「あれっ、赤ちゃんが何となく黄色いような気がする・・・」

赤ちゃんが黄色くなっているのに気づいたことはありませんか。これは新生児黄疸といって、特別珍しい症状というわけではありません。しかし黄疸の中には早急に治療が必要なケースもあるので注意が必要です。

先輩ママたちは、赤ちゃんに新生児黄疸の症状が出た時のどのように対処してきたのでしょうか。見ていきましょう。

新生児黄疸とは

新生児黄疸とは、赤ちゃんの肌や目の白目の部分が黄色くなってしまう症状のことです。

新生児黄疸は、「生理的黄疸」と呼ばれる症状であることが多いです。

この「生理的黄疸」は生後2・3日の生まれたばかりの赤ちゃんによくみられる症状で、その後1週間ぐらいで自然に黄疸の症状は治ります。

病気ではない生理的なものということですね。

生理的黄疸は、体内で「ビリルビン」という物質が増加することが原因で現れます。

生まれたばかりの赤ちゃんはビリルビンをうまく体外へ排出することができないので、一時的にビリルビンの量が体内で増えてしまうのですね。

その結果、皮膚や目の白目の部分が黄色くなってしまうということです。

生理的黄疸は赤ちゃんにとって特に珍しいことではなく、通常は1週間ほどで自然に治るので、特に心配する必要もありません。(ビリルビン濃度が高い場合などは光線療法をすることもあります)

ただ、治療が必要でない生理的黄疸か治療が必要なその他の黄疸どうかの判断は素人では難しいので、黄疸の症状が出たら医師の診察を受けておきましょう。

新生児黄疸の種類と対策

生理的黄疸

生理的黄疸の場合は、特に治療の必要もありません。自然に黄疸の症状も治まります。(ビリルビン濃度が高い場合などは光線療法をすることもあります)

しかし新生児黄疸は、生理的黄疸以外のケースもあります。どのような黄疸があるのかその種類と対処法を見ていきましょう。

母乳性黄疸

母乳性黄疸は、完全母乳で育てられている赤ちゃんによくみられる症状です。

生理的黄疸は、生後2.3日から症状が出てその後1週間ほどで症状が改善されるのですが、母乳性黄疸はその後1か月ぐらいは黄疸の症状が出続けることがあります

通常は黄疸の原因であるビリルビンが、生後10日ぐらいには肝臓で処理されて体外に排出されるのですが、母乳に含まれている女性ホルモンの影響で肝臓でうまく処理されずに体内に残ってしまうことがあります。

これが母乳性黄疸の原因になってしまうのですね。

母乳性黄疸も生理的黄疸と同様に、特に治療の必要はありません。

1か月程度でビリルビンが肝臓で処理されてくるので、通常は生後1か月ほどすると黄疸の症状は自然と消えてきます。

完全母乳の場合は、母乳性黄疸が1か月ほど続く時があるのですが、あまり心配する必要はないということですね。

ただ黄疸の原因は素人ではわからないので、黄疸の症状が出た場合は医師の診察を受けてくださいね。

新生児溶血性黄疸

赤ちゃんとママの血液型が異なる場合、ママの体内にある赤血球の抗体が赤ちゃんに影響を与えてしまうことがあります。

この抗体が赤ちゃんの赤血球が分解してしまうことで、黄疸の原因になるビリルビンが赤ちゃんの体内で増加してしまうのですね。

これが新生児溶血黄疸と呼ばれる黄疸です。

妊娠初期の血液検査で不規則抗体の検査で陽性の結果が出た場合、出産後赤ちゃんにこの新生児溶血黄疸の症状が出る可能性があります。

生理的黄疸の場合、生後2・3日から黄疸の症状が出ますが、新生児溶血黄疸の場合、生まれてすぐに黄疸の症状が出ることがほとんどです。

新生児溶血黄疸は光線療法や薬剤の点滴静注などの治療が必要なこともあります。

妊娠初期の血液検査で不規則抗体の検査で陽性の結果が出た場合などは、どのような治療をするのかをあらかじめ医師と相談しておくといいのかもしれません。

先輩ママの体験談を見ると、新生児溶血黄疸が出たけれど、その後自然に黄疸の症状が治まったという声があります。

不規則抗体の検査で陽性の結果が出た場合などは、事前に医師としっかりと相談をしておくといいのではないでしょうか。

閉塞性黄疸

まれに胆道閉鎖症から黄疸の症状が現れる赤ちゃんがいます。

この黄疸を閉塞性黄疸と呼びます。

肝臓で処理されたビリルビンは尿や便として体外に排出されるのですが、肝臓と十二指腸を結ぶ胆道がまれに閉じてしまいうまく体外に排出されないことがあります。

胆道が閉じてしまうと、ビリルビンが含まれた胆汁がうまく十二指腸に運ばれずに肝臓に蓄積してしまい、黄疸の症状が現れてしまうのです。

胆道閉鎖症は命にかかわる病気なので、外科的手術が必要になってきます。閉じている胆道を開いてあげる必要があるのですね。

生後1か月が過ぎても黄疸の症状が治まらない時や、いったん治まった黄疸の症状が再び現れた時は注意が必要です。

素人には判断ができないので、黄疸の症状が出た時は、速やかに医師の診察を受けることをお勧めします。

先輩ママの体験談とアドバイス

Baby

新生児のころ(生まれてすぐ2週間後ぐらい)から数週間、黄疸が出ていました

新生児のころ(生まれてすぐ2週間後ぐらい)から数週間、黄疸が出ていました。
自分では当時全く気が付かず、健診で「黄疸」と診断されました。
後から当時の写真を見ると、明らかに顔いろが悪かったです。
病院ではシロップの様な薬を一度だけ投薬されましたが、その後とくに自宅で必要な薬はありませんでした。
その後、自然に治りました。
黄疸は新生児にはよくあることのようで、かなりの割合で自然にすぐ治るようです。
あまり心配し過ぎずに、医師の指示に従うのが一番の方法だと思います。
新生児期は特に体調の変化に気付きにくいと思いますが、不安な場合は迷わずに医師の判断を仰いでいいと思います。(愛媛県 K.K)

産婦人科の先生にはきっと母乳黄疸だから様子を見てくれと言われました

生まれてから一ヶ月ちょっとまで新生児黄疸がでて、目の白眼まで黄色くなっていました。
第一子で初めての体験なのでとても不安でしたが、産婦人科の先生にはきっと母乳黄疸だから様子を見てくれと言われました。
結果落ち着いたので良かったです。
最初は本当に不安だと思いますが、母乳で育ててる赤ちゃんにはよくなることだそうです。
一ヶ月過ぎから徐々に綺麗な白い肌になって行く子がほとんどみたいなのであまり心配しすぎず、我が子の変化を楽しんでいきましょう。(神奈川県 Y.K)

産まれたときやはり黄疸が強く出てしまい退院するまで毎日血液検査をしていました

私は妊娠初期に不規則抗体の検査にひっかかり、赤ちゃんに黄疸が強く出たり貧血の状態で産まれてくる可能性があると言われてました。
産まれたときやはり黄疸が強く出てしまい退院するまで毎日血液検査をしていましたが、退院する日にはだいぶ消え一時的なものだったと言われました。
黄疸はみんな少しは出るもので、だいたいの子は自然に消えてくみたいです。
まれに消えなくても治療でなくなるものだそうなので、心配しなくていいと思います。
うちの子も最初は基準値を超えて心配でしたが今は健康的な肌の色をしています。

生後1ヶ月の頃までなんとなく黄色く、私の母親に指摘されたため、健診時に相談しました

うちの子の場合は黄疸の検査では異常はなく、治療はしませんでした。
生後1ヶ月の頃までなんとなく黄色く、私の母親に指摘されたため、健診時に相談しました。
完全母乳だと黄疸が続くことがあるようで、そのせいだと言われました。
特に症状もなく完全母乳のまま生後4ヶ月の今も黄疸はなく元気に過ごしています。
完全母乳でも病的な黄疸の場合もありますので、心配な時は受診してください。
私は1ヶ月の頃に母親に言われるまで黄色いと思わず過ごしていたので、そのあと猛烈に不安になりました。
酷い子は目まで黄色くなるので、注意して観察してくださいね。(福島県 S.S)

入院中も黄疸が出たので、光を当てる機械の中に入って治療してもらいました

産後すぐの退院する時の黄疸検査で引っかかり、退院して一週間後にまた検査をすることになりました。
入院中も黄疸が出たので、光を当てる機械の中に入って治療してもらいました。
裸で、アイマスクを当てている姿に、小さいのにかわいそうに思えてきて胸が少し苦しい思いも感じました。
2人産みましたが、2人とも黄疸が出ました。
新生児の時はうまくお乳が吸えなくて、母乳が足りず黄疸が出てしまうみたいです。
まわりのお母さんも「うちの子も黄疸出た」と言われます。
黄疸が出るのは珍しいことではないみたいなので、そんなに心配することもないようです。(広島県 O.N)

まとめ

生後2・3日の赤ちゃんに黄疸の症状が出ることがあります。

多くの場合は生理的黄疸で、特に治療しなくとも1週間ほどで黄疸の症状は自然になくなります。

また完全母乳で育児をしている場合は、母乳性黄疸と呼ばれる黄疸が1か月ほど続くこともありますが、こちらも特に治療の必要はなく自然に黄疸の症状が治まってきます。

しかしまれに、母親の不規則抗体が原因の「新生児溶血黄疸」や、胆道閉鎖症が原因の「閉塞性黄疸」により、赤ちゃんに黄疸の症状が出ていることもあります。

素人ではなかなか黄疸の原因がわかりませんので、黄疸の症状が出た場合は速やかに医師の診察を受けてくださいね。