「赤ちゃんと一緒に温泉に行きたいけど、いつから一緒に入浴できるの?」

温泉にゆっくりと入ると本当にリラックスできて気持ちがいいですよね。赤ちゃんと一緒に温泉への家族旅行はいいです。でも赤ちゃんはいつから温泉に入れるものなのでしょうか。ちょっと迷うところですよね。

先輩ママの体験談から、赤ちゃんが何か月の時に初めて温泉に行ったのか、いい温泉の選び方、注意点などについてみていきましょう。

赤ちゃんはいつから温泉に入れるの?

赤ちゃんが温泉に入れる月齢は?

産婦人科などによっては、生後3か月になるまでは温泉には入らないようにと指導するところもあるようです。

赤ちゃんが温泉に入る時期について国で決められた基準というものはないのですが、首が座っていることは最低条件になるのではないでしょうか。

できれば腰もきちんとすわって、お座りができるようになってから温泉に入るほうが安全面からはいいと思います。

お座りができれば、ベビーチェアーなども利用できるので、お母さんの負担も少なくなるのではないでしょうか。

泉質に注意

自宅のお風呂と温泉との違いは、まずは泉質があります。

自宅のお風呂はただのお湯ですが、温泉は「酸性泉」・「硫黄泉」・「アルカリ性泉」・「単純温泉」・「塩化物泉」・「炭酸水素塩泉」・「二酸化炭素泉」・「含鉄泉」・「放射能泉」など、いろいろな泉質の種類があります。

温泉によってそれぞれ成分が違うということですね。

赤ちゃんのお肌はとてもデリケートなので、なるべく刺激の少ない泉質の温泉を選びたいです。

「単純温泉」は、泉質に癖がなく肌への刺激が少ないので、赤ちゃんも安心して入浴することができます。

まず最初は肌への刺激が少ない「単純温泉」がお勧めです。

温度に注意

温泉の温度にも注意しましょう。

37℃~40℃くらいの大人がぬるめだと感じるぐらいが赤ちゃんには一番適しています。

温泉を利用する前に、インターネットや電話で泉質や温度を確認しておきたいですね。

赤ちゃん連れ歓迎の温泉を選びましょう

最近は、赤ちゃん連れ歓迎の温泉が増えてきています。

このような温泉だと、赤ちゃん用のイス、おもちゃ、オムツ、ベビー石鹸、ベビーベッド、ベビーサークルなどが用意されていることもあるので、非常にお母さんにとっては助かります。

お客さんに赤ちゃん連れの家族も多いので、気兼ねなく温泉を利用することもできます。

どうしても一般の温泉だと、他の利用者の目が気になってしまうことがありますよね。

気兼ねなく温泉に入ることができるというのはありがたいです。

赤ちゃん用のベビーバスなど、赤ちゃん専用に入ることのできる場所がある温泉もあります。いろいろと探してみるとよさそうです。

また、家族風呂や貸し切り風呂があれば、家族全員で一緒に温泉に入ることもできますね。

ちょっと値段が高くなってしまう可能性もありますが、ゆっくりと家族全員で入浴したい場合にはお勧めの方法となります。

家族風呂なら旦那さんも一緒に温泉に入ることができ、夫婦で赤ちゃんの面倒を見ることができるので、ママさんの負担も減りますね。

温泉に入るときの注意点

やはり入浴中に、うんちやおしっこをしてしまうと、周りのお客様に迷惑が掛かってしまいます。

入浴前にきちんと排泄を済ましておきましょう。

また、赤ちゃんの体調が悪い時はやはり温泉は避けたほうがいいでしょう。

入浴前にきちんとおしりをシャワーで流してから入浴をしましょう。この辺りは最低限のマナーになります。

また温泉によっては、おむつが取れていない赤ちゃんの入浴が禁じられているところもあるのでチェックが必要ですね。

入浴時間もあまり長時間にならないように気を付けましょう。

赤ちゃんがのぼせてしまうと体調を崩す可能性があるので、あまり長い時間入浴せずに、ある程度入浴したら早めに切り上げてくださいね。

先輩ママの体験談とアドバイス

Baby, WASH

生後6ヶ月、貸し切り温泉のある宿へ1泊2日で行きました

生後6ヶ月、離乳食が朝と昼2回食になったタイミングで、貸し切り温泉のある宿へ1泊2日で行きました。
家からは電車と、現地でレンタカーを借りました。
赤ちゃん連れ歓迎の宿をインターネットで探したので、評判通りとてもよかったです。
広々としたお部屋に、赤ちゃん用のイス、おもちゃ、オムツまで置いてありました。
温泉は貸し切りで、家族だけで入れましたが、露天で暗かったのとお湯が熱かったせいで泣いてしまい、あまりゆっくり入れませんでした。
温泉自体は赤ちゃんはあまり喜んでくれないかも…。
大人が変わる変わるでゆっくり疲れを癒す方がいいかもしれません。
赤ちゃん連れ歓迎とあるお宿だと、何かあった時にリクエストもしやすいですし安心だと思います。(神奈川県 M.H)

洗い場にベビーチェアや脱衣所にベビーベッドがあるところだと重宝します

我が家は3人の子供がいますが、3人とも0歳児からデビューしてます。
家族で旅行が大好きなので、下の子の月齢に関係なく温泉で1泊以上してます。
赤ちゃん連れの時は、ホテルの予約時に赤ちゃん連れであることは、必ず伝えるようにしてます。
温泉は、ずっと抱っこになってしまいますが、洗い場にベビーチェアや脱衣所にベビーベッドがあるところだと重宝します。
でも念のため自分が洗っていたり着替えたりしてる時は、兄弟を連れて見ててもらってます。
温泉に入る時は、兄弟か同伴者を連れて行くことをオススメします。
怖がって泣いてしまったり、滑って転びそうになったりするのを防げるし、上記にも記しましたがベビーチェアやベビーベッドがある施設だと、とても重宝します。

事前に旅館の方に、赤ちゃんがいることや子どもが何人いるということも伝えておくといいですよ

現在女の子1人、男の子1人、3人目を妊娠中です。
1人目は、まだ子ども一人だし自分も余裕があったので一歳ごろの家族旅行で私と一緒に温泉に入りました。
温泉に入るのはいいのですが、洗い場などは、滑って危ないので抱っこして歩きました。
歩きながら、ヒヤヒヤしましたがなんとか洗い場で洗い終わり、浴場へ行って温泉に入りました。
温泉は温度も高いので、あまり長湯はせず温泉から見える景色を楽しんで上がりました。
二人目も家族旅行の時、生後6ヶ月くらいの時温泉に入りましたが、上の子もいたので上の子を入れた後、部屋で主人に上の子を見てもらう間、下の子を温泉に入れました。
2人一緒に連れて行く自信もなかったので、子どもは洗うことを目的に入ったような感じです。
その後、自分も主人も交代でゆっくり温泉を楽しみました。
赤ちゃんがいるとなかなかゆっくり、時間を忘れて温泉につかるということもできないですよね。
でも、お母さんのリフレッシュやリラックスした気持ちも赤ちゃんや家族にとってすごく大切です。
私は仕事もしているし、日々の忙しさに追われていますがたまにいく旅行では主人に、子どもをお願いして温泉にゆっくり浸かるようにしています。
ご主人とも、旅行に行く前に赤ちゃんの温泉をどうするかや自分やご主人の温泉に入る時間を話しておくといいと思います。
また家族風呂や部屋風呂は、他人や時間を気にせず利用できるのでオススメです。
事前に旅館の方に、赤ちゃんがいることや子どもが何人いるということも伝えておくといいですよ。
食事はゆったりした座敷や別室を用意してくださったり、温泉以外にもそれなりの対応をしてくれる所もありますよ。(福岡県S.Y)

子どもが小さいうちは赤ちゃん歓迎のお宿が安心です

次女は11ヶ月の頃、温泉デビューをしました。
長女を「おもちゃ王国」に連れて行くついでにグリーンプラザ軽井沢に宿泊した時です。
ベビーウェルカムのお宿なので脱衣所にはベビーベッド、ベビーサークルが設置され、洗い場にもベビーチェアとベビーソープがあったので、特別な準備は必要はなく、安心して入湯できました。
ただ、なるべく人が少ない時間帯を狙って入り、長湯は避けました。
子どもが小さいうちは赤ちゃん歓迎のお宿が安心です。
他のお客さんも似たり寄ったりの状況なので、ある程度の「お互い様」が通用しますし、お宿側の配慮もあります。
温泉情緒を楽しむには程遠いですが、こういうお宿を楽しめるのも子どもが小さい今だけですしね。

機嫌よく入浴できるように体調の良い時入りましょう

私は一歳四カ月の息子がいます。
温泉デビューは7カ月のときです。
やはり周りの目は気になりましたが、温泉へ行ったからには子どもと入りたいと思い入りました。
最初はかけ湯をしてシャワーで綺麗に洗い入りました。
泣かずにじっとお湯に浸かっていました。
やはり赤ちゃんの温泉は気を使います。まずは赤ちゃんを綺麗に洗うことです。
また、機嫌よく入浴できるように体調の良い時入りましょう。
温泉にはゆっくり入浴して、排尿、排便が一番嫌がられると思うので長居はせずさっと入りましょう。(東京都 g.p)

まとめ

赤ちゃんが温泉にいつぐらいから入れるのか疑問を持っているお母さんは多いと思います。

赤ちゃんの腰がしっかりとしてお座りができる時期になると、温泉に安全に入ることができますね。

赤ちゃん歓迎の温泉では、ベビーチェアなども用意されていますので、お母さんもゆっくりと温泉を利用できそうです。

また、泉質や温泉の温度にも注意が必要です。

赤ちゃんのお肌に刺激が少ない「単純温泉」で37℃~40℃くらいの低めの温度設定の湯船のある温泉を利用するといいのではないでしょうか。

赤ちゃん歓迎の温泉では、周りも赤ちゃん連れの家族がたくさんいますので気兼ねなく温泉に入浴できます。

できれば最初は赤ちゃん歓迎の温泉を選んでみてはいかがでしょうか。