「赤ちゃんの鼻くそを取ってあげたいけどなかなかうまく取れない」

このように感じているお母さんは多いのではないでしょうか。

特に鼻水をよく出す子は、どうしても鼻くそもよく貯まってしまいます。

先輩ママたちは、赤ちゃんの鼻くそをどのようにうまくとってきたのでしょうか。上手にとるコツを見ていきましょう。

鼻くそを取るタイミングを工夫

素直に鼻くそを取らせてくれる赤ちゃんならいいのですが、鼻くそを取るのを嫌がる子もいますよね。そんな時はタイミングを工夫してみてはどうでしょうか。

お風呂の後に取る

お風呂の後に鼻くそを取るのが一番いいです。

お風呂の蒸気で鼻くそが柔らかくなっているので、すんなりと取れてしまうことがよくあります。

あまりに鼻くそが乾燥していると、鼻の内側にこびりついてしまっているので、鼻の内側の粘膜を痛めてしまう可能性もあります。

できれば鼻くそが柔らかくなったお風呂や沐浴の後に、鼻くそ取りにチャレンジしてあげてくださいね。

寝ているときに取る

一度痛い感覚を味わってしまうと、次から鼻くそを取ろうとすると赤ちゃんが嫌がるということがあります。

そんな時は赤ちゃんが眠っているときに取ってしまうという方法もあります。

あまり長い時間取っていると起きてしまうので、短い時間で取ってあげたいですね。

こまめに取る

たくさんの鼻くそがたまってからとるのではなく、こまめに取ってあげるというのも一つの方法です。

奥の鼻くそではなく、手前にあるものを手短に取ってあげるということですね。

ただ、あまり頻繁にやりすぎると鼻腔を痛めてしまう可能性があるので、やりすぎには注意してあげてくださいね。

いろいろな鼻くそ取りのグッズを利用

いろいろと発売されている鼻くそを取るために道具を使うのもいいですね。

赤ちゃん用ピンセット

先輩ママの体験談を見ても、先がシリコンで出来ている赤ちゃん用のピンセットは、安全かつ簡単に鼻くそを取りやすいようです。

ピンセットを閉じて鼻の中に入れると、奥の鼻くそもとりやすいそうです。

ただ、奥に詰まった鼻くそを取ろうとして鼻腔を痛めてしまうこともよくあります。あまり奥に詰まった鼻くそを取ろうとはしないでください。

そのような奥に詰まった鼻くそは、耳鼻科に行って専門の先生に取ってもらいましょう。

赤ちゃん用の綿棒

赤ちゃん用の綿棒を使うのも、赤ちゃんの鼻くそ取りには定番ですね。

渦が巻いてある赤ちゃん用の綿棒なら、手前の鼻くそをそれほど苦労することなくとることができます。

また綿棒の先に母乳やミルクを付けてあげると、赤ちゃんが安心するのかあまり嫌がらないという話もあります。

鼻くそ取りを嫌がる赤ちゃんには、一度試してみるといいのかもしれないですね。

先輩ママの体験談とアドバイス

毎日お風呂の後に取るようにしています

鼻くそは、毎日お風呂の後に取るようにしています。
お風呂の後だと割とふやけていたりして取りやすいと思います。
また赤ちゃん用の綿棒で綿棒を指で回すようにして上に向かって取ると取りやすいです。
あまりにも詰まってしまった時は耳鼻科に行っています。
鼻の奥だとどうしても難しくて戸惑うこともあると思いますが、何回も練習して行けばスムーズに出来る日が必ずきます。
私も母に下手って言われていましたが今は何とか出来ています。
鼻も息ができない程詰まる事もないので、
不安だったら耳鼻科にお願いしたり気楽に頑張りましょう!(愛知 M.S)

赤ちゃん用のピンセットを使ってとりました

手前で、出てきた鼻水が少し乾燥してできたようなものは赤ちゃん用の綿棒でとりました。
奥の方で固まっている大きめのものは、綿棒だとさらに押し込んでしまいかねないので、赤ちゃん用の先がシリコンで出来ているようなピンセットを使ってとりました。
2人目の子が、上の子から鼻風邪をよくもらっていて、生後1カ月くらいからしばらく鼻水がすごかったので、夜寝るときは鼻くそをとり、鼻づまりを起こさないように必死でした。
なかなか治らず医者にも行きましたが、しっかり授乳できていて、機嫌が悪くなければ問題ないということでした。
赤ちゃんのうちは、鼻腔が狭くて、すぐ鼻水がでやすいということだったので、今のうちだけです。
鼻水が治らなくて心配されている方、 赤ちゃんが鼻水をだすのは普通のことなので、心配ありません。
もし、様子がいつもと違って、これは病院にいかなきゃな、という時は絶対わかります。
いつも一緒にいて、普段の様子を知っているのは、他でもない、母なのですから。(北海道 Y.N)

あまり無理して取らない方がいいと思います

赤ちゃん用の、先が丸くなっているピンセットを使って取りました。
コツは、ある程度ピンセットを閉じた状態で赤ちゃんの鼻に入れると、奥の方に詰まっている鼻くそも取りやすいです。
赤ちゃんの鼻の穴の内側になるべく触れないようにするといいです。
赤ちゃんの鼻に鼻くそが詰まっていると、ママとしては気になってしまうかもしれませんが、あまり無理して取らない方がいいと思います。
赤ちゃんが寝ている時などにサッと取れる程度ならいいですが、しつこく取ろうとしてしまうと鼻の穴を傷つけてしまうこともありえます。(静岡県 N.K)

ある程度やってみて取れなければあきらめましょう

小さい穴の奥に発見してしまうと気になってしまいますよね。
私も1人目の時は狂ったように必死になってました。
固そうな時はベビーオイルを綿棒につけて回しながら取ったりしてました。お風呂上がりが一番いいかと思いますよ。
吸って取る道具なども売ってるので試してください。
綿棒はベビー用の渦が巻いてあるものの方がよかったです。
確かに鼻くそは気になってしまうのはわかりますが、何が何でも取らなくてはいけない物ではないので、ある程度やってみて取れなければあきらめましょう。
赤ちゃんが泣いて余計に鼻水がでできちゃいますよ。
泣きじゃくった後にスポッと取れることもよくありますが。(神奈川県Y.T)

こまめに鼻の中に鼻くそが見えたら取り除いてあげていました

うちの子は産まれてから、すぐ鼻がつまる子でした。
本当に鼻が苦しそうで、毎日綿棒で掃除してあげていましたが、それでも鼻くそがたまりやすく、かなり苦労しました。
とにかく、あまり奥までは綿棒を入れられないので、くしゃみなどで手前に鼻くそが見えたりしたら、つかさずとっていました。
後は母乳を垂らして鼻通りをよくなるようにもしてみましてが、こちらは、あまり効果があったのかなといった感じです。
産まれた時から鼻つまりに悩みましたが、乾燥対策やホコリっぽくしないように、毎日掃除を徹底して部屋の中を綺麗に保ち、沐浴後の綿棒でのお掃除以外にも、こまめに鼻の中に鼻くそが見えたら取り除いてあげていました。
成長とともに鼻つまりもなくなりましたので、辛抱強く毎日、綿棒でお掃除してあげてみてください。(埼玉県H.K)

まとめ

赤ちゃんに鼻くそが詰まっていると取ってあげたくなりますよね。

赤ちゃん用のピンセットや赤ちゃん用の綿棒を使って、お風呂上りに鼻くそを取ってあげるのがいいと思います。

鼻の奥に詰まった鼻くそはあまり無理して取るのではなく、取るのなら耳鼻科の先生に取ってもらいましょう。

赤ちゃんの鼻腔を痛めてしまう恐れがありますからね。