「妊活中の基礎体温を上手に測る方法・コツが知りたい!」

基礎体温を毎日測ることは、妊活の基本となってきますね。自分自身の生理周期や排卵日を知ることにより、妊娠の可能性が高まります

先輩ママたちの体験談から、妊活中に基礎体温をどのように測ってきて、それを妊娠に活かしてきたのかを見ていきましょう。

基礎体温の測り方

まずは基礎体温の測り方の手順と重要なポイントを見ていきましょう。

基礎体温を測ることは特に難しくありません。

「寝る前に体温計を用意しておく」

「毎日同じ時間帯に測る」

「朝起きてすぐに測る」

「しっかりと記録しておく」

基本的にはこの4つのことに注意して体温を計ればいいだけです。

難しく考えることなく、まずは実践してみましょう。

次に、それぞれの手順についてポイントをお話ししていきます。

寝る前に体温計を用意しておく

朝起きて体温計を探していると、正確な基礎体温を測ることができません。

寝る前にきちんと体温計を用意しておきましょう。

先輩ママの体験談を見ると、枕の下に体温計を入れておくと、朝起きてすぐに測ることができるという意見がありました。

枕の下、枕の側、ベットの宮などに体温計を用意しておき、朝起きて体を動かすことなくすぐに測れるように準備しておいてくださいね。

毎日同じ時間帯に測る

基礎体温は毎日同じ時間帯に測る必要があります。

毎日同じ時間帯に測るほうが、より体温の上がり下がりがよくわかるからです。

しかし人間ですので寝坊する日もあれば、休日などはちょっとゆっくり寝たいですよね。

そんな時は、時間がずれても起きてすぐに測ればそれほど問題はないです。

基礎体温は計測を続けることが大事なので、あまり神経質になりすぎずに続けてくださいね。

朝起きてすぐに測る

朝起きたら、すぐに体温計を口にくわえて基礎体温を測りましょう。

一度起きてしまうと体が温まってしまうので、正確な基礎体温がわかりずらくなってしまいます。

基礎体温は脇に挟んで測るよりも、口の中で測ったほうが正確な体温がわかります。

口の中で測ることのできる体温計を購入しましょう。(基礎体温計測用の体温計が販売されています。)

測る方法は舌の上ではなく、舌の下側に体温計を差し込んで測ってくださいね。

しっかりと記録しておく

測った基礎体温をしっかりと記録しておくことは重要です。

この記録した基礎体温の上がり下がりを見て、生理周期や排卵日を予測する必要がありますからね。

基礎体温は、小数点第2位まで測る必要があるので、小数点第2位まできちんと記録してください。

最近は基礎体温を記録するスマホアプリがたくさん登場しています。

もちろん紙に記録してもいいのですが、スマホアプリのほうが簡単に記録できるという方が多いです。

先輩ママの体験談を見ても、スマホアプリに記録するのは楽でよかったという意見がたくさんあります。

自分自身が記録しやすい方法で、しっかりと記録してくださいね。

基礎体温の見方と注意点

基礎体温をきちんと計測したら、生理周期や排卵日などを予測することができます。

どのような点を見ればいいのでしょうか。また注意する点は何になるでしょうか。

基礎体温の見方

女性の基礎体温は、低温期と高温期を繰り返します。

排卵すると黄体ホルモンの影響で基礎体温が上昇します。

この排卵日から次の生理開始日までが「高温期」となります。

反対に生理開始日から次の排卵日までが「低温期」となります。

このように「高温期」と「低温期」を繰り返すのですが、この周期が一定のリズムの方もいれば、ばらばらのリズムの方など、実際のところは個人差が大きいです。

しかし基礎体温を測り続けることにより、自分の体のリズムというものが見えてくることが多いです。

自分の体のリズムが見えてくると、低温期から高温期に変化するタイミング、いわゆる排卵日がいつかを知ることが可能になります。

排卵日を知ることができれば、妊娠をする可能性も高くなりますね。

まずは6か月間自分自身の基礎体温を計測してみましょう。

最初はあまり神経質にならずに、まずは続けることを最優先に頑張ってくださいね。

排卵日の2日前が妊娠しやすい!

普通に考えると、排卵日当日が一番妊娠しやすい時期のような気がします。

しかし実際は、排卵日の2日前が一番妊娠しやすいというデータがあります。

これは排卵される前に、すでに精子が待機している状態が受精にとっては望ましいので、このようなデータとなっているようです。

卵子は排卵されて6時間後には老化を始めてしまいます。

ですので排卵日当日だと時間的制限が厳しく妊娠の確率が悪くなり、排卵の2日前ほどにすでに精子が待機していることで妊娠の確率が上がるのですね。

皆さんも、排卵日の2日前が一番妊娠しやすいということをよくふまえ、妊活をしてみてはいかがでしょうか。

先輩ママの体験談とアドバイス

妊娠

必ず枕元に体温計を置いておいて毎朝計測しました

私は元々生理不順だったので、自分の生理周期をしっかりと知るために基礎体温をつけ始めました。
私の場合決まった時間(毎朝6時)に、あらかじめ枕元に置いておいた基礎体温計を使い、動かずに口にくわえ舌の間に挟んで計測しました。
そして基礎体温を記録するアプリに計測値を記録し、その表をみて排卵日を予測しタイミングを取るようにしていました。
そうすると基礎体温をつけ始めてから約3ヶ月で妊娠する事ができました。
基礎体温は少しでも動いてしまうと体温が上がってしまい上手く計測できなくなると先生に言われましたので、私の場合は必ず枕元に体温計を置いておいて毎朝計測しました。
少し面倒ではありますが、毎朝決まった時間に計測する事により、正確な体温を計る事ができたのではないかなと思います。
生理不順な私でも基礎体温をつける事により、割と早い期間で妊娠する事ができましたので、自分の基礎体温を知る事は妊活に置いて基本中の基本なのかなと実感しました。
(大阪府 A.S)

私は妊娠するまで1年半、基礎体温を計りました

産婦人科で妊娠がしたいと話をした時に必ず言われるのが「基礎対応を計りましょう」ですね。
基礎体温は、排卵や生理を予測するために大変役に立ちます。
私は妊娠するまで1年半、基礎体温を計りました。
朝起きたらすぐに計る事は、慣れない内は難しいものですよね。
まずは枕の下に基礎体温計を忍ばせておきましょう。
これなら、体温計を探す手間が省けますよ。
紙に書くのが面倒だったので、数値は携帯で無料アプリをダウンロードして毎日つけていました。
表になるので、一ヶ月の体温の推移がわかりやすいです。
ただし担当の産婦人科医には、「紙につけてくれたほうが診察の際に見やすい」と言われてしまいましたが、やはり継続が大事なので、ご自身がやりやすい方式で記録すべきですよ。
妊活中は基礎体温で一喜一憂してしまいがちですが、毎月、基礎体温のパターンは変わりますから、気にしないでいきましょう。
特に私の場合は高プロラクチン血症だったため、基礎体温はガタガタでしたから、排卵日の予測はかなり難しかったです。
インターネットや本には、理想的な基礎体温の推移表が掲載されていますが、それと同じではないからといって焦らないでくださいね。
(栃木県 OH)

予測通りに排卵があったようで無事に妊娠できました

枕元に基礎体温計を置いて、毎日必ず、起床後すぐに体温を測定していました。
自動でグラフを記録したり、排卵日の予測を表示してくれる製品を使用して、周期の把握に役立てていました。
予測通りに排卵があったようで無事に妊娠できました。
毎日継続しないとデータが取れないので、手間が掛かり面倒だと感じてしまうかもしれません。
しかし、データを取り続ければ続けるほど、排卵日予測の精度が上がってきて、周期も把握できますので、ぜひ頑張って続けることをおススメします。
(栃木県 S.I)

特に排卵日あたりで運動するといいような気がしました

毎朝枕元に置いておいた基礎体温専用の体温計で、起きたと同時に口で計測していました。
そのままスマホのアプリに記録。
アプリはとても便利でしたね。
排卵日あたりには運動をするようにしていました。
それが良かったのか無事妊娠しました。
毎日の習慣にすることが大切だと思います。
寝起きと同時に計測するのは面倒じゃなかったので、毎日続きました。
身体を温めるのはもちろんのこと、やっぱり運動は大事!
特に排卵日あたりで運動するといいような気がしました。
(東京都 M M)

私の場合は、排卵検査薬も併用していました

朝、起きた時に寝た状態で枕元に準備しておいた基礎体温計で、舌の上に体温計を置き計りました。
妊活に、自分の排卵日を予測するために測っていました。
また病院へも通っていたので、グラフに付けて持って行っていました。
私の場合は、排卵検査薬も併用していました。
半年くらいやってところで病院へも行き、それによってプレッシャーみたくなってしまい、一旦、全てやめました。
そうしたら、翌月に妊娠発覚!となりました。
妊活から離れた途端だったので、リラックスしている状態がとても良かったのだと思いました。

まとめ

妊活をするときに、基礎体温を測ることは基本的なことになりますね。

基礎体温を測ることによって、自分の生理周期や排卵日を確認することができます。

基礎体温は、朝起きてすぐに動き出す前の体温を測ることが重要です。枕元に体温計を置いておき、朝起きたらすぐに基礎体温を測りましょう。

また最近はスマホアプリで基礎体温を記録することができるので非常に便利です。

基礎体温は続けることが最も重要になります。

まずはあまり神経質にならず、続けることを目標に毎日体温を記録してくださいね。