「赤ちゃんの卒乳はいつから?卒乳後の寝かしつけ方法はどうすればいいの?」

母乳育児をしていると卒乳の時期をどうすればいいのか、卒乳後の寝かしつけをどうすればいいのかなどの悩みが出てきますよね。

先輩ママたちは、いつぐらいの時期に卒乳をして、卒乳後にどのように赤ちゃんを寝かしつけたりしたのでしょうか。みていきましょう。

卒乳の時期は?

卒乳時期については、「いつがベストなのか?」「サインは何かあるのか?」など知りたいですよね。

卒乳の時期については、1日に3回離乳食をきちんと食べることができていれば栄養的には問題ないと考えられています。

母乳からまだまだ栄養が必要な時期に、無理やり断乳・卒乳してしまうことはないように注意してくださいね。

また卒乳をして母乳を飲まないということは、コップやストロー飲みで水分を補給する必要があるということでもあります。

そう考えると、1日3回離乳食を食べ、ストロー飲みで水分補給ができる時期になると、卒乳してもOKということになりますね。

しかしこの時期になったからと言って、必ず卒乳しなければならないわけではありません。

授乳は赤ちゃんとママの大事なスキンシップの時間でもあるので、2歳ぐらいまで授乳をしても特に問題はありません。

先輩ママの体験談を見ても、1歳になってすぐ卒乳した方や2歳で卒乳した方などいろいろです。

いつ卒乳をするのかは、ママの仕事復帰や妊娠、保育園入園などそれぞれの家庭環境に沿って、柔軟に考えていけばいいのではないでしょうか。

卒乳後の寝かしつけの方法

卒乳後に寝かしつけに苦労するママたちは多いようです。

昼起きているときには、授乳しなくても意外とすんなり受け入れてくれるケースは多いのですが、やはり寝かしつけには苦労するケースが多いようです。

寝る前に授乳をするとよく寝てくれることが多いので、赤ちゃんにとっても授乳をしてから寝るということが当たり前のことになっていることがあります。

赤ちゃん側から考えると、卒乳後の寝かしつけは「えっ、なんでなの?」という感じなのかもしれませんね。

先輩ママの体験談を見ても、卒乳後の寝かしつけに苦労した方は多いようです。

卒乳して数日から1か月ぐらいの間は赤ちゃんもぐずることがあるようですが、対策としては根気よくトントンしてあげたり、抱っこしてゆらゆらしてあげることを続けていくと、授乳しなくても寝てくれるようになるようです。

卒乳後の寝かしつけはちょっと大変なこともありますが、根気よく続けていくのが大事になりそうですね。

先輩ママの体験談とアドバイス

Baby

娘が1歳になった時に卒乳しました

娘が1歳になった時に卒乳しました。
とは言っても、もともとおっぱいよりも離乳食の方が好きな子だったので、覚悟していたようなぐずりは全くなく、おっぱいの時間がなくなったことに気付いてもくれませんでした。
寝かしつけは10カ月の時に指しゃぶりで寝る方法を獲得していたので、卒乳後に困ったことはありません。
添い乳すると卒乳が辛いと聞いていたので、寝ることとおっぱいは別物ととらえられるように意識しました。
10カ月の時に自分で寝られるようになったことで、大変さが激減しました。
眠い時に抱っこやおっぱいを求めて大泣きしても、布団に寝かせてトントンだけで寝ることが一回できただけで、その後は自分で寝るようになりました。

ご自身が一番ストレスにならない方法で行うのが良いと思います

本人が哺乳瓶を拒否するため、完全母乳で育児をした者です。
卒乳は1歳2か月の時でした。
卒乳に関して、事前に色々と調べて、気合を入れていたのですが、割とすんなりとできたと思います。
昼間の卒乳は、離乳食でお腹がいっぱいになりますので、本人は求めていませんでした。
ただ、夜間授乳は寝かしつけがラクなので、私がなかなか夜間卒乳に踏み切れなかったのです。
夜間に大きな声で泣かれても、ご近所のご迷惑にならないよう、夏休み、実家に2週間帰省した際に夜間卒乳を試みました。
寝かしつけの際は、おっぱいを欲しがっていましたが、抱っこをしてゆらゆらしていく内に寝入り、翌日からはその方法で成功しました。
また抱っこができない場合は、ベッドに寝ている子供の背中をトントンして寝かしつけしました。
当初は、本人が欲しがるまで授乳を続ける気でいたのですが、2人目妊娠が発覚してから卒乳を決めました。
今思うと、まだ自我が出てくる前に卒乳をしたのが良かったのかと思います。
また、抱っこでユラユラの寝かしつけも、体重が軽い内だったのでできた事です。
お母さんそれぞれ、卒乳に関しての考えはおありだと思います。
ご自身が一番ストレスにならない方法で行うのが良いと思います。(栃木県 O.H)

1か月たつと、子供がおっぱいを見ても吸いたいと思わなくなったようです

子供が1歳を迎え、次の子供を意識して卒乳をしました。
卒乳の1週間くらい前から「母さん歯が当たっておっぱい痛いからバイバイね。」と子どもに言い聞かせ、当日は主人に1日連れ出してもらってできるだけ思い出させないようにしました。
子供が一番ぐずったのは寝る前でした。
おっぱいが恋しいのか、普段ではないような大泣きでしたが、外でいっぱい遊んだのと、泣き疲れたのでぱたっと寝付きました。
その後の寝かしつけは、布団を上からポンポンたたいて話しかけてあげるか、あまり長くぐずるときは寝るまで抱っこ。重かったです。
うちの子は夜泣きがひどく、2時間おきにおっぱいで黙らせるかんじでしたが、卒乳してからは泣くたびにポンポンたたいたり、だっこしたり。
とくに1か月は大変でした。
1か月たつと、子供がおっぱいを見ても吸いたいと思わなくなったようです。
卒乳当日は、子供は泣くし、自分の胸は痛いし、『卒乳やめようかな・・・』なんて心が揺れることもあるかもですが、ぐっと我慢!! 
執着する子や家みたいに夜泣きが大変だったりすることもあるけど、子供は必ずわかってくれますよ。(東京都 K.S)

こども3人みんな2歳の誕生日で卒乳しました

こども3人みんな2歳の誕生日で卒乳しました。
2歳になったらもう赤ちゃんではないから、おっぱいにバイバイしようね、と話して聞かせその後はすっぱりやめました。
お風呂や着替えなどの時にじっと見ることはあっても、欲しいと駄々をこねることは殆どなかったと記憶しています。
今は卒乳を急がせる育児論も少ないですし、逆に家庭の都合で授乳を断念せざるをえないこともあると思います。
正解はないので代わりのスキンシップをとったりとそれぞれの時期、それぞれの方法で卒乳出来ればそれでよいと思います。(福岡県 K.K)

結構つらい時期が続きましたが、期間限定と思い我慢しました

1歳半の時に卒乳しました。
寝る時にぐずりながら寝ていく子だったので、おっぱいをやって寝かせるのが楽でしたが、卒乳時期にぐずる時は抱っこして寝かしつけたりしました。
結構つらい時期が続きましたが、期間限定と思い我慢しました。
今まで、おっぱいをねだっていた子が卒乳するとお母さん側も寂しさを覚えます。
そんなに頑張って卒乳する必要はないです。
いつか、少しの我慢で卒乳出来るタイミングがあります。
それまでは焦る必要はないと思います。
トイレトレーニングとかと一緒で他の子と比べない事が大切です。(岐阜県 K.M)

まとめ

卒乳の時期は、赤ちゃんが離乳食を1日3回食べれるようになり、水分もコップのみやストロー飲みできちんと補給できるようになれば、そろそろ卒乳してもいい時期であると言えるでしょう。

しかしこの時期になったからといって必ず卒乳しなければならないというわけでは当然ありません。

ご家庭の事情によっては、2歳前後まで卒乳しないというケースも珍しくありませんからね。

家庭の事情や家庭の考え方によって、柔軟に卒乳の時期を決めていけばいいのではないでしょうか。