「排卵検査薬ってどうやって使えばいい?」

最近は排卵検査薬のTVCMを見かけることもありますよね。かなり排卵検査薬もメジャーになってきました。

ところで皆さんは排卵検査薬の使い方をどれくらい知っていますか。意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

先輩ママの体験談などから、排卵検査薬の上手な使い方について見てきましょう。

排卵検査薬の使い方

排卵検査薬の仕組み

女性の体では、排卵日に近づくと黄体形成ホルモンの値(LH値)が上昇してきます。

排卵検査薬はこのLH値の上昇(LHサージ)を検査して、設定された尿中LH検出感度値(mIU/mL)を超えた場合に、陽性反応が出る仕組みとなっています。

例えば、アメリカ製のドクターズチョイスワンステップ排卵検査薬クリアの尿中LH検出感度値は20mIU/mLとなっており、20mIU/mLを超えたLH値が検出された場合に陽性反応がでます。

ワンステップ排卵検査薬の場合、LH値が高くなればなるほど陽性反応の線が色濃く出るので、とても分かりやすくなっています。

いつから使うの?

生理開始予定日の14日前が、一般的な排卵日になります。

しかし生理周期や排卵日は、それぞれに個人差がありますよね。多少のずれが起こることもあります。

そこで排卵検査薬は、生理開始予定日の17日前から1日1回検査をすることが、通常の使用方法となっています。

生理開始予定日の17日前から、毎日検査をすることで排卵を見逃さないようにするのですね。

陽性反応が出たら、その後は1日2回など検査の間隔を短くすることでより排卵日を正確に知ることもできます。

どのように使うの?

排卵検査薬の使い方は、妊娠検査薬とほぼ同様の使い方となります。特に難しくはありません。

  • 検査薬に数秒間尿をかける
  • 検査薬を数秒間コップなどに採った尿に浸ける

 
これだけの作業で、排卵日をチェックすることができます。

商品によって多少の違いはありますが、簡単に排卵日をチェックすることができるので、ぜひお試しください。

注意点としては、

  • 朝一番の尿は避ける
  • 毎日同じ時間に検査をする

 
以上のことを心がけましょう。

また検査前に水分をたくさん飲んでしまうと尿が薄まって正確な判断ができなくなってしまいます。

検査の2時間前からは、大量の水分補給はしないでおきましょう。(多少なら大丈夫ですよ)

検査結果はどのように判断するの?

検査結果は商品によって見方が違うのですが、大きく分けて2つの判断の仕方があります。

2つの線が出るタイプ

2つの線が出るタイプの排卵検査薬は、テストラインとコントロールラインの2つが表示されます。

目安であるコントロールラインと、検査結果が出るテストラインを見比べるのですね。

このタイプは、コントロールラインと同じ色がテストラインに出た時に陽性反応と判断します。

テストラインの色がコントロールラインよりちょっと薄い時でも、基本的に排卵は始まっていると可能性は高いです。

排卵していなければ、基本的に陽性反応は出ないのが通常ですからね。

その後は1日2回排卵検査薬を使用することで、より正確な排卵日をチェックすることができますね。

「ワンステップ排卵検査薬」、「チェックワンLH」、「DAVID」、「ドゥーテストLH」などは、2つの線が出るタイプの排卵検査薬となります。

陽性の時にマークが出るタイプ

コントロールラインがなく、検査結果のみのマークやテストラインだけが出るタイプの排卵検査薬もあります。

これは単純に、マークやラインが出ていたら陽性反応で排卵が始まっているということになりますね。

「クリアブルー・イージーデジタル排卵検査薬」などは、マークが出るタイプの排卵検査薬になります。

妊娠しやすいタイミングは排卵日ではない!

排卵検査薬を使用して注意したいのは、最も妊娠しやすいタイミングは排卵日ではないということです。

実際には、排卵日の2日前が一番妊娠しやすいと考えられています。

もう少し詳しく説明すると、妊娠をする可能性があるのは排卵日の5日前から排卵の12時間後までなのですが、排卵後に卵子が生存する期間や女性の体内で精子が生存する期間を考えると、排卵日の2日前が一番妊娠しやすいということです。

ただしこの一番妊娠しやすい日にも個人差があると考えられます。

あまりピンポイントでタイミングを狙いすぎても、なかなかうまくいかないことがあります。

不妊治療をやめた途端妊娠したというケースもよく聞く話です。

あまり考えすぎると精神的に追い詰められてしまうこともあるので、神経質になりすぎないように注意してくださいね。

先輩ママの体験談とアドバイス

妊娠

排卵検査薬は新ドゥ・テストLHの日本製を使いました

排卵検査薬は新ドゥ・テストLHの日本製を使いました。
排卵日が約1日前にわかり、使い方も簡単で2秒ほどで結果がわかり、1日1回、毎回同じ時間に検査するようにして、基礎体温も測っていたので、それと並行して新ドゥ・テストLHを使用しました。
妊娠を希望している場合、排卵検査薬はとても便利です。
日本製の新ドゥ・テストLHは使い方も簡単で、日本人にあった数値になっているので安心できます。
基礎体温を測りつつ、そろそろ排卵する時期かなという時、新ドゥ・テストLHを利用すると便利です。
(神奈川 K.M)

 

安価で購入できる中国製のDAVIDを使用しました

長期戦になるかと思い、安価で購入できる中国製のDAVIDを使用しました。
生理開始日の7日後くらいから毎日朝起きた時と、お昼頃と同じ時間帯で使用していました。
また基礎体温もつけていたので排卵日の予測ができ、3周期目で妊娠しました。
現在6歳の息子がいます。
また、妊娠9ヶ月目の助産師です。
2回流産を経験し、早く赤ちゃんが欲しくて排卵検査薬を使用しました。
産婦人科で働いていると不妊治療に通う多くの方がいます。
そんな中、不妊治療をやめた途端妊娠したという方も多くいます。
妊娠したいという思いがストレスになっているからかもしれないですね。
なので、お腹に赤ちゃん来てくれないかな、と気長に待つことも大切だと思います。
妊娠することがゴールではないですが、私と同じように、妊娠したい方、赤ちゃんがお腹にきてくれますように。
(三重県 K.A)

私が使用した排卵検査薬は「ハイテスターH」という商品でした

現在2人目妊活中の主婦です。
私が使用した排卵検査薬は「ハイテスターH」という商品でした。
2人目が欲しいと思ってからは、基礎体温計を参考にタイミングを見ていたのですが、上手く授からず少し落ち込んでいた時に、このような商品があることを知り早速購入しました。
尿をかけるだけで簡単な上、整理予定日の17日前から使用し始めるので、排卵日を逃しにくい商品だと思います。
私は、使用して3日目に2本ラインの陽性反応が出てタイミングをはかったのですが、妊娠できませんでした。
それでも、まだ使用1ヶ月。
諦めてはできるものもできません。
クリニックに行くか迷うところでもありますが、自分たちで可能な限りは自力で妊活しようと考えています。
私の場合1人目はすぐに授かることができ、妊娠はそれほど大変なことと考えていませんでした。
2人目不妊という言葉は知っていましたが、まさか自分が当てはまることになると思っていませんでした。
今は1人目で手がいっぱいと時期をはかっていたら、気付けば上の子が幼稚園入園です。
少し焦る気持ちもありますが、赤ちゃんは元気なママの元にやってきてくれると思うので、気持ちで滅入ることなく、大きな気持ちで待っていようと考えています。
一緒に頑張りましょうね。
兵庫県 I.K

 

排卵日と思われる前後2日ほどを含む5日間検査薬を実行しました

私が使った排卵検査薬は、アメリカ製のLuckytestという製品です。
日本製の商品よりも安価で手に入れることができ、本数も多く入っていたのでこの商品を使ってみることにしました。
生理周期から排卵日を予測し、排卵日と思われる前後2日ほどを含む5日間検査薬を実行しました。
二人目をなかなか授かることができず、排卵検査薬を3ヶ月実施してようやく授かることができました。
海外製のものは本数が多く入っているので、何か月か続けて実施することができます。
あきらめずにチャレンジしてみてください。
長崎県K・K

一日2回くらい検査してみるとより正確にタイミングがつかめると思います

ドクターズチョイスワンステップ排卵検査薬クリアを使いました。
これは一番妊娠の確率が高いとされる排卵日1、2日前がわかるものです。
私は生理周期が28日なので、生理開始から10日目から使い始めました。
一日2回くらい検査してみるとより正確にタイミングがつかめると思います。
ですが、実際妊娠したのは排卵日4日前と排卵日当日にタイミングをとった時で、一番陽性反応が強く出た時ではありませんでした。
説明書にもありますが、検査前に水分をとりすぎると反応が薄く(色が薄く)なるような気がしました。
私が実際妊娠したのは、あまり妊娠の確率が高くないと言われている日にタイミングをとった時でしたので、排卵日にこだわらず、検査薬で陽性反応が出始めたら、タイミングをとれるときにとった方がいいのではないかと思います。
埼玉県 H.I”,

まとめ

排卵検査薬は、黄体形成ホルモンの値(LH値)の上昇をチェックすることで排卵日を知ることができます。

排卵検査薬は、生理開始予定日の17日前から1日1回検査をすることが、通常の使用方法となっています。

生理開始日の14日前が通常は排卵日なので、それよりも数日前から検査をするのですね。

使い方は難しくありません。

尿を数秒間掛けるか、尿に数秒間浸せば、陽性か陰性かを判断することができます。

妊娠をする可能性があるのは排卵日の5日前から排卵の12時間後までとなっています。

排卵日の2日前が一番妊娠の可能性が高いと考えられていますが、あまりタイミングを考えすぎて神経質になりすぎないように注意してくださいね。