほど心配する必要はないのかもしれませんが、職場によってはまだまだ普通に喫煙をしているところもあるかもしれません。

たばこの煙はお腹の赤ちゃんに悪影響があるので、注意する必要がありますね。

ハイヒールはやめましょう

妊娠をしてもハイヒールをやめない人は結構いるようです。

自分は大丈夫と思わずに、転倒するリスクを少しでも減らすためにハイヒールはやめておきましょう。

仕事中の冷えに注意

デスクワークの場合など、かなり冷房がきつい職場の時がありますよね。

冷えは妊婦さんの体に良くないので、できれば避けたいです。

冷房の温度を上げることができればいいのですが難しいケースもあると思います。

そんな時はいつもよりも上着を一枚多めに着て仕事をしてくださいね。

先輩ママの体験談とアドバイス

Baby

妊娠発覚後すぐに辞めてしまいました

仕事は妊娠初期までしていましたが、妊娠発覚後すぐに辞めてしまいました。
結構忙しい職場の中でかなりストレスを抱えていたこともあり、仕事中腹痛や具合の悪さがあり、仕事を続けていくのが厳しかったのでやめました。
また、妊娠初期に無理をすると流産や切迫流産の可能性もあるということも考えました。
体調が良ければ臨月ぎりぎりまで働いていてもよいと思います。
私の友人にも働いている方もいます。
ただ、妊娠初期はとても不安定です。
子供のことを第一に考えると、仕事は辞めるべきかもしれません。
ただし、金銭面で働かざる負えない場合は職場に妊娠していることを伝え、具合の悪い時は休ませてもらうようにしたほうがいいです。

弱電関係の製造の仕事を、妊娠9カ月までしました

Q どのような仕事をいつまでしましたか
A 弱電関係の製造の仕事を、妊娠9カ月までしました。
Q トラブルや問題はありませんでしたか
A 妊娠初期は貧血や、つわりがあり休む事が多くなってしまい、回りの方に迷惑をかけてしまいました。
Q 仕事をする上での注意点やするといい事、しないほうがいい事
A 重いものを持たない事、具合の悪い時は無理をしない事。軽いストレッチ等はお勧めです。
子育ては成長と共に悩みも変わり、乗り越える度に子供と一緒に成長出来るようです。
あるドラマで「おかあさんも子育てははじめてだから、大目に見てほしい」と言ったセリフがありました。
大人だからと言って無理をすることはないと思います。
一生懸命に頑張るお母さんの姿を、子供は覚えててくれます。(山形県 M.O)

通勤距離や通勤手段もよく考慮すべきだと思います

妊娠4ヶ月まで内勤事務の仕事をしました。
つわりの時期が真夏だったこともあり、正直辛かったです。
仕事中ももちろん、つわりの波が来ると辛いのですが、真夏の通勤がかなりキツく…
妊娠中もしばらく仕事を続けようと思う場合には、通勤距離や通勤手段もよく考慮すべきだと思います。
妊娠初期には、つわりはあるから何かあったときには配慮してほしい、でもあまり早く周りに妊娠を告げるのも良くないかな…と悩みました。
私も結局、4ヶ月で仕事を辞めるまで誰にも言ってませんでした。
全員に言う必要はないと思いますが、何かあったときのためにも、上司や担当営業など近い人には話を通しておくといいと思います。(宮城県 N.T)

無茶だけは、身体がしんどくなるまではしないで欲しいと思います

妊娠9ヶ月手前になるまで仕事をしていました。
飲食店の厨房で、アルバイトでしたが週5日くらい、長い時は8~21時、短くて5時間ほど働いていました。
妊娠が分かっても上司1人以外には言わず、辞める1ヶ月前まで皆に黙っていたので、当然お米の釜を担いだり、重たい納品物の整理、大掃除、などの力仕事や立ち仕事も同じようにしていました。
幸い悪阻が軽い方だったので、吐き気、貧血などは2ヶ月くらいで収まり、トラブルなどもありませんでした。
お腹に力を入れないように気をつけてはいましたが、やっぱり安定期に入るまではずっと心配で、今思うと本当にバカだったと思います。
無茶をして、もし何かあった時に後悔しても遅いのに。
人手が足りない、今のうちに少しでも貯金がしたい、仕事が気晴らしになるし楽しいなど、色んな理由で妊娠が分かっても出産まで仕事を続ける方が多いと思います。
私もそうでしたから。
でも本当に無茶だけは、身体がしんどくなるまではしないで欲しいと思います。
仕事中、何回お腹の子を気にして謝ったか…。
それでも何の根拠もなく、大丈夫だとあの時は思っていました。
何もなかったからいいものの、これで万が一になっていたら、一生悔やむと後から気づきました。
仕事を続けるか悩んでいる方に、1つの体験談として参考になればと思い、書かせて頂きました。(滋賀県 K.M)

気持ち的には働いている時の方が、気分転換になって良かったです

予定日の1ヶ月前まで仕事をしました。
事務職で、特に身体に負担がかかるものでも無かったのと、自由な会社で、私は食べづわりだったのですが、つわりを抑えるために、しょっちゅう何か食べていても特に怒られもしない働きやすい会社でしたので。
一番辛かったのは、通勤とつわりが重なった時でした。
飴をずっと舐めて過ごしたりしていました。
あとは、動かない仕事なので、お腹が張ったり、脚が浮腫んだりということもありましたが、気持ち的には働いている時の方が、気分転換になって良かったです。
その後の産休の時の方が大変でしたので。。。(大阪府 M.I)

まとめ

法律的には出産予定日の6週間前からは、会社を休む権利があります。しかしこれはあくまで権利であって義務ではありません。

妊婦さん本人が仕事を続けたいと考えたなら、出産直前まで仕事を続けることも可能です。

しかしだからと言って無理をするのはよくないですよね。

妊娠中にいつまで仕事を続けるかについては、本人の体調や考え方、仕事内容、会社の理解などを総合して判断する必要がありますね。

通勤などは結構妊婦さんにとってつらいこともあります。

あまり無理をせずに、総合的に判断してくださいね。