「あー、うー」など泣き声とは違う発声を赤ちゃんが初めてした時は、ちょっと感動しますよね。
赤ちゃんが「あー、うー」など舌を使わないで母音を発することをクーイングと言います。このクーイングはいつから始まるものなのでしょうか。また喃語などとどう違っているのでしょうか。
先輩ママの体験談から、クーイングの始まる時期や喃語へと変わってくる時期などについてみていきましょう。
目次
クーイングはいつから始まるの?
「あー、うー」などのクーイングは、早い赤ちゃんだと生後1か月ぐらいから始まるようです。
平均すると3か月ぐらいから始まることが多いようですね。
先輩ママたちの体験談を見てみても、生後1か月~3か月ぐらいにクーイングを始めた赤ちゃんが多いようです。
もちろん赤ちゃんの成長度合いは個人差があるので、もし3か月になってもクーイングを始めないからといって特に心配する必要はありません。
あまり心配しすぎないようにしてくださいね。
クーイングが始まったらどうすればいいの?
クーイングが始まったら、赤ちゃんが発声した「あー、うー」などをお母さんも同じ言葉をオウム返しをして応えてあげましょう。
そうすることでスキンシップもできて信頼関係も深まりますし、赤ちゃんのコミュニケーション能力の成長を助けることにもなります。
クーイングに笑顔で応えてあげると赤ちゃんも笑顔でお返しをしてくれることが多いようです。
赤ちゃんとコミュニケーションをとって、親子の愛情を深めていってくださいね。
喃語はいつから始まるの?
クーイングをし始めてしばらくすると、「ばぶー」などの喃語を赤ちゃんが話すようになってきます。
喃語とは「ばぶー」など多音節からなる音のことで、生後4か月~5か月ぐらいになるとクーイングから喃語へと変化してきます。
赤ちゃんが成長して、舌を使って話すことができるようになってくるのですね。
喃語も色々な段階があり、
クーイング⇒母音を使った喃語⇒子音を含む喃語⇒反復する音の喃語⇒より明瞭な喃語⇒意思伝達ができるような発声
というように徐々に成長してきます。
クーイングの時と同じように、オウム返しをしてあげたり、たくさんしゃべりかけてあげたり、笑顔で応えてあげたりして、赤ちゃんとコミュニケーションをしてあげてくださいね。
先輩ママの体験談とアドバイス
2人とも、クーイングは1ヶ月過ぎてからでした
2児の母親です。 2人とも、クーイングは1ヶ月過ぎてからでした。 目を見て話かけると、応えるように、「あー」とか「うー」とかよく声を出していました。 なるべく手が空いている時は、話しかけるようにしていました。 それから、6ヶ月くらい頃から喃語を発するようになり、8ヶ月頃から特に増えてきました。 うちの場合は、上の子の方が言葉が早く、1歳前には「ママ」「マンマ」は言っていました。 上の子の時は、最初の1、2ヶ月は、自分に余裕がなく、私の笑顔が少なったのか私が話かけるより、実家の父や母が話しかけるほうが喜び、笑顔でした。 それに気づいた時に、すごくショックで落ち込みましたが、それからは、笑顔で話しかけることを心がけるようにしました。 それからは、私にも笑顔で応えるようになってくれて、うれしかったです。 (福岡県 K.K) |
生後2ヶ月を過ぎた頃からクーイングが始まり、3ヶ月の時には喃語になりました
生後2ヶ月を過ぎた頃からクーイングが始まり、3ヶ月の時には喃語になりました。 目が見えるようになってきたきらか、はっきりとした色合いの物を見せたり絵本を読んだりすると大きな反応が。 私の子は赤色を見せるとご機嫌に。 喃語の頃は話かけてくるような口ぶりだったので、お話をしている気分で「そうだね~」「そっかー」とお返事を。 喃語が出たといっても、やっぱり赤ちゃんが何を言っているか聞き当てることはお母さんだって難しいのが本当のところだと思います。 お母さんには解るのよね~なんて軽く言われますが、そんなことない!解らないものは解りません(笑) わが子が何か一生懸命に伝えようとしている気持ちを汲もうとするだけでも充分。 そっか~、とわかったフリしたり、勝手にアテレコして会話にしてみる遊びは楽しいですよ。(埼玉県I.N) |
三ヶ月してから「あー、アクア」など、声を出すようになりました
三ヶ月してから「あー、アクア」など、声を出すようになりました。 初めは1度言って終わりと言う感じでしたが、徐々に回数も増え、ママの声掛けにも声を出して答えてくるようになり、笑う時も声を出すようなりました。 声を出す時期はそれぞれだと思います。 焦らず毎日少しでも子供に声をかけてあげることが大切だと思います。 そして、声を出してくれたらそれに対して褒めてあげたり、会話してあげるとまた反応が変わってくるので喜びが倍増すると思います。(静岡県A.K) |
娘は生後2ヶ月の頃からクーイングを始めました
娘は生後2ヶ月の頃からクーイングを始めました。 こちらが話しかけると「あー!」とお返事してくれてとても可愛かったのを覚えています。 生後4ヶ月の頃からは「んまんま!」など、どんどんと喃語に変わっていきました。 なので成長としては娘は早い方だったのかな?と思います。 クーイングはとても可愛くて愛おしいものですよね。 私も一生懸命おしゃべりしてくれる娘の姿を見て、愛おしさが止まらず涙が出た事も多々ありました。 お母さんも優しく楽しくお返事をしてあげて、2人で会話を楽しむ事がこの時期の赤ちゃんに必要な事ではないかなと思います。 可愛い時期は一瞬で過ぎて行きますので、クーイングもビデオなどにおさめておく事をオススメします!(大阪府 A.S) |
3か月くらいから、「うー、あー」がしっかりしてきたと思います
3か月くらいから、「うー、あー」がしっかりしてきたと思います。 話かけても、とくに反応はなく、私の独り言になってました。 9か月になり、はじめての言葉は「どーぞ(どーじょ)」でした。ミルクが欲しかったときで、意味は違っていましたが(笑) 赤ちゃんは何をいっているのかいつもわからず、常に不安でした。 9か月くらいから少しずつ、単語がでてきて、とても早いほうだったのだと思います。 毎日、常に話しかけていたのが、よかったのかなと思います。 大きくなった今では、たくさんのことを毎日お話ししてくれます。 泣いてばかりで、不安なときもあるかと思いますが、楽しいことや、大きくなったら一緒にしたいことを、毎日話しかけてあげてくださいね。(宮城県 K.F) |
まとめ
「あー、うー」などのクーイングは、早い赤ちゃんだと生後1か月ぐらいから始まり、平均すると3か月ぐらいには多くの赤ちゃんがクーイングを始めているようですね。
その後4か月・5か月ぐらいになると、ちょっと複雑な「ばぶー」など多音節からなる喃語へと変化してきます。
クーイングや喃語を赤ちゃんが発した時は、オウム返しをしてあげたり、何かをしゃべりかけたりしてあげましょう。
しゃべりかけることで赤ちゃんの脳やコミュニケーション能力の成長を促すことができるようです。
たくさん笑顔で赤ちゃんにしゃべりかけて、愛情を深めてあげてくださいね。