「沐浴剤って使ったほうがいいの?いつから使えるの?」

沐浴剤を使おうかどうか迷っているママさんは多いと思います。沐浴剤は石鹸代わりになり便利なものですが、実際のところ必要なのでしょうか。またどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。

先輩ママの体験談から、沐浴剤のメリットやデメリット、実際に使ってみてどう感じたのかなどについて見ていきましょう。

沐浴剤は使う必要があるの?

沐浴剤を使おうかどうか迷っている方は多いと思います。

沐浴剤は生まれてすぐの新生児から使用できるので、便利であることは確かですよね。

ただ結論から言ってしまうと、沐浴剤を必ず使わなければならないということはありません。

実際に沐浴剤を使用せずに、石鹸で新生児の赤ちゃんの体を洗っているママさんたちのほうが多いと思います。

ただ沐浴剤にはメリットもあります。まずは沐浴剤を使用するメリットを見ていきましょう。

沐浴剤を使うメリット

ママが沐浴を簡単にできる

初めて沐浴をするときってかなり気を使いますよね。

赤ちゃんをしっかり落とさないようにしながら、石鹸を泡立てて優しく洗ってあげる。そしてその泡をやさしく流してあげる。

このように、一人で赤ちゃんを沐浴してあげるのは結構大変です。

しかし沐浴剤を使うと、簡単な汚れ程度なら沐浴剤入りのお湯だけで済ませてしまうことができます。通常すすぎもいりません。

育児中は大変なことが多いので、一つでも簡単にできることがあればうれしいのは事実ですよね。

保湿が簡単

多くの沐浴剤には、保湿成分が含まれています。

赤ちゃんのお肌はとても乾燥しやすいです。

通常の場合、沐浴後はワセリンやベビーローションなどできちんと保湿してあげることが大切になってきます。

しかし沐浴剤を使用した時は、保湿をしなくてもお肌がしっとりと保たれるので、保湿をする必要がなくなることが多いです。(もちろんさらに保湿してもいいですね。)

こちらもママの手間が省けるので簡単でいいですよね。

このように沐浴剤はママ自身の手間が省けるいい商品なのですが、デメリットが出ることもあります。どのようなデメリットがあるのでしょうか。

沐浴剤のデメリット

お肌のトラブルが起こる可能性も

これは沐浴剤に限らず石鹸にも言えることなのですが、赤ちゃんのお肌に成分が合わないために、お肌のトラブルが起こってしまう可能性があります。

初めての沐浴剤を使用するときなどは、まずは赤ちゃんの手に軽く使ってみたりして、パッチテストのように試してみることが必要となりますね。

もし産婦人科で沐浴剤を使用してお肌のトラブルがなかったなら、同じ沐浴剤を使えばお肌のトラブルを心配する必要もなさそうです。

汚れがひどい時は洗い残しの可能性も

赤ちゃんがウンチなどでとても汚れてしまっているときがありますよね。

汚れがひどい時はきちんと石鹸を使って洗い流したほうがいいです。

沐浴剤は通常の汚れ程度なら落とすことができるのですが、汚れがひどい時は完全に落ちないことがあります。

先輩ママの体験談を見ても、沐浴剤と石鹸をうまく併用している方がいます。

沐浴剤だけに頼らず、石鹸も併用して上手に汚れを落としてあげてくださいね。

先輩ママの体験談とアドバイス

赤ちゃん

沐浴剤は産院を退院してから、約1ヶ月間使用しました

沐浴剤は産院を退院してから、約1ヶ月間使用しました。
使ったのはスキナベーブという商品です。
ドラッグストアに置いてあったのがこれだけだったので。
顔にも使用していましたが、特に問題はありませんでした。
しかし、やはり沐浴剤だけではあまり汚れが取れていないようだったので、途中からはベビー用のボディーソープと併用していました。
赤ちゃんの肌は敏感だし、合う合わないがあるので、出産前にいろんな沐浴剤のサンプルを集めておいて、それを使ってからボトルなりなんなりを購入したほうが良いと思います。
長く沐浴剤を使う予定がなければ、サンプルだけで乗り切っても良かったかな、と思います。(岡山県 M.K)

乳児湿疹があるお子さんには、泡タイプの沐浴剤をオススメします

沐浴剤は生後2ヶ月まで使いました。
本当は生後1ヶ月までくらい使おうと思っていましたが、沐浴剤の量が多く、1ヶ月で使い切れず使わないのももったいなかったので2ヶ月使用しました。
沐浴剤の種類は液体タイプのものを使いました。
選んだ基準は、赤ちゃんの肌に優しいかどうかで、パラベン不使用など成分もよく見てえらんでいます。
使い心地は良かったと思います。
ただ、顔にも使いましたが、乳児湿疹がひどくなり、途中で汚れを落としやすい泡タイプの沐浴剤を顔と頭に使い始めました。
乳児湿疹がひどいお子さんなら、泡タイプの方がオススメです。
よく汚れが落ち、そのあと保湿すると治りが早いです。
今は生後3ヶ月の娘を育てていますが、泡タイプの沐浴剤だけを使用しています。
乳児湿疹があるお子さんには、泡タイプの沐浴剤をオススメします。
液体タイプのより汚れが落ちやすく、入浴後すぐに保湿すると乳児湿疹の治りが早いからです。
赤ちゃんは湿疹などでやすいので、肌に優しくて、尚且つ汚れが落ちやすい沐浴剤を選ぶといいと思います。(栃木県 M.H)

きちんと汚れが取れているのか心配で、使わないようになりました

沐浴剤は、産院からもらったサンプルを使いました。
ピジョンのものだったと思います。
アレルギーなども心配だったのですが、特に湿疹などの異常もなく使えました。
しかし、きちんと汚れが取れているのか、心配で、使わないようになりました。
沐浴剤は、石鹸で赤ちゃんを洗ってあげるよりも楽だと思います。
ただ、シワのところや、脇や、首回りなど、汚れがたまりやすいところは、石鹸で洗ってあげたほうがいいと思います。
乳児湿疹等が出た時も、病院からは、石鹸で洗うように指示されるので、併用するのがいいのではないでしょうか。(兵庫県 M.U)

生後2カ月位から8カ月位まで沐浴剤を使用しました

生後2カ月位から8カ月位まで沐浴剤を使用しました。
私の息子は乳児湿疹がひどく、固形せっけんやベビー用ボディソープ等、数種類を試しましたが、沐浴剤が一番お肌の調子が良かったような気がします。
湿疹が落ち着いた後も、あせも予防として使っていました。
もちろん、顔や頭にも使っていましたよ。
産後はママの体力も回復しきってないのに、赤ちゃんのお世話は休めないので大変ですよね。
赤ちゃんの沐浴も毎日のことなので、少しでもラクしたかった私は、沐浴剤を使用していました。
ベビーバスに少量入れて手でやさしくこするだけでOK、泡が落とし切れていないという心配もないのでとても使いやすかったです。
保湿効果もあるし、あせもの予防にもなるのでお勧めです。(群馬県 H.I)

顔以外の全身に使っていましたが、特にトラブルもなく使えていました

産まれてすぐ、病院から退院してきた翌日から首がすわるまで。ベビーバスを使っていたので、沐浴剤スキナベーブを使っていました。
とりあえず有名所で選びました。
顔以外の全身に使っていましたが、特にトラブルもなく使えていました。
沐浴剤を推奨していない病院もあるようなので、良く比較検討してママが選んであげると良いと思います。
沐浴剤は手軽で良いですが、私の友達の子は沐浴剤が合わず、発疹が出来てしまったと言っていました。
泡で出るタイプのベビーソープを使っていましたよ。
一番は赤ちゃんに合う物を選んであげる事なのかなと思います。(群馬県 N.S)

まとめ

沐浴剤は、使ってみると結構便利というものですよね。

簡単な汚れなら石鹸を使わずに沐浴するだけで汚れも落とすことができますし、多くの沐浴剤には保湿成分も含まれているので、乾燥を防いでくれます。

しかしもちろんのことですが、沐浴剤は必ず使わなければならないものではありません。

さら湯で石鹸を使って洗ってあげれば十分だと考える方もたくさんいると思います。

確かに沐浴剤を使用しなくても、特に困るということはないでしょうね。

沐浴を効率よくしたいとお考えの時は、沐浴剤を上手に利用するといいのかもしれませんね。