「赤ちゃんのお風呂用浮き輪は危険だから使わないほうがいい?」

スイマーバなど、赤ちゃん用浮き輪をお風呂で使っている方、これから使おうかと迷っている方はたくさんいると思います。

赤ちゃんがおぼれてしまうなどの話を聞くと、使っていいのかどうか迷ってしまいますよね

先輩ママたちは赤ちゃん用浮き輪をお風呂でどう利用してきたのでしょうか。見ていきましょう。

赤ちゃんのお風呂用浮き輪ってどんなもの?

赤ちゃん用浮き輪は、大きく分けて「首掛式の乳幼児用浮き輪」と「足入れ式浮き輪(浴槽用浮き輪)」の2種類ががあります。

首掛式の乳幼児用浮き輪

首掛式の乳幼児用浮き輪は、スイマーバという商品名で販売されています。

このスイマーバを使う際の注意点としては、絶対に赤ちゃんから目を離さないということです。

お母さんがシャンプーをしているちょっとした時間に事故が起こるということも実際にあります。

ちょっとだから大丈夫だと考えないで、赤ちゃんから目を離さないことが必要となってきます。

消費者庁と(独)国民生活センターが「気を付けて、浴槽での首掛け式浮き輪の事故!!」を公表しています

平成24年7月27日の公表後も同種の事故が6件、消費者庁に寄せられました。被害者は、全て1歳未満。いずれも浴槽で発生しています。

【事例1】空気は7割くらい入れて使っていた
【事例2】母親が洗髪中に鼻が塞がった状態になった   
【事例3】おむつ等の準備のため、1分ぐらい、浴室を出た
【事例4】ミルクの準備のため2分位、浴室を出た

乳幼児を入浴させる際は、例え御機嫌でも、保護者の皆さんは一瞬でも乳幼児から目を離してはいけません。

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足入れ式浮き輪(浴槽用浮き輪)

足入れ式浮き輪(浴槽用浮き輪)をお風呂で使用する方は最近あまりいないのかもしれません。

お風呂用浮き輪といえば、スイマーバのような首掛け式浮き輪を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

しかしこちらの足入れ式浮き輪(浴槽用浮き輪)も、ちょっと目を離したすきに転覆する危険性がありますので、注意が必要です。

浴槽用浮き輪とは

 浴槽にすっぽり入る大きさのほぼ四角い浮き輪の真ん中にパンツ型のシート部分がついており、そこに足を通して座った状態で浮くことができる浮き輪。お風呂用浮き輪やバスフロートなどいろいろな呼称がされているが、ここでは「浴槽用浮き輪」と呼ぶ。

消費者への注意

 事故は保護者がほんの少し目を離したすきに起きている。乳幼児を浮き輪に入れたまま一人で浴槽に入れておいてそばを離れたり、親の洗髪等により目を離して使用したりすることは極めて危険であり、死亡事故につながる可能性がある。

 この商品を乳幼児に用いることは避けるべきと考える。どうしても使う場合は、保護者は絶対に目を離してはいけない。

絶対に目を離さない

お風呂用浮き輪を使用するときは絶対に赤ちゃんから目を離さないことが必要です。

また空気を完全に入れておかないと、「口や鼻が水に浸かる」「浮き輪が外れる」などの事故が起きる可能性が高くなるので、空気は完全に入れておきましょう。

過去の事例では、1分程度目を離したすきに事故が起こっています。

危険性があることを十分承知したうえで、目を離さないように注意してくださいね。

先輩ママの体験談とアドバイス

きちんと見守ってあげることは忘れないように

2人目の時にお風呂の用浮き輪を買いました。
パンパンに空気をいれて赤ちゃんに装着しようとしたのですが 首に入れにくかったです。
なので 少しだけ空気に余裕を持たせて装着し、後から空気をいれました。
お風呂に浮かんだ我が子は足をぴょんぴょん動かせて泳ぐのを楽しんでました!
上の子を洗ってる間にお湯をぬるめにして泳がせてました。
浮き輪がないときは待たせてる間が大変だったのでとても役に立ちました。
首が抜けてしまう心配は大丈夫ですが、きちんと見守ってあげることは忘れないようにする必要があると思います。
苦しくないように作られてて 子供はとても楽しそうに足をぴょんぴょん動かしてました!(兵庫県 T.K)

3日くらい試しましたが毎回泣き叫ぶので断念しました

10ヶ月くらいの時に赤ちゃん用浮き輪を使いお風呂に入れてみました。
泣き叫んで全くダメでした。
慣れるかもと思い3日くらい試しましたが毎回泣き叫ぶので断念しました。
赤ちゃんからしたら首はしめられてる感じがして怖いのだろうと思いました。
私は抱っこして一緒にお風呂に入るのも小さいうちだけだろうと思いお風呂嫌いにもなってほしくなかったので、楽しくお風呂に入れるよう浮き輪はすぐ断念しました。
興味本意で使ってみましたが、やはりいらなかったかなと思いました。(熊本 M.I)

危険性もあるので目を離さないようにしてあげてください

うちも赤ちゃんの浮き輪をお風呂で試しました。
初めは、大泣きで浮き輪って使えない??と思いましたが、何度かチャレンジすると本人も慣れたのか静かにプカプカ浮いてました。
ただ、お湯が熱めだと赤ちゃんに負担がかかるのでぬるめがオススメです。
赤ちゃんが浮き輪を使ってお風呂に入っている写真はとても可愛いですよ。
うちは、この時期だけ、と思って何枚も撮りました。
ただ、うちの子は、何度かのチャレンジで楽しんで入浴してくれましたが、その子によっては浮き輪がイヤでお風呂嫌いになることも考えられるので、無理強いはほどほどに。
また、一人で遊ばせると危険性もあるので目を離さないようにしてあげてください。(北海道 A・Y)

赤ちゃん一人で湯船に浮かせるのはやめた方が良いと思います

生後1ヶ月より、首に付けるタイプのお風呂用の浮き輪を使用していました。
使用し始めたばかりの頃は頭が小さかったため、何度か浮き輪から首が抜けてしまいました。
念のため、お尻を支えていたので大事には至りませんでした。
ある程度頭が大きくなり、外れないと確信できるまでは、体を支えて使用した方が良いと思います。
また、必ず自分も湯船に浸かっている時に使用するようにして、赤ちゃん一人で湯船に浮かせるのはやめた方が良いと思います。(埼玉・M.M)

顔の小さい赤ちゃんだと、使いたい時期に使えないので注意が必要です

出産祝いに赤ちゃんのお風呂用浮き輪をもらいました。
首につけるタイプでしたが、私の子供は顔が小さく、どのようにつけても鼻のあたりまで輪っかの中に入ってしまい、1歳になるまで使うことができませんでした。
1歳過ぎてからつけていましたが、立てるようになっていたので、遊び用になってしまいました。
顔の小さい赤ちゃんだと、使いたい時期に使えないので注意が必要です。
立てるようになってからでも、浮くのが楽しくてご機嫌に遊んでいてくれるので便利です。
体重が重くなってくると浮かなくなるので、使用できたのは一時期でした。
まれに事故があるようなので気を付けて使う必要もありそうです。(茨城県H.K)

まとめ

赤ちゃん用浮き輪は、スイマーバなどの「首掛式の乳幼児用浮き輪」と「足入れ式浮き輪(浴槽用浮き輪)」のタイプがあります。

どちらのタイプの赤ちゃん用浮き輪も、事故が起きる危険性があることも事実です。

事故が起こらないように、赤ちゃんから目を離さないことが必要になるので注意してくださいね。