「赤ちゃんが日焼け止めを舐めてしまったけど大丈夫なの?」

一昔前は赤ちゃんに日焼け止めを塗るということはあまり考えなかったのですが、最近は紫外線の影響を避けるために、できるだけ日焼け止めを塗ったほうがいいとされています。

しかしながら赤ちゃんに日焼け止めを塗ると、塗った日焼け止めを舐めてしまうということがよく起こります。

先輩ママたちはどのように、紫外線対策、赤ちゃんが日焼け止めを舐めないように工夫してきたのでしょうか。

赤ちゃんの紫外線対策

先輩ママたちが工夫してきた赤ちゃんの紫外線対策を見ていきましょう。

舐めてもいい日焼け止めを使う

赤ちゃんは自分の手や指をよく舐めますよね。

これは赤ちゃんの本能のようなものである程度は仕方がありません。

ですので赤ちゃん用の舐めても大丈夫な日焼け止めを使うという方法があります。

多くのUVケア商品は、「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」によって、紫外線を肌に届かないようにして日焼けを防いでいます。

これら「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」は、赤ちゃんが舐めると体に悪影響が出てしまう可能性があります。(ペロッと舐めたぐらいならそれほど心配する必要はないようですが・・・)

「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」が含まれていない日焼け止めを使用すると、もし赤ちゃんが舐めてしまってもそれほど心配する必要はないと思われます。

赤ちゃん用の日焼け止めとして、「100%天然成分」「99%天然成分」といったUVケア商品もありますので、これら天然成分で作られた日焼け止めを選ぶと、もし赤ちゃんが舐めても安心できるのではないでしょうか。

日焼け止め以外で紫外線対策

日焼け止めを塗らずに、その他の方法で紫外線対策をしている先輩ママもいるようです。

具体的には、長袖のシャツを着たり、帽子をかぶったり、レッグウォーマーを着用したり、屋根付きのベビーカーを使ったり、日傘をさしてあげたりして、肌に直接的に紫外線が当たらないように工夫するということですね。

お外で遊ぶ場合、完全に紫外線を防ぐことはできませんが、ある一定の効果はあると思います。

舐めそうな部分には日焼け止めを塗らない

赤ちゃんを見ていると、自分の体を舐める場所というものは大体決まっていますよね。

指をよく舐める子、手を舐める子、口周りを舐める子、足を舐める子などそれぞれだと思います。

自分の子供がよく舐める場所には、日焼け止めを塗らないというのも一つの方法です。

逆に言うと、自分の子供がよく舐める場所にはあえて日焼け止めを塗らないでおくということですね。

そもそも日焼け止めは必要なの?

根本的なところに戻りますが、そもそも日焼け止めは必要なのでしょうか。

医学的に考えると、やはり紫外線対策として日焼け止めを塗ったほうが好ましいです。

オゾン層の破壊などの影響で、昔より地球に届く有害な紫外線も強くなっていますし、皮膚がんや白内障など様々な病気を引き起こす原因になっていることもわかってきました。

しかしながら幼稚園児や小学生になると、日焼け止めを塗らずに外で遊びまわったり、スポーツをすることが当たり前になるのも実際のところです。

子供任せにしておくと、面倒くさいのか日焼け止めを塗らないまま遊びに行ってしまいます。

しかしだからといって、子供の紫外線対策を全くしないというのは違うと思います。

特に赤ちゃんは自分自身で紫外線対策をすることができないので、お母さんがきちんと紫外線対策をしてあげてくださいね。

先輩ママの体験談とアドバイス

短時間のお出かけには日焼け止めは使用しないようにしています

私は短時間のお出かけには日焼け止めは使用しないようにしています。
どうしても使用しなくてはいけないくらい日が強かったり長時間外に出かけるときは、赤ちゃん用のSPFの低いものを選んで塗っています。
舐めやすい場所は避けて家に帰ったらすぐにぬるま湯で落とすようにしています。
舐めやすい場所もそうですが湿疹などがある場所も塗らないか薄く塗った方が良いと思います。
私は塗らずに避けていました。
手などの舐めやすい場所は塗らず、なるべく日が出ている時間帯は避けて出かけるようにした方がいいと思います。(愛知県 M.U)

手足の平や甲は、あまり塗らないようにしてました

赤ちゃんが体を舐める箇所で比較的多い手足の平や甲は、あまり塗らないようにしてました。
月齢が低くまだ歩けない次期でも、夏場はサンダル(室内用みたいなやつ)を履かせて出掛けたり、抱っこひもを使って日傘をさしたりしていました。
日焼け止めはドラッグストアーなどで売っている赤ちゃん用の日焼け止めを使っていました。
月齢の低い次期は特に気になると思いますが、日焼け止めよりも見えない菌の方が沢山付いていて日々それを舐めているんだと思うと、私はあまり神経質にならずにすみました。
あとは一応赤ちゃん用だから多少舐めても大丈夫なように作ってあるだろう、免疫がつくだろう、っと言い聞かせていました。(広島県 A.M)

特に口の周りに日焼け止めを塗るのは避けていました

顔周りはどうしても舐めてしまうので、特に口の周りに日焼け止めを塗るのは避けていました。
外出時は常に帽子を被って対策をしていました。
ベビーカーの日よけも使用していました。
日焼け止めは必ず低刺激の子供用を選ぶようにしています。
日中の暑い時間の外出は避け、買い物やお散歩は午前中に済ませていました。
また、薄手のカーディガンなど羽織らせたりして日焼け対策をしていました。
レッグウォーマーを腕に付けるのもオススメです。
抱っこ紐でお出かけすると、案外日焼けはしなかったです。(大阪府 K.S)

赤ちゃんに優しい成分が使われている日焼け止めを

日焼け止めを舐めてしまう対策として、話しかけたり、おもちゃなどで気をそらしている間に、素早く塗りました。
日焼け止めは、育児雑誌に出ていた広告を見て決めました。
赤ちゃんに優しい成分が使われていたので安心して使う事が出来ました。
私の赤ちゃんは乳幼児湿疹が出ているので、日焼け止めは必須でした。
5月くらいから、紫外線対策をしないと、ひどい時はやけど状態になる事がありますから、日焼け止めはしっかり塗る事が必要です。
日焼け止めを塗る時は、容器を見せないようにして、さりげなく素早く塗ると良いと思います。(東京都 M.N)

よく塗り込むことで舐めなくなりました

塗った日焼け止めを舐めないようにする対策方法は、よく塗り込むことです。
皮膚の表面に軽く塗っただけだと、場合によって、まばらになってしまっている時もあるので、そうすると赤ちゃんって気になるみたいです。
それで、赤ちゃん自身が触りたくなって触った結果、舐めてみようとなってしまうので、念入りに塗り込むようにしたら、一切、舐めなくなりました。
赤ちゃんには、ちゃんと赤ちゃん用の日焼け止めを塗りますよね。
間違っても大人用ではないと思います。
身体に害があるわけではないので、少し舐めたくらいなら心配いりませんが、癖になってしまったら大変なので、きちんといけないこと、と教えてあげてください。

まとめ

赤ちゃんの紫外線対策はしたほうがいいです。紫外線対策として日焼け止めを塗るという方法は、最も効果がある方法となります。

しかし赤ちゃんが日焼け止めを舐めないようにしておく必要もあります。

舐めても大丈夫な天然成分で出来た日焼け止めを使ったり、舐めそうなところには塗らないでおいたりして、赤ちゃんが体を舐めても大丈夫なようにしておきましょう。

赤ちゃんに安心して夏を過ごさせてあげてくださいね。