「哺乳瓶の煮沸時間って、結局何分すればいいの?何かいい方法はあるの?」
哺乳瓶の煮沸は、産後疲れの残るお母さんにとって結構大変なお仕事になります。
赤ちゃんを雑菌から守るための哺乳瓶の煮沸ですが、結局のところ何分すればいいのでしょうか。またいい方法はないのでしょうか。
先輩ママたちの体験談から、哺乳瓶の煮沸についての情報を見ていきましょう。
目次
哺乳瓶の煮沸時間は?
赤ちゃんは免疫力が弱いので、哺乳瓶を使用後に洗浄し、さらに消毒をしてあげる必要があります。
哺乳瓶の消毒方法には、「煮沸消毒」「電子レンジ消毒」「薬液消毒」「紫外線消毒」などがありますが、「煮沸消毒」と「電子レンジ消毒」がコストパフォーマンス的にいいので、利用している方が多いでしょうか。
今回は「煮沸消毒」と「電子レンジ消毒」の時間についてみていきましょう。
熱湯で5分間煮沸でOK?
熱湯で哺乳瓶を煮沸消毒する昔ながらの方法は、単純ですが殺菌・消毒という面から言うとやはり効果があります。
そこで新米ママたちが悩むこととして、「何分煮沸消毒をすればいいの?」ということですよね。
大手哺乳瓶メーカー「ピジョン」のサイトを見てみると、3分~5分間煮沸消毒をすると記載されています。
●煮沸消毒
大きなナベにたっぷり水を入れ、よく洗浄してある乳首・びん・キャップ・フードを入れ、火にかけ沸騰させます。消毒時間は沸騰後3~5分です。
国で決められた明確な基準というものはありませんが、いろいろと調べてみると、きちんと熱湯で5分間煮沸することでほとんどの雑菌は消毒されるようです。
心配性の方は10分間ぐらい煮沸消毒してもいいと思いますが、5分間煮沸消毒すればほぼ大丈夫でしょう。
乳首などはあまり煮沸時間が長すぎると変形して歪んでしまうこともありますので、きちんと取り扱い説明書を読んで、壊れないようにしてくださいね。(乳首の煮沸時間は3分間程とされていることが多いようです。)
電子レンジ消毒
最近は各メーカーから、電子レンジで消毒ができてしまう哺乳瓶のセットが販売されています。
電子レンジで消毒する時間は、メーカーの取扱説明書に従ってもらうこととなりますが、通常5分間程度で消毒が完了するようです。
お湯を沸かしたりする手間が省けるので、若いお母さんたちには人気となってきているようですね。
専用のケースに哺乳瓶などを入れ、電子レンジで約5分間加熱し、そのまま保管しておくことができるというのはかなりお手軽です。
育児中はいろいろと手間のかかることが多いので、負担をできるだけ少なくするには電子レンジ消毒のできる哺乳瓶もいいのかもしれないですね。
やけどに注意しましょう
熱湯での煮沸消毒、電子レンジ消毒をする場合、やけどに注意してください。
煮沸消毒の場合は、トングで哺乳瓶や乳首を熱湯からつかみ取ると思いますが、慣れてくると慎重さがなくなってしまうときがあるので、やけどをしないようにしてくださいね。
電子レンジ消毒の場合も、予想以上に容器が熱くなってしまっていることがあります。
電子レンジだからと素手で触るとやけどをしてしまうことがあるので注意をしてください。
先輩ママの体験談とアドバイス
1歳ごろまでは電子レンジで煮沸消毒をしました。時間は5分ほどです。
1歳ごろまでは電子レンジ消毒専用のプラスチック容器の哺乳瓶を買ってきて、電子レンジで煮沸消毒をしました。 時間は5分ほどで取り出す時熱いので、素手で触らず、やけどをしないように気を付ける必要があります。 1歳を過ぎると、哺乳瓶はさっと洗うだけにしました。 外出するときは、使い捨ての哺乳瓶を使うか、チャックで密封できるビニール袋に哺乳瓶と乳首を入れて、専用の消毒剤を入れると便利です。 乳首だけ消毒して、哺乳瓶は使い捨てなど、いろいろなグッズがあるので、やりやすい方法で使うと良いと思います。(埼玉県 F.M) |
日々の煮沸は熱湯を掛ける・浸すと言う方法をしていました
哺乳瓶の煮沸と言うと、お鍋でグラグラ煮ると言うイメージですが、私は、やかんでお湯を沸騰させ、それを哺乳瓶に並々入れて、吸口は、逆さまにして熱湯が入った哺乳瓶に浸け、またその上から熱湯を注いでいました。 瓶の外側にも掛けるような感じです。 日々の煮沸はそうして、週に1~2回、グラグラとお鍋で煮る煮沸を3分くらいしていました。 赤ちゃんと菌と聞くと、神経質になってしまいがちです。 私も最初は「煮沸!煮沸!」とグラグラ煮て、何度も何度もしていましたが、実家の母に哺乳瓶の煮沸をお願いしたら、上記のように熱湯を掛ける・浸すと言う方法で、なんだか拍子抜けした覚えがあります。 その方法でもうちの子は全然平気でした。 「な~んだ。これでも良いんだ」と、気が楽になりました。 周りの育児経験者の方はたくさんのアドバイスをお持ちです。 たくさん話を聞いて、ご自分がやってみようかなと思ったこと、赤ちゃんに合った方法で、気楽に、手を抜いてトライしてください! |
レンジで消毒できるものは買わず、お鍋で煮沸しました
ほぼ完母だったので、ほ乳瓶は数えるほどしか使わなかったので、レンジで消毒できるものは買わず、お鍋で煮沸しました。 10分ほど、ほ乳瓶の口などは分解してぐつぐつお鍋で煮ました。 ほ乳瓶を冷ます時間が要るので、時間はかかります。 ミルク派なら煮沸する回数も多いので、市販され得ている電子レンジで煮沸できるものを買う方が良いと思います。 うちはほ乳瓶1本でやりくりできましたが、2本など複数を使い回すと楽だと思います。(奈良県 M.S) |
鍋にお湯を沸かし、哺乳瓶は5分、乳首や哺乳瓶のふたは3分煮沸しています
産まれてすぐからずっと、煮沸方法は変わらず、鍋にお湯を沸かし、哺乳瓶は5分、乳首や哺乳瓶のふたは3分煮沸しています。 私は、お湯の量が少ないとちゃんと煮沸されてる気がしないし、ガスでやっているので、まとめていっきに、たっぷりのお湯でやり、同時にスタートしたら、乳首、ふたを先に取り出しています。 あまり神経質にならずに煮沸させればいいと思います。 たまに箱の表示をみると、煮沸禁止のものもあるようなので、そこだけ気をつければ問題ないと思いますよ。 節約も含めて、何本かたまってから一気にやってもいいと思います。(神奈川県 A.K) |
哺乳瓶の消毒は電子レンジで出来るタイプのものを使用していました
哺乳瓶の消毒は電子レンジで出来るタイプのものを使用していました。 哺乳瓶を洗った後、500Wで3分チンして終わりです。 ただ、取り出す際にはとても熱いので注意が必要です。 私はフェイスタオルでくるんで出していました。 哺乳瓶の消毒はミルクを飲んでいる赤ちゃんにとって毎日何回も行うことなので、ご自身に合う方法が一番良いかと思います。 個人的には電子レンジでの消毒は簡単で容器も安く購入出来る為おすすめしますが、やはり試してみるのが確実だと思います。 |
まとめ
哺乳瓶の消毒方法には、「煮沸消毒」「電子レンジ消毒」「薬液消毒」「紫外線消毒」などがありますが、「煮沸消毒」と「電子レンジ消毒」をしている方が多いのではないでしょうか。
煮沸消毒は、熱湯で5分間すれば菌は消毒されるようです。
電子レンジ消毒は、約5分間電子レンジでチンすれば消毒することができるようです。(メーカーの指定に従ってください。)
心配性の方は10分間ぐらい煮沸消毒をしても問題はないですが、乳首が歪んで変形してしまわないように注意してくださいね。