「赤ちゃんが蚊に刺されてものすごく腫れてきたけど大丈夫なの?」

夏になるとどうしても薄着になるので、蚊などいろいろな虫に刺されてしまうことが多くなってしまいます。

ただ赤ちゃんが虫に刺されてしまうと心配になってしまいますよね。

先輩ママたちは赤ちゃんの虫刺されにどのように対処してきたのでしょうか。

どのような虫に刺されたか?

赤ちゃんが虫刺されをしたとき、どのような虫に刺されたかが重要になってきます。

蚊に刺されたとき

一番多い虫刺されは「蚊」ではないでしょうか。

「蚊」に刺されてしまうこと自体はそれほど問題ではありません。

しかし蚊に刺されてしまうと当然かゆくなってしまうので、赤ちゃんが刺された患部を掻きむしってしまうことはよくあります。

すると傷ができてそこからばい菌が入ることで、炎症や水ぶくれなどができてしまうこともあるのです。

「蚊」程度と考えることなく、患部を冷やしてあげたり、赤ちゃん用のかゆみ止め(ムヒベビーなど)を利用して、できるだけかゆみを抑えてあげることが必要となってくるのですね。

蚊以外の虫に刺されたとき

蚊以外の虫に刺されたときは注意が必要です。

赤ちゃんが虫刺されをした多くの場合、「どのような虫に刺されたのかわからない」ということもよくあると思います。

そのようなときは、きちんと皮膚科などの病院で診察を受けたほうがいいです。

それほど問題がないことが多いと思いますが、熱が出てしまうこともまれにありますので、早めに受診することをお勧めします。

とびひに注意

虫刺されをして放置しておくと、「とびひ(伝染性膿痂疹-でんせんせいのうかしん)」になってしまうことがあります。

保育園などで「とびひ」が集団感染をしてしまうことは珍しいことではありません。

このように「とびひ」は感染力が強いので注意が必要となってきます。

「とびひ」は、常在菌である黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌が傷口に感染することで症状が現れます。

「とびひ」に感染すると水ぶくれや膿胞ができ、その中に含まれる浸出液に強い感染力があるのですね。

もし赤ちゃんの体に「とびひ」の症状が見られたら、すぐに病院に行きましょう。

兄弟に感染することもよくありますので、タオルを使いまわししないなどの対策が必要となってきます。

病院できちんと受診して、処方された薬を服用・塗布してくださいね。

先輩ママの体験談とアドバイス

外出の際は、赤ちゃんでもOKの虫よけをこまめに塗っていました

5歳と3歳、2人の子供を育てています。
今もそうですが、赤ちゃんの頃もよく蚊に刺されました。
赤ちゃんはちょっと刺されただけでも大きく赤く腫れるので、びっくりしてしまいます。
体温も高いので、大人よりも狙われやすいようです。
ですので、外出の際は、赤ちゃんでもOKの虫よけをこまめに塗っていました。
虫よけを塗ることでの肌への負担を減らすために、夏でも肌の保湿は欠かせませんでした。
赤ちゃんが虫に刺されると、大人よりもびっくりするくらい赤く腫れあがってしまいます。
普通の蚊に刺されと違うと感じたら、とりあえず小児科を受診してください。
皮膚科でなくても塗り薬を処方してくれることがあります。あとは、虫よけは絶対に塗ってあげてください。(千葉県 H.O)

虫刺されだからと思わず、受診するようにしてくださいね

とにかく、虫に刺されると腫れ上がってしまう次男。
一番初めは6か月のころ。足が黒ずんで腫れ上がってしまっていました。
焦って病院に行くと、「虫刺されですよ」と診断されました。
病院で処方された薬を塗るとしばらくして腫れがひきました。
3番目の息子。上の子達にはない、初めての症状でかなり驚きました。
今1歳7か月ですが、やはり虫に刺されると、すぐに腫れてしまいます。
そのたびに病院で処方されるお薬を塗る毎日です。
免疫がつくまで、もう少し。頑張ろうと思います。
虫刺されで腫れ上がると心配ですよね。
病院で処方されるお薬、本当によく効きます。
虫刺されだからと思わず、受診するようにしてくださいね。
虫刺されは、ひどくなると”とびひ”になって治りにくくなってしまいます。遠慮せずに受診するようにしてくださいね。(埼玉県k・k)

刺された虫がわからないときは、病院に行っておくほうが安心できます

子どもが2歳のときに、公園で遊んでいるときに足を毛の長い黒っぽい毛虫にさされました。
赤く熱く腫れ、痛かったのか大泣きでした。
病院が近かったので、そのまま病院に連れて行き消毒をしてもらい処置してもらいました。
どんな虫に刺されたかわかったのであまり心配などはなかったのですが、もし何に刺されたのかわからないときは危ないこともあるので、すぐに病院に行くほうが確実に処置することができます。
親も精神的にも病院に行っておくほうが安心できます。(滋賀県、K.S)

足は舐めなかったのでその後ムヒを塗っていました

生後9か月頃、私の実家に帰った際に足を1ヵ所蚊に刺されました。
本人は何ともなさそうにしていましたが、気付いてからすぐに刺されたところを水で洗いました。
手の指をよく舐めるのですが、足は舐めなかったのでその後ムヒを塗っていました。
終始本人は痒そうにはしていませんでした。
できれば刺されないのが一番だと思います。
赤ちゃんも使える虫除けスプレーもあるので、それを試して予防してみると良いと思います。
暑いので虫除け効果のある長袖などはうちの子の場合は全く着てくれませんでした。(千葉県H.H.)

蚊ではないようだったので、皮膚科に連れて行きました

赤い虫刺されと思われる発疹がたくさんできて、かゆみ止めだけでは引きませんでした。
蚊ではないようだったので、皮膚科に連れて行きました。
先生によると、毛虫による発疹で、直接触らなくても、洗濯物などに毛虫の毛が付くとのことで、予防のため草刈りを行いました。
虫刺されは、体温が上がったり、寝ている時などに?き毟ってしまって、キズとなって治りが遅くなってしまうことが良くあります。
市販の薬では効かないこともあるので、早めに皮膚科に連れていき、適切な薬をもらうことが必要だと思います。(埼玉県 F.M)

まとめ

赤ちゃんの虫刺されは、注意をしていても完全に予防することはなかなか難しいです。

「蚊」に刺されたときなどは、それほど心配することはありません。患部を冷やしたり、市販薬でかゆみを抑えてあげましょう。

「蚊」以外の虫に刺されたときは、きちんと病院で診察を受けましょう。

「とびひ」などになってしまうと治療に時間がかかることもあるので、早めに病院に受診するといいでしょう。