「いつから赤ちゃんのお風呂に入浴剤を使ってもいいの?」

入浴剤入りのお風呂に入ると保湿効果がありお肌がすべすべしますよね。それでは赤ちゃんはいつから入浴剤入りのお風呂に入ってもいいものなのでしょうか。何か問題が出ることもあるのでしょうか。

先輩ママの体験談から、赤ちゃんがいつから入浴剤入りのお風呂に入ったのか?問題はなかったのか?についてみていきましょう。

いつから入浴剤を使ってもいいの?

入浴剤と言ってもたくさんの種類がありますよね。

大人用の入浴剤もたくさんありますが、最近は赤ちゃん用の入浴剤もたくさん販売されています。

赤ちゃんはお肌が乾燥しやすく保湿が大切なので、赤ちゃんを入浴剤入りのお風呂に入れてあげたいというニーズがあるのでしょうね。

赤ちゃん用の入浴剤は、生まれてすぐの新生児でも利用できるものがあります。

生まれてすぐお風呂には入らないので、沐浴をするときの「沐浴剤」として発売されていますね。

産婦人科で「スキナベーブ」などの沐浴剤を使用することもあります。

産科で使用した沐浴剤を、退院して自宅に帰った後も使っているという方は多いようですね。

赤ちゃん用入浴剤は大人用入浴剤とは違うの?

大人用の入浴剤は、肌への刺激が強いものがありますよね。

入浴剤によく入っている「硫黄」や「炭酸水素ナトリウム」などの成分は、大人なら特に問題はなく使用することができるのですが、お肌が敏感な赤ちゃんにはちょっと刺激が強すぎます。

また、合成色素・合成香料・酸化防止剤などいろいろな合成成分も添加されていることが多いです。

やはり赤ちゃんには、低刺激の赤ちゃん専用の入浴剤を使うほうがいいです。

大人用入浴剤も「お肌が安定してきた3か月以降はご使用できます」とよく記載されていますが、やはり赤ちゃんには刺激があまりない専用のものを使うことをお勧めします。

赤ちゃん用入浴剤にもいろいろな種類がありますが、できれば合成成分が含まれていない低刺激の「無添加入浴剤」を選んであげると、お肌に優しくていいのではないでしょうか。

赤ちゃんを入浴剤入りお風呂に入れる時の注意点

赤ちゃんを入浴剤入りお風呂に入れてあげる時の注意点を見ていきましょう。

少しずつ試してみる

入浴剤は赤ちゃんによって、「合う」「合わない」ということがあります。

まずはパッチテストのように、「手だけに使ってみる」など、試してから使用する必要がありますね。

ほとんどの赤ちゃんには問題なくとも、やはりある一定の確率でお肌に異常が出てしまうことがあります。

いきなり全身をお風呂に浸からせるのではなく、少しずつ異常がないかどうかを確認しながら使用してくださいね。

もし何らかの異常が出た場合は、すぐに使用をやめて医師に相談しましょう。

お風呂の水を飲まないように注意

赤ちゃんはお風呂に入っているとき、濡れた手を口に入れることがありますよね。

ただの水なら特に気にもならないのですが、入浴剤の入ったお湯だとちょっと気になってしまいます。

もちろん舐めるぐらいですぐに何か問題が出るわけではないのですが、あまりいい気はしません。

もし大量に入浴剤入りのお湯を飲んでしまった場合などは、お医者さんに相談してみてくださいね。

滑らないように注意

入浴剤をお風呂に入れると、ぬめり気が出て滑りやすくなることがあります。

お風呂の中で手を滑らせて赤ちゃんを落としてしまわないように注意しましょう。

赤ちゃんを抱えて立ち上がるときなども、滑らないように注意する必要がありますね。

先輩ママの体験談とアドバイス

お風呂

娘が3ヶ月になってから入浴剤を使い始めました

今は、赤ちゃん用の入浴剤も販売されていて、月齢で種類が分かれています。
わたしも娘が3ヶ月になってから入浴剤を使い始めました。
保湿効果があり、肌のカサカサも軽減されて乳児湿疹に悩んでいましたが改善されました。
水道水には塩素が含まれていて、肌の乾燥の原因になるそうです。
塩素はアトピーの原因にもなるようで、入浴剤を使うことでわたしはこれを改善しました。
月齢によって選べますし種類が結構あるので自分に合ったものを見つけましょう(岩手県Y.F)

入浴剤が薄めになるようにして入ったので、問題はありませんでした

上の子がいたこともあり、子供用のおもちゃが入っている入浴剤を使ったことがあります。
当時1歳を過ぎた頃でした。
お風呂のお湯の量を増やし、入浴剤が薄めになるようにして入ったので、問題はありませんでした。
でも、お風呂上がりに入念に身体をシャワーで洗い流しました。
初めて入浴剤を使用するときだけは、お風呂のお湯を多くするなど、少し慎重になった方がいいと思いますが、いつもと違うお風呂のお湯に、赤ちゃんも驚きながらも、喜んでくれますよ。
たまにはそんな楽しみ方もいいですよね。(群馬県 H、T)

乳児湿疹にも効果があるとのことで購入しました

ソフレのベビーエッセンスの入浴剤に入れています。
2ヶ月くらいから湯船に一緒に入るようになりました。
2回目から入浴剤を入れています。
お風呂は肌の脂が取られますし、冬で乾燥しやすいので、入浴剤を入れたいと思いました。
ソフレは安心出来るメーカーですし、ベビー専用で低刺激、ノンアルコールなど安全性に配慮されてるようなので、これにしました。
また、乳児湿疹にも効果があるとのことで購入しました。
効果があるようで、乳児湿疹で酷かった顔でしたが、ならなくなりました。
ベビー専用の入浴剤は入れた方がいいと思います。
大人もですが、入浴中に脂が失われてしまいます。
ボディーミルクも元々塗ってはいましたが、足りないようで、入浴剤を入れるようになってからは、乳児湿疹も治りました!(北海道K.T)

少しずつ様子を見ながら使うとよさそうです

赤ちゃんがまだ産まれたての頃に小さなベビーバスに入れてた時には、病院から指導があったので、赤ちゃん専用の入浴剤を入れて保湿効果があるようにお風呂に入れていました。
私達と一緒に入れる頃になったら、あえて入浴剤は使わずに、お風呂から上がってから乳液を身体につけてあげていました。
赤ちゃんによって、肌が敏感な子と肌が強い子といますよね。
最初から入浴剤を使うのではなくて、少しずつ様子を見ながら使うとよさそうです。
絶対に使わないといけない訳ではないので、肌を触ったり、目で確かめてから使用してもいいと思います。(福岡県 YT)

退院してすぐに「スキナベーブ」を使い始めました

産院ではじめてお風呂に入れてもらった時に看護師さんが使っていたので、退院してすぐに「スキナベーブ」を使い始めました。
子供は2月の寒い時期に生まれましたが、これを使っていたおかげで皮膚がカサカサしなかったです。
汚れも落とせますし洗い流し不要です。
硬水の地域で生まれた下の子は、乾燥が酷くかゆさで肌を掻きむしっていました。
何種類もの保湿クリームを試しましたがなかなか合うものがなく、皮膚が硬くなるほど乾燥していました。
アトピーなどを防ぐためにも必ず保湿をしてあげてください。
衣服の洗剤や柔軟剤に含まれる香料なども肌荒れの原因になるそうなので、肌の弱い子には無香料のものを使ってあげてください。(アメリカ R.K)

まとめ

最近は赤ちゃん用の入浴剤がたくさん販売されています。また新生児から使用できる沐浴剤もたくさん販売されていますね。

沐浴剤は産婦人科などでもよく利用されています。産科で使用していた沐浴剤を退院後も使用するという方は多いようです。

大人用入浴剤は、硫黄や合成香料など赤ちゃんには刺激の強い成分が含まれていることが多いので、赤ちゃん用のベビー入浴剤を使用したほうがいいでしょうね。

赤ちゃんのお肌は敏感でデリケートなので、刺激の少ないものを使ってあげる必要がありそうです。