「赤ちゃんはいつからつたい歩きをするのが普通なの?」
周りの同年齢の赤ちゃんがつたい歩きをしているのをみると、ちょっと焦ってしまうことがありますよね。赤ちゃんは一般的にいつ頃からつたい歩きをするのでしょうか。また練習は必要なのでしょうか。
先輩ママの体験談から、赤ちゃんがいつからつたい歩きをしたのか、練習をしたのか、転倒防止のために何かしたのかなどについて見ていきましょう。
目次
つたい歩きはいつから?
赤ちゃんは、ずりばい⇒ハイハイ⇒つかまり立ち⇒伝い歩き⇒歩き始めるといったように、少しずつ段階を経て成長してきます。
ただ赤ちゃんの成長というのはかなり個人差があり、ずりばいをせずにいきなりハイハイをしたり、つかまり立ちと同時に伝い歩きを始めたりと、それぞれとても個性があります。
赤ちゃんがつたい歩きをする平均的な時期は、10か月前後となっています。
しかし先に述べたように、赤ちゃんは非常に成長の個人差が大きいです。
先輩ママの体験談を見ても、8か月頃からつたい歩き始めた子もいれば、1歳3か月でつたい歩きを始めた子もいます。
もちろん周囲の同月齢の赤ちゃんがつたい歩きを始めているのに、自分の子供がまだできていないと焦ってしまう気持ちもよくわかります。
でも正直なところ、あまり他人と比較しても仕方がないですよね。
育児はうまくいかないことばかりですので、あまり心配しすぎずに、子供を信じてのんびりと楽しく育児をしてくださいね。
つたい歩きで事故がないようにする対策
つかまり立ちし、つたい歩きをし始めると赤ちゃんが転倒して頭を打つ事故が増えてきます。
事故を防止するための対策について見ていきましょう。
カーペットやマットを敷いてあげる
最近はフローリングの床のリビングなどが多いですよね。
フローリングの床は結構硬いので、赤ちゃんが転んで頭やあごを打ってしまうとかなり衝撃を受けてしまいます。
フローリングなど硬い床の場合、カーペットやマットなどを敷いてあげて、赤ちゃんが転んでも衝撃を和らげる工夫をしてあげましょう。
自由に組み合わせることができるジョイントマットなどを利用すると、赤ちゃんがよくつたい歩きをする場所に効率よくマットを敷くこともできるので、一度お試しください。
危険なものを取り除いておく
赤ちゃんが転んだ時に、テーブルやラックの角、テレビ台などに頭をぶつけてけがをしてしまうことはよくあります。
特に角がとがったテーブルや、ガラステーブルなどは危険性が高いので、できる限り赤ちゃんが伝い歩きをし始めた時期は置かないようにしておきましょう。
またつたい歩きをし始めると、テーブルやラックの上にあるものに興味を示して手を伸ばすことがよくあります。
コインやたばこなど、小さなものを誤飲してしまう事故もよくあります。
危険なものは赤ちゃんの手の届かない範囲に置いておくように注意する必要もありそうです。
つたい歩きの練習は必要?
結論から言うと、つたい歩きの練習を無理にする必要はありません。
まだ赤ちゃんが伝い歩きの時期ではないのに無理に練習をすると、骨や筋肉に負担がかかってしまう恐れがあります。
同月齢の赤ちゃんが伝い歩きをしているのを見ると、練習したくなる気持ちもわからないではありませんが、転んで大けがしてしまうと元も子もありませんので止めておきましょう。
成長が遅いのも個性だと考えて、ゆっくりとおおらかに見守ってあげてくださいね。
先輩ママの体験談とアドバイス
つたい歩きをしたのは、9ケ月終わり~10ケ月頃でした
つたい歩きをしたのは、9ケ月終わり~10ケ月頃でした。 何も練習させる事などせずに、いつのまにかする様になっていました。 つかまらずに歩ける様になったのは、1歳を2週間くらい過ぎてからでした。 同じくらいのお友達はもう少し早くから歩けていたので、ウチはまだかなと思いましたが、子供がつかまっていた所から自分で手を離して、自分でちょっと拍手をして喜んでいたので、私も一緒に拍手して喜んだのをよく覚えています。 テーブルなど、つかまっても引っかかる部分がなくすべってしまう所では、後ろにバタンと倒れてしまう事も多いです。 なので、その周りには、頭を打つと危険な物は置かない様にしていました。 フローリングには、カーペットを敷いておくだけでも良いと思います。 後ろに倒れれば頭は少なからず打つと思いますが、数時間以内に顔が青ざめたり吐いたりしなければ大丈夫だと、健康診断の時に言われたのでそれほど不安ではなかったですし、そこまで強く頭を打つ事はありませんでした。 頭を打つ事も心配ですが、顎を打たないかな、との心配がありました。 具体的なアドバイスは受けた事はありませんでしたし、実際には大丈夫だったのですが。 (栃木県 Y.S) |
娘は、10ヶ月頃から伝い歩きを始めました
娘は、10ヶ月頃から伝い歩きを始めました。 特に何か用意した訳ではなく、テレビ台やラックを持って歩き始めました。 テレビ台の端まで来るとハイハイをしてラックのところまで来て、ラックを持って伝い歩きをしていました。 まだ不安定なので転ぶこともあり、床には柔らかいマットを敷いていました。 伝い歩きを始めたばかりの頃は、まだ歩き方が不安定で、少しの段差などで転んでしまいます。 赤ちゃんが歩く場所は物を片付けて、できれば柔らかいマットなどを敷くことをおすすめします。 また、テレビ台などの角で頭をぶつけることもあるので、柔らかいカバーなどで覆った方がいいと思います。 (兵庫県 H.Y) |
つたい歩きが出来るようになったのも1歳3カ月頃でした
私の子どもは何事もできるようになるのが遅く、つたい歩きが出来るようになったのも1歳3カ月頃でした。 はいはいを始めたのも11カ月頃、早い子はもう歩き始めていました。 ただ、遅かった分転んだりする事は少なく、ケガをする事もありませんでした。 子どもの成長が遅かった場合、周囲の子どもと比べたり、健診の時に何か言われたり親としては悲しくなる事もありますが、子どものペースで良いと親が信じてあげるのがいいと思います。 遅い子は遅いなりにしっかりと一つずつできるようになります。 (静岡県K.N) |
娘は10ヶ月ごろで息子は8ヶ月ごろだったと思います
6歳の娘と2歳の息子、来月三人目を出産します。ちなみに職業は保育士を12年しています。 娘も息子も二人とも多分、赤ちゃんの頃から動きも活発で運動面に関しては体の使い方も上手な方だったと思います。 はいはいの頃から、沢山動いていたのでたくさん動けるように遊ばせました。 伝え歩きは娘は10ヶ月ごろで息子は8ヶ月ごろだったと思います。 しかも、息子は産まれて初めての旅行に行った日に、車に揺られ長旅のあと旅館の部屋でくつろいでいる時に、ふとみると机に一人で初めてのつかまり立ちをしました。 その後すぐに伝え歩きも始めていました。 職業柄、いろいろな子を見ていろいろな保護者の方がいていろんな考え方がありますが、私は親となってみて思うことは、子どもは経験しないと危険なことやしてはいけないことがわかりません。 それは、大きくなって言葉が分かるようになってからではなく、産まれてから間もない赤ちゃんにも同じことが言えます。 寝返りの頃から何度か練習していれば、こうすれば上手くひっくりかえれると学習しできるようになります。 伝え歩きもおぼつかないから危険だからと大人が過保護になりすぎて囲いの中で過ごさせるのではなく、部屋のあちこちを一緒に探検するといいと思います。 もちろん本当に子どもにとって危ないものはしまっておき、赤ちゃんが沢山自分の意思で行きたい所にいくことがママもパパも赤ちゃんにとっても楽しく過ごせるコツではないかと思います。 (福岡県S.Y) |
ソファーの上に置いてあったぬいぐるみを取りたくて立ち上がったようです
5歳、3歳、1歳のこどもがいます。 3番目の子は9ヵ月の時につかまり立ちをしました。 特に練習することはなくソファーの上に置いてあったぬいぐるみを取りたくて立ち上がったようです。 つかまり立ちを始めてからは度々転んで頭をうったり、上の子たちが散らかしたおもちゃの上に転んでしまって痛い思いをさせたこともありました。 床には一面ジョイントマットを敷いて、その上からカーペットを敷いてなるべく転んでも痛くないように硬い部分が露出しないようにしました。 つかまり立ちを始める頃はとにかく危険がいっぱいで目が離せなくなります。 子供も今まで手の届かなかったところまで手が伸びるようになり、好奇心から色んなものに触れたがります。 危険なものは手の届かないところ、子供に見えないところにしまっておくのがいいでしょう。 家事も思うように進みませんが、イライラせず気長に家事も時には手抜きしながらするのがいいですよ。 |
まとめ
赤ちゃんがつたい歩きをし始める時期は、一般的に生後10か月前後だと考えられています。
しかしこれはあくまで平均であって、赤ちゃんによってかなり個人差があります。
あまり周囲の赤ちゃんと比較せずに、ゆっくりと赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。
つたい歩きをし始めると、転んで頭やあごを打つ事故がよく起こります。
硬い床は危険性が高いので、カーペットやマットを敷いて衝撃を和らげる工夫をしてあげてくださいね。