「ミルク育児をするとき、調乳ポットは必要なの?」
いろいろな雑誌を見ていると、調乳ポットの宣伝をよく見かけます。そもそも調乳ポットは必要なものなのでしょうか。
先輩ママの体験談から、調乳ポットを使ってみてどうだったかについてみていきましょう。
目次
調乳ポットは必要なの?
調乳ポットが必要かどうか問われれば、「必ずしも必要ではないけどあれば便利」という答えになりますね。
それでは調乳ポットのメリット・デメリットについてみていきましょう。
調乳ポットのメリット
いちいちお湯を沸かさなくていいから便利
調乳ポットのメリットのほとんどの部分は、「いちいちお湯を沸かさなくていいから便利」ということですよね。
赤ちゃんのミルク作りは結構大変な作業です。
頻回授乳の時期だと、数時間ごとにお湯を沸かさなくてはいけません。
そんな時調乳ポットがあれば、ミルク作りに必要な70℃以上にお湯を保温してくれるので、ミルク作りの手間をかなり省くことができます。
先輩ママの体験談を見ても、子供が泣いてもすぐにミルクを上げることができるのでとても便利だったようです。
育児はとにかく大変なことが多いので、いろいろな便利グッズを使って少しでも手間を省くのはいいことですよね。
旦那さんが育児参加しやすい
旦那さんが育児参加をするためには、なるべく手間がかからない方法が必要となります。
調乳ポットですぐにお湯が使える状態だと、旦那さんでも簡単にミルクが作れますよね。
男の人は簡単なことでないとしてくれないということが多いです。性質的に面倒くさがりなんですね。
逆に、簡単なことなら結構してくれることがあります。
旦那さんが家にいる時にミルクを作ってくれると育児が楽になりますので、調乳ポットを利用して旦那さんを上手に育児参加させたいですね。
調乳ポットのデメリット
ほかのものでも代用できる
調乳ポットを購入しても、ミルク育児をしている1年~2年程度の期間しか使用しないですよね。
それならその後も使用できる電気ポットや電子ケトルを購入したほうがいいのではないか、という意見もあります。
確かに調乳ポットでなくとも、保温機能付きの電気ポットや電子ケトルで代用できないことはないです。
またウォーターサーバーを利用すれば、すぐにお湯を利用することもできますよね。
先輩ママの体験談を見ても、70℃以上で保温できる電気ポットを代用品として使用していたようです。
こう考えると、長く使用するのなら調乳ポットにこだわらず電気ポットの購入を考えてもいいのかもしれないですね。
カチカチ音が気になる
調乳ポットは、お湯を70℃に保温するためにサーモスタット機能が付いていることが多いです。
このサーモスタットの「カチカチ」する音が耳障りに感じるママさんは結構多いようです。
やっと赤ちゃんが寝てくれたと思ったらどこからともなく「カチカチ」という音がなってイライラ。ということもあるようです。
アイロンやストーブ・こたつなどのサーモスタットの「カチカチ」音でイラっとしたことのある方は、調乳ポットが向いていないのかもしれないです。
便利なはずの調乳ポットでイライラしてしまうと、意味がありませんからね。
先輩ママの体験談とアドバイス
すぐお湯が沸いてミルクに最適な温度になるので、かなり便利でした
ミルクをいちいち温度を測るのが大変だったので、ピジョンの調乳ポットを購入しました。 すぐお湯が沸いてミルクに最適な温度になるので、かなり便利でした。 1年ほどずっと使用していました。 大きくて移動の時は持ち歩けないのが欠点でした。 すぐにお湯がほしい、赤ちゃんが泣いているのですぐあげたい、という時にさっとあげられるのと、誰でも簡単に使えるので、ミルクをメインにしている方は、便利なので持っているとやはり便利だと思います。(埼玉県 F.M) |
お腹が空いて泣きだす前に、すぐに与えてあげることができとても便利でした
混合授乳をしていた頃、頂き物の調乳ポットを毎日使用していました。 熱すぎずぬるすぎず、ミルクの溶けやすい丁度いい温度が保たれるため、お腹が空いて泣きだす前に、すぐに与えてあげることができ、とても便利でした。 ミルク以外に、湯冷ましを作ることにも使用しました。 私自身、調乳ポットというものがあることを知らなかったのですが、頂き物を使用してみて、とても便利なアイテムだと思いました。 お母さんの体のためにも、楽できるところは楽をすべきだと思います。 便利なアイテムを使って、少しでもストレスを減らせますように!(東京都 W・M) |
調乳ポットは必需品でした
「PIPBABY 調乳ポット」を卒乳の1歳半の頃まで使用しました。 ポットがガラスなので丸洗い出来て清潔でした。 洗っているときにうっかり落としてしまって、ポットだけ取り寄せしました。 けっこう高かったので、まるごと買い換えたほうが良かったかもしれません。 母乳をうまく飲めずに完全粉ミルクだったわが子に、調乳ポットは必需品でした。 粉ミルクを飲ませなくてはいけない理由は、人それぞれ。 誰にも責められる筋合いはありません。 気にせず頑張って子育てしましょう!!(広島県 T.N) |
旦那様と協力して育児が出来ますので調乳ポットはとてもオススメ
調乳ポットはピジョンのものを購入し、使い始めました。 ミルクだったので、子どもが泣き始めてもあまり待たせることなくミルクをあげることができましたので、この調乳ポットにして良かったなと思いました。 とても愛用しました。 調乳ポットを使用する際には、こまめに水を入れ替えることが大切だと思います。 慣れてしまえばミルク育児でもとても楽になりますし、旦那様と協力して育児が出来ますので調乳ポットはとてもオススメだと思います。(宮崎県K.K) |
2ヶ月程してから普通の電気ポットを買い直しました
最初から母乳とミルクの混合育児だったので、ミルクを作るときのお湯は必須だったので購入しました。 メーカーはコンビの物を使用していました。 使っていて気付いたのですが、別にわざわざ調乳ポットでなくても良かったと思います。 場所を取るし、お湯の温度も70℃で設定されていたので他に使うこともあまりなく…。 結局、2ヶ月程してから普通の電気ポットを買い直しました。 調乳ポットがあったらあったで便利だとは思うのですが、電気ポットでも代用は可能です。 電気ポットでも70℃の温度設定ができる電気ポットもあります。 私はそれを購入しました。 ミルクをあげる期間は短くて1年程なので、その後も普通に使える電気ポットを買ってもいいのかなと思います。 調乳ポットにしろ電気ポットにしろ、そのままの温度ではミルクが熱すぎるので、湯冷ましを常に冷蔵庫に用意しておき、それを混ぜて適温にしてすぐに赤ちゃんにあげられるといいと思います。(宮城県 N.T) |
まとめ
調乳ポットを購入しようかどうか迷っている方は多いようです。
確かに調乳ポットはミルクを作るときにいちいちお湯を沸かさなくていいので、非常に便利なものではあります。
しかし必要かどうかと問われると、あれば便利だけど必要というわけではないものですからね。
調乳ポットの代わりに電気ポットや電気ケトルで代用することもできます。
長い期間利用したいのなら、調乳ポットの代わりに保温機能付きの電気ポットや電気ケトルを購入するという方法もありそうです。