「赤ちゃんが寝がえりをしないけれど、何か問題はあるの?」
周りの同年代の子供が寝がえりをしているのを見ると、ちょっと焦ってしまうこともありますよね。寝返りはいつぐらいの時期にし始めるものなのでしょうか。また、寝返りをし始めた時の注意点はどのようなものがあるでしょうか。
先輩ママたちの体験談から、赤ちゃんが寝がえりをし始めた時期や注意点についてみていきましょう。
目次
寝返りはいつからするの?
寝返りはいつからするのが平均的?
赤ちゃんが寝がえりを始める時期は、通常は4か月~6か月ぐらいが多いようです。
しかしこれは一般的な平均であって、これよりも早い時期の場合もあれば遅い時期の場合もあります。
6か月検診で寝がえりをしているのかを聞かれることもありますが、その時に寝がえりをしていないからと言ってすぐにそれだけで何か問題があるというわけではありません。(いろいろなことを総合的にチェックされます)
子供の成長というのはそれぐらい成長の差があるということですね。
先輩ママの体験談を見てみても、早い子だと2か月で寝がえりを始めたのに対し、8か月で寝がえりをしたという赤ちゃんもいます。
しかもこのケースは兄弟でこれだけ差があるのですから、あまり心配しすぎないようにしましょう。
寝返りの練習は必要?
寝返りの練習をしたほうがいいのか?それともする必要がないのか?悩んでいる方は多いと思います。
結論から言ってしまうと、特に寝返りの練習をする必要はありません。
ただ、何か練習したほうがいいのではないかと焦ってしまうのも親心ですよね。
いろいろとお母さんと手足や体を使ってスキンシップをすることはいいことです。
親子の関係性も深まりますし、赤ちゃんの筋力や脳の発達にもいい刺激になるでしょう。
赤ちゃんが腰をひねったりして寝返りを打つ一歩手前まで来ている場合などは、ちょっと足を支えてあげたりしてサポートしてあげるのはいいのかもしれません。
あくまで赤ちゃんをサポートしてあげる程度にとどめて、あまり無理をさせないように注意してくださいね。
寝返りをし始めたら窒息に注意
赤ちゃんが寝がえりをし始めた時うれしいものですよね。赤ちゃんの成長を感じることができますからね。
しかしお母さんとしては喜んでばかりはいられません。
寝返りのしはじめは、うつぶせの状態から仰向けに戻ることができない、いわゆる寝返り返りがまだまだできない赤ちゃんも多いです。
寝返り返りができないということは、うつぶせ寝の状態から仰向けに戻れないということなので、赤ちゃんが布団などに顔をうずめてしまい息ができなくなる危険性があるということです。
実際に赤ちゃんがうつぶせ寝の状態で窒息してしまうということは、残念ながら珍しいことではありません。
大人用のフカフカの布団などは、赤ちゃんにとっては危険なものとなります。
もしうつぶせ寝の状態になっても窒息しないように、ベビー用の硬めの布団をきちんと使用しましょう。
また横に2つ並べたマットレスの間(隙間)に顔が埋まってしまい窒息するという事例もあるようです。
とにかく寝がえりをし始めたばかりの赤ちゃんは危険性が非常に高いです。
お母さんたちがきちんと見守ってあげることが大事になってくるということですね。
先輩ママの体験談とアドバイス
寝返りというものができたのは首が据わる時期と同じ4ヶ月頃でした
3800g超で産まれ、他の赤ちゃんよりも大きかった息子。 そんな息子は3ヶ月ちょうどのときに体をすでにひねっていました。 まだ首が据わっていなかったので、寝返りというものができたのは首が据わる時期と同じ4ヶ月頃でした。 もうすぐもうすぐ、、だけどなかなか、、そんなときもありました。 私はそのときは少し傾斜をつけました。 あくまでもほんの少しです。そうしたことによって、あと少し!というときに寝返りをしてくれていい練習になったと思います。赤ちゃんの成長の速度は個人差です。 あの子はできたのにうちは・・・なんてことはたくさんあります。 お母さんは赤ちゃんのペースに合わせて、焦らずゆっくりと見守っていくことが大切です。 その一瞬が宝物になっていくと思います。(愛知県 A.A) |
1人目の時はうつ伏せが大っ嫌いでやっとの8カ月、2人目の時は首が座ると同時の2カ月でした
1人目の時はうつ伏せが大っ嫌いでやっとの8カ月、2人目の時は首が座ると同時の2カ月でした。 1人目の時は半年検診で要指導と言われたけど、座布団等使って転がる様にしていたら、楽しさが分かったのか転がってくれました。 2人目の時は体重が軽いせいか、すぐにゴロゴロ転がってずっと目が離せなくて大変でした。 遅いのと早いの両方体験した結果、寝返りが早いと首やら腰やら、かえって心配になりました。 いつかは寝返りをすると思うので、寝返りが少し遅くて心配な方は、焦らず少しのんびりくらいが個人的にはベストだと思います。(山梨県 S.K) |
やはり赤ちゃんには硬めのベビー布団を使用するのが正しいです
赤ちゃんの首がすわったり、寝返りをしたり、ハイハイをしたりと成長をみるのは本当に嬉しい事です。 寝返りは早い子で3カ月、遅くても半年では出来るようになります。 日々の成長は育児にやる気をくれます。 ただし大事な事ははやり危険なものを避ける事だと思います。 赤ちゃんには赤ちゃん専用の物を使用し、使用方法を守り、安全には気をつけ過ぎぐらいがちょうどいいと思います。 最近、大人用の柔らかい布団で一緒に眠り、柔らか過ぎたために自力で動けずに窒息してしまう赤ちゃんが増加しているそうです。 やはり赤ちゃんには硬めのベビー布団を使用するのが正しいです。 小さい内は特に自己判断はせず、育児書なども参考にし、安全に育児をしていただければと思います。(大阪府 E K) |
上の子は4カ月の終わりくらい、下の子は5カ月くらいに寝返りをしました
二児の母です。上の子は4カ月の終わりくらい、下の子は5カ月くらいに寝返りをしました。 寝返りをしたての時は自分で戻ることができないので目が離せなくて大変でした。 ちょっとそばを離れるときは、寝返り防止まくらを買ってきてためしたりもしましたが、それを乗り越えていたりして大変だったので、自分で戻れるようになるまではラックに座らせたりしていました。 ベビーベットで寝返りすると頭をベッド柵にぶつけたり、足や手がベットの柵にはまってしまい危険だったので、ベット柵の内側を専用のマットで保護しました。 うつ伏せの状態でずっといるのは窒息の危険性などもあるので、自分で戻れるようになるまでは注意したほうがいいと思います。中には中々寝返りをしなくて心配になっている方もいるかと思いますが、私のお友達の子供は寝返りをすることなく大きくなった子もいます。 もちろん健康で立派に成長しています。他の子と比べるのではなくその子のペースで成長を見守っていてあげて下さい。(千葉県K.O) |
うちの息子は6ヶ月と2週間で寝返りしました
うちの息子は6ヶ月と2週間で寝返りしました。 大きめだったせいか、寝返りするのが遅く、初めて寝返りしたときは、とても嬉しかったです。 うつ伏せの練習をしたりしましたが、結局寝返りしたのは、寝る前にコロコロお布団の上で寝転んでいたときに急に寝返りしました。 寝返りは遅かったですが、大きめの息子はお座りが早く(5ヶ月のとき)、お座りを早くしてくれる方が母としては助かりました。 寝返りをしないからといって、焦る必要はないです。 寝返りしない方が危ないことも少ないですし。 10ヶ月で寝返りした知人の赤ちゃんもいます。 現在2歳のその子は、全く問題なく成長しています。本当に短い赤ちゃん時代の成長を楽しんでください。(神奈川県 A.K) |
まとめ
赤ちゃんが寝がえりをし始める時期は、通常生後4か月~6か月ぐらいですが、これはあくまで平均的な時期であって、赤ちゃんそれぞれに違いがあります。
2か月や3か月で寝がえりを始める赤ちゃんもいますし、8か月、9ヶ月でやっと寝返りをするという赤ちゃんもいます。
あまり神経質に心配しすぎないようにしてくださいね。
また、赤ちゃんが寝がえりをし始めた時はうつぶせ寝の状態から戻れないこともよくあります。
この時に大人用の柔らかい布団などを使っていると赤ちゃんが窒息してしまう危険性があります。
ベビー用の硬めの布団を使ったり、お母さんたち大人が赤ちゃんを見守ってあげることが大事になってきますね。