「やっと寝てくれたと思ったのにすぐに起きてしまう!」
このような、赤ちゃんが寝たのはいいけれどすぐに起きるという悩みを抱えている方は多いと思います。
育児中は常に睡眠不足になってしまいます。
できれば赤ちゃんにはゆっくりと寝てほしいものですよね。
先輩ママたちは、どのようにしてすぐ起きてしまう赤ちゃんに対応してきたのでしょうか。
目次
赤ちゃんがすぐに起きてしまう原因
赤ちゃんによってよく眠る子、すぐに起きてしまう子など、それぞれ個性があり違いがあります。
赤ちゃんがすぐに起きてしまう原因は、どのようなことが考えられるでしょうか。
赤ちゃんはそもそも眠りが浅い
大人は睡眠中、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を90分ごとに繰り返しています。
しかし赤ちゃんは、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」をおよそ50分毎に繰り返します。
赤ちゃんは大人と比べて熟睡する時間が短いので、ちょっとした音にも敏感に反応して起きてしまう浅い眠りの時間の割合が多いということですね。
ですので赤ちゃんが、「すぐに起きてしまう」というのは仕方のないことでもあるのです。
できるだけ赤ちゃんをぐっすり眠らせるには、物音などをあまり立てず静かにいてあげることが必要になってくるということですね。
不快な感じになっている
「おなかが減っている」
「のどが渇いている」
「オムツが濡れている」
「暑い」
「寒い」
「明るすぎる」
など、赤ちゃんが何か不快に感じていることはないでしょうか。
赤ちゃんはちょっとした感情の起伏で泣き出してしまうことがあります。
赤ちゃんが快適な状況で眠れるように注意してあげる必要がありそうですね。
赤ちゃんをよく眠らせるコツ
赤ちゃんをよく眠らせるコツはあるのでしょうか。先輩ママの体験談から見ていきましょう。
・強めにお尻をトントンする
・柔らかい布でかぶるタイプの授乳ケープをそっと顔にかけると眠くなります
・うつ伏せにしてあげる(窒息には気を付けてください)
・一度目を覚ましてまた寝かせてあげる
・ハイハイさせたりお外に出たり、ほどよく疲れさせます
・夕方のお昼寝をしすぎると夜寝ないので、夕方は起きてもいい感じで眠らせています
・添い乳をして自分自身も少しでも体を休める
・寝かす時に背中に丸めたタオルなどをいれて少し体を斜めにしてあげる
いろいろな対策方法がありますね。皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。
先輩ママの体験談とアドバイス
泣いた時の必須アイテムは授乳ケープです
4ヶ月くらいから、夜は授乳時間以外はよく夜泣きをしていました。 授乳した後だと飲ませる訳にもいかず、私は疲れていたので主人が抱っこをして寝かしつけてもらっていました。 強めにお尻をトントンすると落ち着くみたいで、寝てくれました。 うちは子供が泣いた時の必須アイテムは授乳ケープです。 様々なケープが売られていますが、うちは柔らかい布でかぶるタイプを使っています。 授乳時にいつも赤ちゃんの顔にかかるのが慣れて落ち着くようで、寝てほしい時はそっと顔にかけると眠くなります。 6歳の今でもそのケープをそばに置いて寝ています。(東京都 Y.Y) |
うつ伏せにしてあげるとよく寝てくれるようになりました
4ヶ月で寝返りを始めるようになってから、急に昼夜問わず、寝かしつけてもすぐに起きてしまうようになりました。 あれこれ試した結果、タイミングをみて、うつ伏せにしてあげると、よく寝てくれるようになりました。 うつ伏せになると落ち着くようです。 首がすわる前は危ないので、極力避けたほうが良いと思います。 また、首が座っていても、柔らかい布団や毛布の上やタオルがしわになりやすい場所など、窒息の恐れがある場所は要注意です。 わたしはベビーベッドを崩して、使っていたマットの上に寝せるようにしました。 (北海道 Y.N) |
一度目を覚ましてまた寝かせてあげることで寝てくれました
生後3ヶ月くらいから夜泣きが始まりました。 産まれてから夜中も空腹で起きるくらいで、昼寝もしてくれていたのでとても育てやすい子だったのですが、少しずつ夜泣きをするようになったり昼寝も30分くらいで起きてしまいます。 夜中は添い乳をすることで落ち着いてまた寝ていきますが、暑いせいもあるのかまだ起きるときもあります。 いきなり大泣きして起きる時は、きっと夢でも見てるんだろうなと気持ちを落ち着かせてあげたり、一度目を覚ましてまた寝かせてあげることで寝てくれました。 産まれてから半年経つ間に子どもはあっという間に成長をします。 人の顔を見て笑うようになったり、首が座ってキョロキョロするようになったり、寝返りをしたりと心も体も急成長するので、お母さんが子どもの成長についていかないことも多くあります(笑) 気持ちにゆとりを持って子どもと一緒に楽しめる子育てを頑張ってください!!(愛知県 H.S) |
よくハイハイさせたりお外に出たり、ほどよく疲れさせます
生後3、4ヶ月までの赤ちゃんは、お腹がすいたら泣いておき満腹になったら寝ることが多いです。 起きたときにおっぱいやミルクをあげたいので、それ以外で寝ている時はなるべく音を立てないように長く寝れるようにしてあげます。 5ヶ月をすぎると割と長く寝て、すっきりすると起きている時間も長くなりました。 寝ている間に家事などを急いでやっておこう、と動き出したりして、その結果起きてしまうこともありました。 8ヶ月の今は、午前中のお昼寝の際は電気もテレビも消し、音をなるべく出さないようにします。 洗濯機も、洗面所のドアをしめて回します。 たくさん寝ると、お昼頃から機嫌よく起きて遊び始めるので、よくハイハイさせたりお外に出たり、ほどよく疲れさせます。 するとまた夕方頃に寝ます。 ただ夕方のお昼寝はあまり長いと夜に響くので、 周りもあまり意識して静かにはせず、起きても構わないくらいの気持ちです。 そうすると夜も自然と眠くなり、夜中もあまり起きず寝てくれます。 赤ちゃんが寝ている間に色々済ませたい、と思うものです。 静かにやっているつもりでも お皿の音や 洗濯ばさみの音で起きてしまいます。 1日のなかで1回は長いお昼寝を作ってあげれば、割とうまくいくと思います。 自分も一緒に体を休めるつもりで 静かに過ごすのが 赤ちゃんもゆっくり寝れて一番いいです。(神奈川県 Y.W) |
寝かす時に背中に丸めたタオルなどをいれて少し体を斜めにしてあげる
私の場合は産まれて退院してから、すぐ起きてしまう悩みにぶつかりました。 新生児の時から昼も夜もあまり長くは寝てくれずすぐ起きてしまい、抱っこや母乳をあげて寝かしつけてはまた起きてを繰り返していました。 体が休まらず添い乳をしたら少しは楽だよ、と言われ添い乳をしようと思ったものの、うちの子は吸うのが下手で添い乳だとうまく飲めずそれも出来ませんでした。 とにかく、神経質で甘えん坊だからなのか横にいないとダメでしたし、ビク!ビク!として起きてしまい、かなり悩まされていました。 三カ月になった頃には少しは寝るようになり、夜はぐっすり寝てくれますが昼間は隣にいないと30分くらいで起きていましたが、4カ月頃には隣にいなくても1時間は昼寝してくれるようになりました。 私の友達にも、本当に寝てくれなくてずっと抱っこをして腱鞘炎とヘルニアになってしまった人がいました。 なので、添い乳でうまく吸える子なら添い乳をして少しでも体を休めることをオススメします。 後は、寝かす時に背中に丸めたタオルなどをいれて少し体を斜めにしてあげると、お母さんに抱かれてる感じがして仰向けにして寝かすより安心するので、こちらも是非試してもらいたいです。 私は二カ月くらいの時にこれを聞いて試したところ、効果抜群でした。 |
まとめ
赤ちゃんが寝たと思ったらすぐに起きてしまうのは、お母さんにとって困ったものです。
赤ちゃんは眠りが浅いので、ちょっとした物音で起きてしまいます。静かな環境で寝させてあげることが必要になってきますね。
また先輩ママのいろいろな赤ちゃんを眠らせるコツを紹介しましたが、赤ちゃんはそれぞれ個性があるので効果のある方法、効果があまりない方法いろいろだと思います。
自分の赤ちゃんに合ったいい方法を探し出してくださいね。