「授乳の時に赤ちゃんがよくむせてしまうけどどうしたらいいの?」
そもそも赤ちゃんはよくむせてしまうのですが、赤ちゃんが授乳の時にむせているのを見ると、やっぱりかわいそうになってしまいますよね。
赤ちゃんが授乳でむせないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
先輩ママの体験談から対処方法を見ていきましょう。
目次
赤ちゃんが授乳でむせる原因
赤ちゃんが授乳の時にむせてしまう原因にはどのようなものがあるでしょうか。
母乳の勢いがよすぎる
先輩ママの体験談を見ていても、圧倒的に母乳の勢いがよすぎる、母乳の量が多いということが赤ちゃんがむせてしまう原因となっています。
確かに赤ちゃんの吸える容量以上の母乳が勢いよく出てきてしまうと、赤ちゃんは哺乳力が弱いのでむせてしまいますよね。
母乳の勢いがよすぎる時には、どのように対処すればいいのでしょうか。
母乳の勢いがよすぎる時の対処方法
先輩ママの体験談を見てみると、吸う前に軽く絞ってから飲ませてあげるとむせることが少なくなるようです。
母乳の量を減らすことで、勢いを落とすということですね。
少し絞ってから飲ませてもむせてしまうときは、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませてあげるという方法もあるようです。
いろいろと試してみて赤ちゃんに合った方法を見つけてあげてくださいね。
飲むのが下手
そもそも赤ちゃんがきちんと飲むことがへたくそなのかもしれません。
赤ちゃんは本能でお母さんの母乳を飲むことができるのが通常なのですが、中には母乳を飲むことが下手な赤ちゃんもいるようです。
この場合は、赤ちゃんが飲みやすい体勢をいろいろ考えたり、間をあけながら少しずつ飲ませてあげるなどの工夫をしてあげてくださいね。
眠くなっている
赤ちゃんが授乳しながら眠たくなっている可能性もあります。
赤ちゃんが眠い状態で授乳をするとむせることが多いです。
むせない場合はそのまま寝かせてあげてもいいのですが、むせてしまう場合は眠りに入ったと感じたらおしゃぶりに変えてあげるといいようです。
飲みすぎている
赤ちゃんはおなかがいっぱいの時でも、本能的に乳首をくわえてしまうことがよくあります。
おなかがいっぱいなのにさらに授乳してしまうと、むせてしまいますよね。
この場合は、赤ちゃんがおなかがいっぱいかどうかをお母さんがきちんと見極めてあげてください。
たくさん母乳を飲んでいるときによくむせるなら、おなかがいっぱいでむせている可能性があるので注意深く観察してあげてくださいね。
先輩ママの体験談とアドバイス
横抱きで授乳できるように練習しました
縦抱きにして授乳したり、添え乳で授乳するとむせてしまうことが多かったので、授乳クッションを使ったりして横抱きで授乳できるように練習しました。 あと、最初の5分くらいを横抱きにして授乳して、あとは添え乳に切り換えたりもしました。 新生児のうちはむせてしまうと、すごく苦しそうで可哀想になってしまいますが、めげないで飲もうとしてくれるなら問題ないと思います。 自分の楽な方法で授乳していけば、月齢とともに慣れて全くむせなくなりますよ。 心配しすぎなくても大丈夫です。 |
胸の張りも和らげてからあげるようにしていました
授乳中にむせることがあったのは、一番多かったのは胸がパンパンに腫れている時でした。 子供がよく寝る子だったので深夜もぐっすりで朝方胸がパンパンになり、そのまま子供が咥えるので母乳の勢いが早くそれでよくむせていました。 また、首の座らない赤ちゃんとかの時期に使う授乳クッションで横向きにしている時にもむせることがありました。 対策は授乳前にで飲みやすいようにと少し乳首をほぐすのですが、その際は少し搾乳してパンパンの状態を和らげてからあげたり、授乳クッションを使用の際は子供が途中で寝てしまってむせることもあるので、自分も眠いですが胸の張りと母乳の出方の様子で一度げっぷ出しをして、それでも欲しがる場合はもう片方の胸の張りも和らげてからあげるようにしていました。 与えれば与えるだけ飲んでむせて吐く事が多かったですが、私の場合はこうしたらむせる回数は減りました。 折角与えた母乳でむせてしまい、それが続くと処理も大変で悩む事もあるかと思いますが、赤ちゃんもむせながらもだんだんと成長していき、調整出来るようになってきます。 身体が未発達であるが故、起こりやすいですがごく当たり前の事なので心配し過ぎない出ください。 ただあまりに多く体重増加もない場合は病院に行けばアドバイスはいくらでも貰えます。安心してください。 ちょっとした親の工夫だけで改善される場合もありますよ。(兵庫県 T.M) |
吸う前に軽く絞ってから飲ませると効果があった気がします
生まれたときから母乳のみで育てていましたが、母乳の出がすごくよく最初の1ヶ月は吸われなくても母乳がぽたぽた垂れてくるくらいでした。 赤ちゃんが吸う以上に出てしまうので、よくむせてました。 なので吸う前に軽く絞ってから飲ませると効果があった気がします。 また飲みながら寝てしまうこともよくあり、おっぱいをくわえたまま寝てしまうと、またむせたりしてたので眠りに入ったらすぐおっぱいを離してあげて、おしゃぶりにかえてあげてました。 むせたり苦しそうにしてると、心配になると思いますが最初の授乳は母も子供も上手にできません。 段々と吸われていくうちに、子供も吸っていくうちにうまく飲めるようになるのでむせることも減ってくると思います。 母乳が出すぎてると、胸も張って痛いし赤ちゃんも出すぎてむせてしまったりするので時間のあるときに乳首だけを絞って搾乳してあげると楽になります。 胸全体を刺激してしまうと、帰って母乳がたくさん作られて張ってしまうので気をつけるといいです。 痛いときは冷やしたりするといいと思います。(北海道K.R) |
授乳の前に自分で少し搾乳してから娘に授乳していました
生後すぐからほぼ完全母乳で育てていました。 とても恵まれたことに、私の母乳の出がかなりよく、少しの吸う力でも溢れるほどでした。 まだ小さく哺乳力の弱い娘は溢れる母乳に溺れるようにしょっちゅう、むせてしまっていました。 産後すぐから母乳が出ることは本当に嬉しいことですし、いっぱい飲んで欲しいですが むせてしまっては心配ですし、可哀想ですよね。 私は授乳の前に自分で少し搾乳してから娘に授乳していました。 ガーゼを多く用意し様子を見ながら乳首から外したりして調節しました。(神奈川県 S・Y) |
少し絞って柔らかい状態にしてから飲ませるようにしました
私は、授乳の時に勢いよく母乳が出すぎてしまい、赤ちゃんがむせることが良くありました。 なので、今日はおっぱいの張りが強いなという日には、両方を少し絞って柔らかい状態にしてから飲ませるようにすると、むせる回数が減りました。 母乳を飲むのが上手な赤ちゃん、苦手な赤ちゃん、色々な個性がありますので、どうしてもおっぱいがうまく飲めなくて泣いてばかりなどのようならば哺乳瓶に切り替えても良いと思いますし、スプーンで飲ませても良いと思います。 十人十色でオリジナルの対策をあみだして、赤ちゃんとママがお互いに疲れないようにやっていくのが良いと思います。(愛知県 S.S) |
まとめ
赤ちゃんが授乳の際にむせてしまう原因の多くは、母乳の勢いがよすぎる、母乳の量が多すぎるということです。
そんな時は、吸う前に少し母乳を絞っておき母乳の量を減らすことで、母乳の勢いを落とすと赤ちゃんがむせにくくなります。
赤ちゃんがむせることはよくあることで基本的に病気ではありませんが、できるだけむせないように色々な方法を試してあげてくださいね。