赤ちゃんに突然たくさんの湿疹ができるとびっくりしてしまいます。

病院で診察を受けると、その湿疹がじんましんだったということはよくあることです。

それではどのような原因でじんましんができ、どのように対処すればいいのでしょうか。

先輩ママの体験談から見ていきましょう。

じんましんの原因とは?

まずじんましんとはどのようなものなのでしょうか。

じんましんとは

蕁麻疹(じんましん)とは、蕁麻(じんま)(イラクサ)という植物の葉っぱに触れた時にできる、かぶれたような症状に似ていることからそう呼ばれています。

普通の湿疹とはちょっと見た目が違い、蚊に刺されたときのような真ん中が平らな膨疹であることが特徴となります

このじんましんの原因はどのようなことが考えられるでしょうか?

じんましんの原因

じんましんは大きく分けて、アレルギー性のものと非アレルギー性のものに分けることができます。

アレルギー性のじんましん

アレルギー性のじんましんは、「食物アレルギー」、「植物等のアレルギー」、「薬アレルギー」によるものなどがありますが、赤ちゃんの場合は「食物アレルギー」によるじんましんが多いと思います。

赤ちゃんの頃は、赤ちゃん自身がどのような食べ物にアレルギーを持っているのか把握できていないケースもよくあります。

五大アレルギーと呼ばれる「小麦、ソバ、乳製品、卵、落花生」だけでなく、いろいろな食べ物にアレルギー反応を起こす子供はたくさんいます。

じんましんが出たという赤ちゃんは、一度病院でアレルギー検査をして、アレルゲンを調べておくことが必要になってくるでしょうね。

非アレルギー性のじんましん

非アレルギー性のじんましんは、下着がこすれるなどの摩擦、下着のゴムなどによる圧迫、暑さや寒さ、日光、発汗などによって引き起こされます。

また、原因不明のじんましんも多いです。

じんましんの原因はさまざまなので、原因を少しでも特定するために、赤ちゃんがどのようなときにじんましんになったのかをよく観察し、覚えておくことが大事になってきます。

病院に行きましょう

じんましんの原因は様々です。ですので私たち素人ではその原因を特定するのは難しいです。

正直なところ、一般の病院でもそのはっきりとした原因を突き止めるのは難しいようです。

ですのでじんましんを繰り返す場合などは、できればアレルギー専門の病院できちんと検査をしたほうがいいのではないでしょうか。

アレルギーは呼吸困難など重篤な症状が出ることもありますので、早めに赤ちゃんのアレルゲンを知っておくということが必要になってくるのではないでしょうか。

先輩ママの体験談とアドバイス

アレルギー専門の医師がいる小児科を事前にリサーチしておくことをお勧めします

夕方、お風呂に入れようとして裸にしたところ、背中に赤い斑点がでており、みるみるうちに全身に広がっていきました。
本人はいたって元気でしたが、焦って夜間も診療している病院へいくと、アレルギーでしょうと。
次の日アレルギー専門の病院へ行き、アレルギー症状が出ていると正確な結果が出ないためと1週間後検査をすることに。
結果、ハウスダストでした。
どうやらお昼寝で祖母からもらった毛布を使ったのがまずかったようでした。
急に赤い斑点がでて焦りますが、本人が元気そうで、吐いたりという症状がなければ、病院で対処できることがないようなので、思い当たる食べ物などの目処をつけておき、アレルギー専門の医師がいる小児科にいってきちんと検査してもらうとよいです。
そこで他にアレルギーはないか調べてもらえるので全部わかります。
アレルギー専門の医師がいる小児科を事前にリサーチしておくことをお勧めします。(北海道Y.N)

皮膚が弱い子は、アレルギー反応が出やすいようです

6か月のころに、全身にじんましんが出ました。離乳食に牛乳を混ぜたときです。
乳アレルギーでした。小児科に連れていき、乳を除去することで、じんましんが出ないように気を付けていました。
皮膚が弱いので、皮膚科にも通っていました。
皮膚が弱い子は、アレルギー反応が出やすいようです。
乾燥でのかゆみでかきむしったときもじんましんがでます。
乾燥肌対策をすることで、じんましんが減り、アレルギーにも強くなってきました。
だんだん強くなってくるので大丈夫です。(奈良県 S.S)

じんましんが出たらまず病院に行くことをおすすめします

1歳の時に大人用にイカリングをつくっておいたらそれをむしゃむしゃ食べていて食べながらお腹をポリポリかいていたので見てみたらじんましんがブワーと出ていました。
すぐに病院に行ったのですが休診でどーしようか迷ってるうちに首や足にも出てきて1人でパニックになりました。
結局そのあと違う病院の救急にかかり薬をもらいました。
イカアレルギーだったのかな。
じんましんが出たらまず病院に行くことをおすすめします。
自分では判断できないし、もしかしたら呼吸困難になる場合もあるので、行った方がいいかと思います。
あと初めて口にする食べ物はなるべく昼間にあげた方がいいです。
あたしの場合は夜だったので病院がほとんどやっていませんでした。(愛知県K.H)

乾燥が原因でかゆみがあって、こすれてじんましんが出ると言われました

1歳のころから朝起きて、目をこすると、目の回り全体にじんましんが出るようになりました。
皮膚科に連れていくと、目の周りの乾燥が原因でかゆみがあって、こすれてじんましんが出ると言われました。
塗り薬をもらい気を付けることで、ほとんどでなく出なくなりました。
夜寝る前に、乾燥対策をすることで、じんましんを防ぐことができるとわかりました。
手が汚れているときに、顔をこすると今でも出ます。
じんましんは出ないように、顔をさわらないように、常に気を付けることで防ぐことができます。(福岡県 Y.A)

体調が優れないときにも出ると言われました

息子が11ヶ月のとき、じんましんになりました。
きっかけぎ分からず、皮膚科に行くと、体調が優れないときにも出ると言われました。
その頃、息子は風邪ぎみだったので、それが原因だと確信しました。
じんましんは特に薬はないようです。
ほんのちょっとのプツプツでもお子様のことは気になって仕方ないですよね。
第一に考えられるのが、食べ物のようです。
今まではアレルギー反応がなくても、急にじんましんが出て、アレルギーになってしまうということもあるそうですよ。(宮城県 S.H)

まとめ

赤ちゃんにじんましんが出るととても驚きます。じんましんは一気に広がることがあるのでパニックにならないようにしてください。

じんましんの原因は、アレルギー性のものと非アレルギー性のものがあります。

アレルギー性のじんましんは、原因となっているアレルゲンを排除することで予防することもできます。

アレルギー検査をすると赤ちゃんのアレルゲンがわかりますので、一度アレルギー検査をしてみることをお勧めします