「赤ちゃんがずりばいをしないけど、普通はどれくらいの時期からするの?」
同年代の子供がずりばいをしているのに、自分の子供がなかなかずりばいをしないときは焦ってしまいますよね。
一般的に赤ちゃんはいつぐらいからずりばいを始めるのでしょうか。またどのような練習方法があるのでしょうか。
先輩ママの体験談からみていきましょう。
目次
赤ちゃんのずりばいはいつから?
赤ちゃんが初めて動き出す瞬間は、忘れられない瞬間になりますよね。
多くの赤ちゃんは、「ズリバイ」⇒「ハイハイ」⇒「つかまり立ち」⇒「伝い歩き」といった段階を踏むのですが、最初のずりばいをするのは、どれくらいの時期になるのでしょうか。
これは赤ちゃんん成長により違いが大きいのですが、6か月~8か月ぐらいが標準的な時期になるようです。
先輩ママの体験談を見てみても、これぐらいの時期が多いようです。
ただもちろん「ずりばい」が遅い赤ちゃんもいますし、なかには「ずりばい」をせずに「ハイハイ」をする赤ちゃんもいます。
ですので自分の子供のずりばいが遅いからといって、特に焦る必要はありません。
ゆっくりとお子さんの成長を楽しんでくださいね。
ずりばいの練習方法
それほどずりばいの時期にこだわる必要はないのですが、赤ちゃんの成長を促すためにいろいろなことをすることは悪いことではありません。
特にずりばいは、筋肉を自然に鍛えたり、脳の成長を促す効果があるとも考えられています。
赤ちゃんが寝がえりができ、うつぶせの状態に自由になれるようになったら、ずりばいができる状態なので練習をしてもいいと思われます。
それでは、ずりばいの練習方法にはどのようなものがあるでしょうか。
お母さんが呼んであげる
赤ちゃんがうつぶせの状態になっているときに、ちょっと離れた位置でお母さんが「こっちだよー」などと言って呼びかけてあげることは、ずりばいの練習になることがあります。
簡単にずりばいをしてくれるというわけではありませんが、赤ちゃんの機嫌がいい時に試してみるといいのではないでしょうか。
おもちゃで呼んでみる
赤ちゃんの好みのおもちゃを、赤ちゃんからちょっと離れた位置に置いてみるという方法もあります。
好みのおもちゃをとるために、自然と赤ちゃんがずりばいをするということがあるのですね。
実際に赤ちゃんにお母さんが呼びかけたり、おもちゃで呼びかけたりというずりばいの練習をした先輩ママもたくさんいます。
赤ちゃんの無理のない範囲で、練習してみてはいかがでしょうか。
先輩ママの体験談とアドバイス
6カ月から7カ月のころにずりばいのような動きを始めました
6カ月から7カ月のころにずりばいのような動きを始めました。 体が大きく、体重も多いため同じ月例のお子さんと比べると少し動きが鈍かったのかもしれません。 体をむくっと腕の力で支えはじめたとおもったら、前ではなく後ろにどんどん下がっていっていました。 後ろずりばいもあるんだなとそのときはじめて知りました。 ずりばいを特に教えるということはしませんでした。 後ろにずりばいしていくのが最初だったので、何か物を取りたくて動き始めるという感じではありませんでした。 動き始めると一気に体つきもしまってきました。 ずりばいの開始が遅くなっても、個人差の激しい時期なので気にしなくていいと思います。(宮城県 S・S) |
ずりばいは、下の子は本当に遅かったと思います
ずりばいは、下の子は本当に遅かったと思います。 でも、遅くても何の問題も心配もありませんでした。いつか出来るしと、軽く思っていました。 うちは練習などはせず、上の子が遊びながらこっちだよー、とか言いながら呼んで遊びの延長線という感じでした。 他の赤ちゃんと、とくに月齢が近かったりすると、いやでも比べたくなるときもありますが、大丈夫です。 それぞれお子さんのペースがあるので。 みんな同じだったら怖いですよね。 ママもみんな違うのだから、お子さんのペースも違くていいのです。(群馬県 H、T) |
半年くらいの時にずり這いしたと思います
半年くらいの時にずり這いしたと思います。 注意点はどこまでも行くので危険な物をきれいに片づけることです。 目が離せないのでまずは部屋の掃除からしました。 下になるべく物を置かないように心がけました。 成長は子供それぞれなので問題ないです。 子供の成長のスピードはそれぞれなので遅いからと焦ることは全然ないです。 むしろずり這いすると大変なのでゆっくりでいいよーと思われた方が楽かと思います。 練習は寝返りしてうつ伏せの状態から「お気に入りなおもちゃを持っておいでー」とやっていました。 |
上の子は好奇心旺盛で何か見つけるとそれを手に取るためにずりばいしました
年子の娘が二人います。 上の子は好奇心旺盛で何か見つけるとそれを手に取るためにずりばいしました。 下の子は自分の興味が先で、ベッドメリーをいつまでも飽きずに見ていたりして動きませんでした。 ずりばいもすごく遅かったです。 上の子は何もかも早くて1歳前には立って歩いていました。 下の子は反対に1歳半を過ぎても立って歩きませんでした。 何かにつけて遅い下の子にとても心配しました。 1歳になってもずりばいさえなかなかしないで、どんと座ったままずっと自分の気に入ったおもちゃで遊び続ける下の娘はずいぶん心配しました。 でもそれは生まれ持った性格がなせる事だったと今になってわかります。 おもちゃを目の前に持って興味を持たせ、少しずつ後ろに下がってずりばいを促しましたが、それも好奇心旺盛な上の子は早く、自分の興味にこだわりがある下の子は遅かっただけで性格の問題だったと思います。 大きくなった今でも上はせっかちで下の子はおっとりしています。 親にとって今は大きな問題だと感じても、子供が大きくなれば懐かしい思い出になります。 心配いりませんよ。それは個性だと思って長所を伸ばしてあげてくださいね。(愛知県 K.Y) |
8ヶ月終わり頃には部屋から部屋への移動まで出来るようになりました
8ヶ月になってからうつ伏せになり体をバタバタと動かし始めました。 その後少しずつ前に進めるようになり、8ヶ月終わり頃には部屋から部屋への移動まで出来るようになりました。 赤ちゃん本人が自分で動きたがるので、泣いているとき以外はなるべく床の上で好きに動かしてあげるようにしていました。 ただ、朝私が目を覚ますと隣の部屋に移動していて掃除機の下敷きになっていたことがあったので、バリケードを作ったり扉を閉めたりしてしっかり対策する必要があると感じました。 私の息子は8ヶ月でできるようになりましたが、甥は1歳になってできる様になりました(つたい歩きの方が先にできてしまい、ずりばいの必要がなかったのかもしれません)。 個人差はかなり大きいと思います。遅い早いをあまり気にしない方がいいかと思います。 気になる方は検診のときに保健師さんや小児科の先生に相談してみるといいかもしれません。 妹は甥がずりばいをしないことを相談して、いろいろと練習方法などを教えてもらったそうです。(長野県 M.H.) |
まとめ
赤ちゃんのずりばいは、ハイハイの前段階と言われていますね。
ずりばいを始める時期はおおよそ6か月~8か月ぐらいとよく言われますが、これは赤ちゃんによって成長度合いに違いがあるので、ずりばいを始める時期が遅いからと言って焦る必要は特にありません。
見た目の成長が遅くても赤ちゃんはしっかりゆっくりと成長していますので、焦らずに見守ってあげてくださいね。