つかまり立ちを赤ちゃんがし始めると、転んで頭を打ったりしないかとてもハラハラさせられてしまいます。
そんな赤ちゃんのつかまり立ちですが、生後何か月ぐらいからし始めるものなのでしょうか。
また転んで頭を打ったりする事故防止対策のために、どのような方法があるのでしょうか。
先輩ママたちの体験談を見ていきましょう。
つかまり立ちの時期はいつから?
赤ちゃんは、ずりばい⇒ハイハイ⇒つかまり立ち⇒伝い歩きと徐々に段階を踏んで成長していきます。
平均的な赤ちゃんでは、生後8か月ぐらいでつかまり立ちをし始めることが多いようです。
しかしこれはあくまで平均であり、赤ちゃんの成長度合いによって全然違ってきます。
先輩ママたちの体験談を見ても、5か月や6か月でつかまり立ちを始めた赤ちゃんもいれば、10か月になってつかまり立ちを始めた赤ちゃんなどいろいろです。
もしつかまり立ちの時期が平均よりも遅くても、特に心配する必要はありません。
ゆっくり成長しているだけですので、のんびりと赤ちゃんを見守ってあげてくださいね。
つかまり立ちでケガをしないための対策
つかまり立ちをし始めたばかりの赤ちゃんは、当然のことですがふらふらとすぐに転んでしまいます。
周囲に危険なものを置かない
そのとき周りにテーブルやいすがあると、その角で顔や頭をぶつけてけがをしてしまうことは珍しくありません。
テーブルや椅子などをなるべくどかしておくか、角で頭や顔を打たないようにクッション材を巻いておく必要があると思います。
特にガラスのテーブルなどは大けがの恐れがあるので、特に注意してくださいね。
床にはクッションを
床にも注意が必要です。
特にフローリングやタイルなどの床の場合、赤ちゃんが転んで頭を強打してしまう危険性があります。
パズルマットなどのクッションシートを敷いておくと、赤ちゃんが転倒した時でもかなり衝撃を吸収してくれるのでお勧めです。
できれば床一面に敷き詰めておくといいのですが、最低限赤ちゃんがよくつかまり立ちをする周辺にはクッションを敷いておきたいですね。
つかまり立ちが早すぎるとO脚になるの?
つかまり立ちが早いとき
あまり早い時期に赤ちゃんがつかまり立ちを始めると、まだまだ関節が体重を支え切れずにO脚になってしまうことがあるとよく言われますが本当なのでしょうか。
これについてはあまり心配する必要はないようです。
もともと赤ちゃんはO脚になることが普通であり、成長過程で徐々に自然に矯正されてくることが通常です。
歩き始めの赤ちゃんはほとんどが生理的な「O脚」です。1歳半から2歳あたりから徐々に治り、3歳から4歳で逆にX脚になります。その後徐々にX脚がとれ、6~7歳でほぼ落ち着きます。生理的O脚の場合、治療はほとんど必要ないでしょう。
ですので、つかまり立ちの時期が早くともそれほど問題はないでしょう。
つかまり立ちが遅い時
逆につかまり立ちが遅い時、練習をしたほうがいいのではないかと考えるお母さん方も多いようです。
つかまり立ちの練習は、赤ちゃんの体に負担が大きいのでする必要はないと思います。
腰や足に過度な負担がかかってしまいますし、転んだ時のケガも心配です。
赤ちゃんは自分のペースで徐々に成長をしていますので、ゆっくりと赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。
先輩ママの体験談とアドバイス
つかまり立ちは生後10ヶ月頃し始めました
1歳の息子がいるのですが、つかまり立ちは生後10ヶ月頃し始めました。 転倒して頭を打つのが怖かったため、つかまり立ちをしているのを見てすぐにパズルマットを購入し、家の床全面に敷きました。 テーブルや家具の角にもクッション材を巻きました。 そのお陰で頭を打つことなく、今は走り回るまでに成長しました。 おぼつかない感じでつかまり立ちをしている姿は愛らしくもありますが、とても心配でした。 転んで上手になると聞いたことがあるので、転んでも怪我をしないようにする事が大事だと思います。 そのためにもパズルマットやクッション材は必要不可欠です。 しっかり歩き出した後もパズルマットは使えるのでオススメです。(岐阜県 Y.M) |
長男がつかまり立ちしたのは、5ヶ月くらいのときでした
長男がつかまり立ちしたのは、5ヶ月くらいのときでした。 ハイハイをし始めたなーと思ったら、急に机につかまって立ち上がったのでビックリしました。 そこから歩き出したのも8ヶ月と早かったですね。 1歳になるころには、公園でジャングルジムにのぼって、周囲を驚かせていました。 長男は、好奇心が人一倍強かったので、自分で歩きたいという気持ちも強かったのでしょう。 今は小学二年生になりましたが、学年で一番の俊足を誇っています。 長男はつかまり立ちが早かったですが、長女は標準でした。 ですが、なぜか足は速く、毎年リレー選手に選ばれています。 つかまり立ちは、そのうちほっておいてもします。 あまり考えずに、楽しみに待っていてください。 |
フローリングは滑るしぶつけると痛いので、なにかひかないと本当に危険です
1人目は8ヶ月、2人目は6ヶ月でつかまり立ちを始めました。 2人目は割と早い方だったので心配しましたが、とくに足腰に異常はありませんでした。 ただ、2人ともテーブルにつかまって、バランスを崩して、頭やあごをぶつけることがあったので、角が尖っていたりするテーブルは、クッションシートなど貼ると安全です。 今は100均にも売ってます。 成長は個人差なので遅くても焦る必要はありません。 本人のやる気次第でいつの間にか始めますので、無理に練習することはないでしょう。 始まったら怪我することが増えるので、家具、床へ対策をすることが必須です。 我が家は、テーブルに口元をぶつけて、口の中を切って流血しました。 フローリングは滑るし、ぶつけると痛いので、なにかひかないと本当に危険です。(北海道 Y.N) |
回りに大量にクッションを敷き詰めて痛くないようにしました
私の子供は生後半年から何かにつけて段差のあるところを掴んで立とうとしていました。 私の体や手に捕まって立とうとときはさろ転ばないように支えていたのですが、ちょっと目を離した隙に机やベッドを掴んで立とうとしていました。 その時は回りに大量にクッションを敷き詰めて痛くないようにしました。 最初は怖くて私以外で立とうとする時は止めて座り直させていたのですが、途中で気持ちを切り替えてあちこちで立たせるようにしました。 そうすると直ぐに上手に立てるようになったので、危なくない範囲では好きにさせてもいいかと思います。(岡山県、M・M) |
結構遅かったように思います。10ヶ月は過ぎていました
私の娘はつかまり立ちも結構遅かったように思います。10ヶ月は過ぎていました。 転倒したりとかはそんなに無かったですが、自宅の中につかまれるような場所が今思えば少なかったのかなとも感じます。 つかまれる場所を作ってあげるのも一つかなと思いました。 立つのが遅くても全く焦る必要は無いと思います。 娘はつかまり立ちも歩行も全部遅かったですが、今や走るのも他の子よりもはるかに速いです。 義理の母から自宅で使える手押し車をクリスマスにもらいましたが、歩く前につかまり立ちをしそうな段階で買ってあげても良かったのかなと思います。 支えて立つ練習にもなるので。(大阪府 Y.O) |
まとめ
赤ちゃんのつかまり立ちは、平均すると8か月ぐらいから始める子供が多いようです。
しかしズリバイやハイハイと同じように、赤ちゃんの成長スピードはそれぞれなので、もしつかまり立ちの時期が遅くともそれほど心配する必要はないでしょう。
赤ちゃんがつかまり立ちを始めると転んでけがをする危険性が大きくなります。
テーブルの角にクッション材を巻いてあげたり、フローリングの床にクッションシートを敷いてあげたりして、大きな事故を防いであげてくださいね。