「納豆の離乳食は、赤ちゃんにいつからあげても大丈夫なの?」

納豆はとても栄養豊富な食べ物なので、赤ちゃんの離乳食によくお勧めとされています。そんな納豆はいつから離乳食として与えてもいいものなのでしょうか。

先輩ママの体験談から、離乳食に納豆をいつから与えてもいいのか、どのように与えればいいのかについてみていきましょう。

離乳食に納豆はいつから

納豆は、生後5か月~6か月といった離乳食の初期から赤ちゃんに与えても大丈夫です。

先輩ママたちの体験談を見てみると、7か月~1歳ぐらいの時期に納豆を与えたという方が多いようです。

納豆を与える時期については、それほど神経質になる必要はないと思います。

ただ注意したいのは、赤ちゃんに大豆アレルギーがないかをきちんと確認するということです。

まずは少しだけ豆腐を与えて様子を見てみたり、納豆を少しだけ与えて数時間後に何も赤ちゃんに変化がないことを確認してくださいね。

納豆の与え方

納豆の量

最初に納豆を赤ちゃんに与える時は、スプーン小さじ一杯程度の納豆からスタートしましょう。

問題がなければ、徐々に量を増やしていくといいですね。

納豆をどのように調理する?

最初は、納豆をすりつぶして湯通しをすると赤ちゃんが食べやすくなります。

先輩ママの体験談を見ると、ひきわり納豆を利用している方が多いですね。

ひきわり納豆だと、すりつぶさなくても赤ちゃんがよく食べてくれるケースが多いようです。

赤ちゃんが慣れてきたら、ひきわりから小粒の納豆に替えても問題なく食べてくれることも多いです。

先輩ママの体験談で、最初は納豆を赤ちゃんが拒否したけれど、しばらくしてからもう一度与えると大丈夫だったということもあるようです。

赤ちゃんの好みは結構変わるので、何度かチャレンジしてみてもいいのかもしれないですね。

また、卵に混ぜたり、野菜に混ぜたりするという方法もあります。

納豆は、たんぱく質・ナットウキナーゼ・ビタミン・食物繊維など体にとてもいい食材です。

肉や魚が嫌いな赤ちゃんも多いですが、納豆を食べてくれるとたんぱく質も補給できます。

ぜひ納豆を離乳食に取り入れて、赤ちゃんを健康に育ててくださいね。

先輩ママの体験談とアドバイス

Baby

9カ月頃から納豆を離乳食に与えました

9カ月頃から納豆を離乳食に与えました。
最初はひきわり納豆を使い、徐々に普通の物に替えていきました。
ひきわり納豆を使用する事で、時間がかからずお腹にも優しいようです。
大きくなるにつれて、納豆巻き等を手に持てるような大きさに作り食べさせました。
はじめての子供の時は何もわからず、本に書いてある事がすべてだと思っていました。
3時間おきの授乳や、ミルクを飲む量などが違うと不安になり、「うちの子は大丈夫なのかな」とよく思ったものです。
でも本に書いてある事は標準であり、不安な時は一人で抱えこまず専門家や、人生の先輩に聞く事をお勧めします。

8カ月~9カ月頃から納豆をあげ始めました。

8カ月~9カ月頃から納豆をあげ始めました。
大豆アレルギーが無いことは豆腐で確認済みでしたので、まずは小さじ1杯弱程度の量から与え始めました。
私の場合刻むのが面倒だったので、ひきわり納豆を購入。
臭みや粘りを軽減するため、お湯をかけて下処理ものをおかゆにのせてあげていました。
クセが強く、大人でも苦手な人の多い納豆ですが、意外に赤ちゃんが好む食材の一つだと思います。
私の息子は肉や魚を一切食べなくなってしまった時期がありましたが、そんな時でもなぜか納豆だけは食べられたので、貴重なたんぱく源でした。
周りの赤ちゃんも、納豆大好きな子は多かったです。
栄養満点で手軽な食材なので、ぜひ離乳食で試してみてください。(群馬県 H.I)

ザルでさっと洗ってから、卵と混ぜて卵焼きにしました

納豆は一歳ごろの離乳食完了期に始めました。
独特のねばねばがあるので、ザルでさっと洗ってから、卵と混ぜて卵焼きにしました。
ねばつきもきにならずに食べてくれました。
それ以降は、納豆単体でなく、何かと混ぜて食べさせていました。
納豆のねばつきは洗えば軽減できるので、はじめは面倒でも洗ってから調理することをおすすめします!
納豆が好きなお子さんだと、納豆に野菜を混ぜたりすると野菜の苦味も気にならずにたべてくれますよ。
私のこどもは緑の野菜嫌いでしたが、ほうれん草を刻んで納豆に混ぜるとたべてくれました!

ひきわり納豆を一回の食事に小さじ1杯程度を与えました

離乳食は1歳になってから始めました。
1歳になる前は母乳とミルク以外はあげませんでした。
離乳食はアボカドから始め、豆腐や納豆を食べさせました。
納豆はひきわり納豆を一回の食事に小さじ1杯程度を与えました。
歯も生えていたので納豆をすりつぶしたり、刻んだりはしませんでした。
1ヶ月ほど後にはひきわりではなく、中粒の納豆を食べていました。
その後は一回に1/4パックほどを2か月ほど食べさせました。
納豆は、納豆菌やナットウキナーゼ、ビタミンKを摂取するために1歳を過ぎてから食べさせました。
2歳9か月になる今も納豆は毎日食べています。
今までかかった病気は1歳9か月のときにかかったノロウィルスだけです。
納豆を毎日食べていた息子と私は症状が1日で収まりましたが主人は2、3日寝込んでいました。
ノロの時以外では普段、便秘や下痢で悩んだことはありません。
納豆はタンパク質も摂れますし、乳幼児におすすめです。(東京都 M.N)

刻んでゆでて、ぬめりを取ってからあげました

一番始めにあげたのは7か月のときです。
刻んでゆでて、ぬめりを取ってからあげました。
おかゆと混ぜてあげましたが、気に入らなかったらしく吐き出してました。
その後しばらくあげるのをやめていて、9か月のときにもう一度あげたら普通に食べました。
それからは小粒なら刻まずに、ぬめりを取らなくても食べるようになりました。
1才過ぎてからは納豆好きになったみたいで、水菜やほうれん草も納豆と混ぜてあげれば食べられるようになりました。
今は逆に大好き過ぎてもっと食べたいってなるので、食べ過ぎないようにほかの野菜と混ぜてあげるようにしています。
1度あげて吐き出したときに、あんまり好きじゃないと思ってあげずにいました。
数ヶ月してからあげたら普通に食べたので、嫌いじゃなくてほしくない気分だっただけかもしれません。
食べなかったとしても、吐き出したとしても、少し日にちをおいて何度かチャレンジしていけば、いつの間にか食べるようになると思います。(岡山県 R.M)

まとめ

納豆は、たんぱく質・ナットウキナーゼ・ビタミン・食物繊維などたくさんの栄養が含まれた食材です。

離乳食のメニューにぜひ加えたい一品ですよね。

納豆は、離乳食初期の5か月~6か月程度の時期に赤ちゃんに与えても問題はありません。

ただ大豆アレルギーの可能性があるので、最初は少量を与え、数時間はアレルギーが出ないかどうかきちんと様子を確認しましょう。

赤ちゃんに初めて納豆を与える時は、湯通ししてぬめりを落とし、細かく刻んだりすりつぶしたりして食べやすくしておくといいでしょう。

最初はスプーンひとさじ程度から試してみて、徐々に量を増やしていきましょう。

納豆は赤ちゃんの健康にも役立つ食材なので、上手に離乳食に取り入れてくださいね。