「赤ちゃんのモロー反射っていつになったら終わるの?」

モロー反射はかわいらしいものなのですが、激しいモロー反射をする赤ちゃんもいます。

自分自身のモロー反射で目を覚ましてしまうときなど、お母さんは困ってしまいますよね。

モロー反射は通常いつまで続くのでしょうか。激しい時の対処法はあるのでしょうか。

先輩ママたちの体験談を見ていきましょう。

モロー反射はいつまで続く?

赤ちゃんが両手や両足を広げてぴくつくモロー反射ですが、これは脳幹レベルの反射で、赤ちゃんが外部の刺激などに反応しておこるものです。

ちょっとしたモロー反射ならかわいくていいのですが、激しいモロー反射をする赤ちゃんの場合困ってしまうこともあります。

せっかく寝かしつけた赤ちゃんがモロー反射で起きてしまうときなどは、がっかりしてしまいます。

そんなモロー反射はいつまで続くものなのでしょうか。

先輩ママたちの体験談を見ると、新生児期から始まり生後3か月~6か月ぐらいでモロー反射はなくなるようですね。

赤ちゃん自身の個人差もあるので、生後8か月ぐらいまでモロー反射が続く子もいるようです。

モロー反射は病気ではないので、全く心配する必要はありません。

しかし「点頭てんかん(ウエスト症候群)」と症状がよく似ているので、あまりにモロー反射の回数が多い場合などは、一度かかりつけ医に相談してみてもいいのかもしれませんね。

モロー反射が激しい場合の対処法

モロー反射は、赤ちゃんによって非常に激しい場合・ひどい場合があります。

せっかく寝かしつけたのにモロー反射によって目を覚ましてしまったときなどは、正直がっくりしてしまいます。

先輩ママたちはどのように対処してきたのでしょうか。

おくるみを利用

おくるみで手足がぴくつかないようにするという方法があります。

モロー反射が激しい場合、自分自身の反応で目を覚ましてしまうことがあるので、手足が過度にぴくつかないようにするのですね。

おくるみの代わりにバスタオルなどでも代用できるようです。

大きな音を立てない

ドアが閉まる音などに反応してモロー反射を起こす赤ちゃんは多いです。

モロー反射は防御反応ともいわれているので、音に対して赤ちゃんの脳が反応しているのですね。

音に反応するということは音を立てなければ激しいモロー反射を抑えることができるということです。

赤ちゃんが寝ているときには、なるべく大きな音を出さないようにするといいですね。

先輩ママの体験談とアドバイス

モロー反射は生後6ヶ月頃(首が据わる頃)まで続きました

モロー反射は生後6ヶ月頃(首が据わる頃)まで続きました。
ゆっくり寝ていたはずなのに、ビクッと手を広げてから泣いてしまうこともよくありました。
赤ちゃん独特の現象と聞いたので、特別心配はしていませんでしたが、私もビクッと驚いてしまうことも多くありました。
泣いてしまったときは、いつも通りにあやしていました。
赤ちゃんがやっと寝たのにモロー反射で起きてしまったときは本当にがっくりしていました。
ですが、この現象を見ることができるのも半年ほどなので今思えばそれすらも楽しめたら良かったなと思います。
その頃の私は手一杯で楽しむ余裕がありませんでしたが、少し後悔しています。(奈良県 M.S)

生後半年くらいでいつのまにかしなくなっていました

モロー反射は、新生児期から見られ生後半年くらいでいつのまにかしなくなっていました。
寝ている時にいきなりモロー反射して起きてしまう事が多かったので、嫌がらなかった時はおくるみを巻いて寝かしつけてそのままベットに置いたり、手を軽い枕の下に入れてあげたりして反射を押さえたりしました。
産まれたての赤ちゃん独特の反応で、とても可愛いです。
赤ちゃんは皆がするものなので、特に心配などいりません。正常な反応です。
個人差はありますが、成長するにつれてモロー反射は見られなくなりますので、今だけの動きを楽しんで下さい。(埼玉県、S.O)

首がすわる生後4ヶ月頃にはなくなるので、時が解決してくれます

生後すぐ~3ヶ月の頃まで、寝ているときによく「びくっ」としました。
生後1ヶ月くらいまでは起きなかったのですが、それ以降は起きて泣くことがよくありました。
手が動かないように、布団の中に手を入れたり、枕をそっと片手ずつ乗せて、押さえたりしました。
首がすわる生後4ヶ月頃にはなくなるので、時が解決してくれます。
しかし、産後よれよれの身体で泣かれたりすると辛いですよね。
そんな時はとにかく手が動かないように、工夫してみてください。きっとよく寝てくれますよ。(埼玉県 S.N)

モロー反射は三ヶ月前後ぐらいまであったかと思います

うちの子は一歳になったばかりの男の子ですが、モロー反射は三ヶ月前後ぐらいまであったかと思います。
寝てる時に起きることも多く、なかなか対応しきれないことも多かったですが、できるだけ手を動かせないように押さえるようにしていました。
新生児期からモロー反射にはかなり悩まされました。
おくるみをしてみたり、バスタオルでくるんでみたりと色々試しましたが、なかなか上手くいかなかったです。
当時は大変でしたが、いつの間にかなくなっていたので、それに気付くと少し寂しいものです。
長く続くものではないので、頑張って付き合ってあげてください。

モロー反射は生後3ヶ月くらいまで続きました

モロー反射は生後3ヶ月くらいまで続きました。
ドアがバン!と音を立てて閉まる時にはビクッと反射して大泣きするので、すぐに抱き上げて背中をさすってあげると落ち着いてまた眠っていました。
普段は出来るだけ静かに過ごすようにして、テレビも消して優しいオルゴールの音楽をつけてあげていました。
この時期は睡眠不足にもなり体も思うようにならない時期なので、あまり思い詰めずに、お母さんがゆったりと過ごすことが赤ちゃんにとって一番心地良くいられるのだと思って、無理せず頑張りすぎないようにすることが大切なことだと思います。(東京都 A.H)

まとめ

モロー反射は新生児期から始まり、生後3か月~6か月ぐらいまで続くことが多いです。

これは病気ではないので特に心配する必要はありません。

しかしモロー反射が激しい赤ちゃんの場合、せっかく寝かしつけたのに起きてしまうことがあります。

そのようなときはおくるみやバスタオルを利用したり、大きな音を立てないようにしたりといった対策をしてみてはいかがでしょうか。