「あれっ、赤ちゃんのほっぺが赤くなっている!?何かの病気なの?」
赤ちゃんのほっぺが赤くなることを経験したお母さんは多いのではないでしょうか。「リンゴ病なの?アレルギーなの?」と思ってしまうこともありますよね。
先輩ママたちは、赤ちゃんのほっぺが赤くなったときどのように対処してきたのでしょうか。見ていきましょう。
目次
ほっぺが赤くなる原因と対処法
乾燥
赤ちゃんの肌はとても敏感で繊細なものです。ちょっとした刺激でも異変が起こってしまうことがあります。
特に赤ちゃんの肌は乾燥に弱いです。
お肌の水分量も大人と比較して少ないですし、皮脂の量も少ないです。
先輩ママの体験談を見てみても、ほっぺが赤くなったので病院に行ったら乾燥していると診断されたというものが多いです。
乾燥でほっぺが赤くなっているときは、きちんと保湿してあげましょう。
特にお風呂に入った後などはかなり乾燥が進んでしまうので、ベビーローションやワセリンで保湿をしてあげてくださいね。
急な温度変化
秋口から冬にかけて急激に気温が変化する日が増えてきます。
急激な温度変化は赤ちゃんのほっぺを赤くすることがよくあります。
寒い冬の時期に外から帰宅して暖かい部屋に入った時に、ほっぺがポカポカすることがありますよね。
これと同じで赤ちゃんのほっぺが温度変化によって赤くなっているということです。
急な温度変化でほっぺが赤くなるのは、血管が拡張しているだけです。特に何か問題があるというわけではありません。
何もせずそのままにしておいて問題はありませんが、同時に乾燥していることもあるので保湿を忘れないようにしてあげてくださいね。
アレルギー
アレルギー反応が出た赤ちゃんは、様々な場所が赤くはれた状態になります。
そのアレルギー反応がほっぺに表れることがあるのですね。
ほっぺが赤くなるのがアレルギー反応かどうかは病院で診察してみないとはっきりとはわかりません。
ただ、同じ食材を食べた時にいつもほっぺなどが赤くなるという場合は、アレルギー反応を疑ったほうがいいと思います。
そんな時は一度きちんと病院でアレルギー検査を受けてみてください。
乳児湿疹
生後間もない赤ちゃんは、乳児湿疹が出てしまうときがあります。
乳児湿疹は、その名の通り乳児に出る湿疹の総称となっています。
乳児湿疹は、特にお薬を塗るという必要はなく、清潔にしてあげて、保湿をしてあげることが大事になってきます。
お風呂上りなどはワセリンやベビーローションなどできちんと保湿してあげましょう。
リンゴ病
ほっぺが赤くなる病気といえばリンゴ病が有名です。
リンゴ病は正式には「ヒトパルボウイルスB19型」による「伝染性紅班(でんせんせいこうはん)」という病気のことです。
感染力があまり高くないのでそれほど大流行するという病気でもないのですが、まれに保育園や幼稚園などで飛沫による集団感染を起こすケースがあります。
赤ちゃんが上の兄弟・姉妹から病気をもらうということも考えられますね。
リンゴ病でほっぺが赤くなるのはすでにピークを過ぎてウイルスの活動が弱くなっている時期です。
特に特効薬があるわけではないので、安静にすることで自然に治癒することがほとんどです。
大人の約半数がリンゴ病の免疫を持っているので、子供の頃に知らず知らずのうちに感染しているケースも多いのでしょうね。
特別怖い病気ではありませんが、風邪のような症状が出てほっぺが赤くなった時は念のため病院を受診しましょう。
妊娠中にリンゴ病に感染すると流産の危険性もあるので、気を付けてください。
先輩ママの体験談とアドバイス
ほっぺた以外には症状がなかったため、りんご病ではありませんでした
娘が9カ月くらいの寒い日でした。両方のほっぺたが赤くなり、やや乾燥した状態でした。 その頃、上の子の幼稚園で伝染性紅斑(りんご病)がはやっていたため念のため受診。 ほっぺた以外には症状がなかったため、りんご病ではありませんでした。 赤ちゃんの皮膚は薄いから、寒暖差のあるところを行き来すると赤くなりやすいとのことでした。 乾燥してるから保湿剤を塗ってあげるとよいと言われたので、自宅にあったベビー用のワセリンを塗って対処しました。 赤ちゃんのほっぺが赤いのは、単に感想や季節的なものだけではありません。 私の場合は違いましたが伝染性紅斑や発熱している場合もあります。 ほっぺただけでなく、機嫌や発疹などはないかなど全身の状態を観察してあげることが大切です。 |
寒くなると乾燥するからと医師より保湿剤を処方され良くなりました
赤ちゃんが生まれて半年がたった初めての冬の頃でした。 今までつるつるだったほっぺが赤く、カサカサしているのに気が付きました。 痒いのか、顔を触るしぐさや引っ掻く様子もあったので病院に連れて行きました。 寒くなると乾燥するからと医師より保湿剤を処方され良くなりました。 今まで赤ちゃんを育てたことがないと、色々な症状で不安に感じてしまうことも多くあるとおもいます。 赤ちゃんが辛そうであれば、迷わず小児科を受診することをお勧めします。 下手に民間療法で悪化するケースもあるので注意です。 |
娘の場合は温度変化が原因で赤くなっているようでした
我が家の娘は1歳を過ぎるまでほっぺがずっと真っ赤でした。 冬場は更に真っ赤になり、最初は熱でもあるのかな?と心配になった時もありましたが、娘の場合は温度変化が原因で赤くなっているようでした。 ですが、冬場は温度変化とは別に肌が乾燥もしていましたので、乾燥が原因で赤くなっている時もありました。 そんな時は保湿をしっかりとしてあげると、少し赤みが引きました。 赤ちゃんのほっぺが真っ赤だととても可愛いですが、少し心配にもなってしまいますよね。 赤ちゃんの肌は薄いのですぐに赤くなるようになっているそうなので、熱がない限りはあまり心配する事はないかなと思うのですが、気をつけてあげたいのは乾燥や湿疹などで赤くなっている場合です。 こういった場合は、保湿クリームを塗ってあげるだけでかなり良くなります。 これからの冬場は特に乾燥しがちなので保湿を心がけてあげて下さいね。(大阪府 A.S) |
薬は市販のポリベビーや病院でもらったワセリンのような物をぬってました
生後3か月ぐらいまでは結構ほっぺが赤くなることがありましたが、それ以降になるとだんだん落ち着いてきました。 薬は市販のポリベビーや病院でもらったワセリンのような物をぬってました。 私の子供もほっぺがすごく赤くなってましたが、今はだいぶ落ち着きました。 ほっぺの赤身がそんなにひどくなければそんなに心配はいらないと思います。 病院でもらったワセリンなどぬっておくと皮膚を保護してくれるのでよだれやミルクなどはじいてくれます。 病院でもらう薬は口に入っても目に入っても大丈夫なやつなので安心です。(神奈川県K.K) |
空気が乾燥してきたことで、乾燥して赤くなっているということでした
ほっぺが赤くなったのは、生後6ヶ月のころです。 初めての子どもだったので、対処というよりはすぐに病院へ連れて行きました。 具合も悪そうでは無かったし、元気に離乳食も食べていたのですが、その離乳食でのアレルギーもあるのかと思ったからです。 結果は秋になり空気が乾燥してきたことで、露出しているほっぺも乾燥して赤くなっているということでした。 病院からは保湿剤をだしてもらってその日に塗り始めたら、次の日にはよくなっていました。 病院の先生に聞いたところ、特別アトピーとかそういう肌のトラブルがない限りは、市販の保湿剤で大丈夫とのことでした。 私もお風呂上がりにぬっていたのですが、空気が乾燥してきたあたりには朝夕、様子を見て出かけたりとかしたときにはその都度塗ってあげることが大事とのことでした。(岩手県Y.F) |
まとめ
赤ちゃんのほっぺが赤くなる原因は、「乾燥」「急な温度変化」「アレルギー」「リンゴ病」などが考えられます。
乳児湿疹などはポツポツっと湿疹ができますが、これらは全体的にほっぺが赤くなるという違いがありますね。
特に多いのは、「乾燥」によりほっぺが赤くなるということです。
赤ちゃんのお肌は大人より水分量や皮脂の量が少ないので乾燥しやすいです。
お風呂上りなどは特に乾燥が進みますので、きちんとベビーローションやワセリンなどで保湿してあげてくださいね。