「フォローアップミルクはいつからいつまで上げればいいの?」「そもそも必要なの?」
フォローアップミルクは、育児用のミルクと一緒に売られていることが多いですが、育児用のミルクとどう違うのかをあまり知らないお母さん方も多いのではないでしょうか。
先輩ママたちは、フォローアップミルクをどのように使用してきたのでしょうか。見ていきましょう。
フォローアップミルクって何?
そもそもフォローアップミルクについてあまり知らない方も多いと思います。
フォローアップミルクとは、離乳食では不足してしまう栄養を補うためのミルクです。
育児用のミルクは、それのみで完全に栄養が足りるように作られていますよね。いうなれば赤ちゃんにとっての完全食です。
しかし離乳食だけでは、カルシウムなどのミネラル分やビタミンが不足しがちになってしまいます。
そこで離乳食で摂取することのできる脂肪や糖分は控えめにして、ちょっと不足しがちなカルシウムなどのミネラル分やビタミンを補給するためのミルクが、「フォローアップミルク」なのですね。
それではこのフォローアップミルクは、いつからいつまで使用すればいいものなのでしょうか。
フォローアップミルクの使用期間
フォローアップミルクはいつから
フォローアップミルクは、赤ちゃんが9ヶ月になり、離乳食が3回になる時期を目安に始めるものです。
この時期になると離乳食も進んできて、ある程度の栄養は離乳食から摂取することができてきます。
その離乳食の足りない栄養分を、フォローアップミルクで補ってあげればいいのですね。
フォローアップミルクはいつまで
フォローアップミルクをいつまであげればいいのかという厳密な決まりはありません。
離乳食をしっかりと食べる子供なら、1歳でやめても別にいいと思います。
反対に、3歳・4歳になってフォローアップミルクを飲んでいるからといって、特に体に悪い影響があるということは全くありません。
先輩ママの体験談を見ても、1歳でフォローアップミルクをやめたという方や、4歳まで牛乳に混ぜてフォローアップミルクを飲ませていたという方など様々です。
特にこうしなければならないという決まりはないので、臨機応変にお母さんが決めてあげてくださいね。
そもそもフォローアップミルクは必要なの?
「そもそもフォローアップミルクは必要なの?」という疑問を感じるお母さんも多いのではないでしょうか。
正直なところ、フォローアップミルクを飲まないからと言って特に問題はないと思います。実際に飲んでいない赤ちゃんも多いでしょう。
9ヶ月になっても、フォローアップミルクでなく母乳を飲ませてあげてもいいですし、育児用のミルクを飲ませてあげてもいいです。
ただフォローアップミルクは育児用のミルクよりも安いので、育児用のミルクを飲ませてあげるなら、経済的なフォローアップミルクに切り替えるといいのではないでしょうか。
9ヶ月になっても母乳がたくさん出るお母さんなら、そのまま母乳を飲ませてあげても全然問題はありません。
また1歳になったらフォローアップミルクから、牛乳に切り替えても特に問題はないようです。(アレルギーがないかは注意してあげましょう。厚生労働省は牛乳を満1歳までは飲まないように推奨しています。)
明治や和光堂などのフォローアップミルクメーカーでは、離乳が完了する1歳6か月ぐらいまでは牛乳ではなくフォローアップミルクを飲むことを勧めていますが、この辺りは経済的事情などを考え、お母さんが決めてあげればいいのではないでしょうか。
「何が何でもフォローアップミルクを飲ませてあげなければいけない」というわけではありませんので、あまりナーバスにならないようにしてくださいね。
先輩ママの体験談とアドバイス
9か月くらいのころから和光堂のぐんぐんというフォローアップミルクに切り替えました
9か月くらいのころから和光堂のぐんぐんというフォローアップミルクに切り替えました。 ときどきその時の体調によって便が緩くなった時期があったので、その時は臨機応変にふつうのミルクにしたり、大豆からできてるミルクにしたりしていました。 離乳食やその後の食事にあまり興味を示さず、ちゃんと食べない子なので不安からフォローアップミルクを飲ませていました。フォローアップミルクの中ではぐんぐんが一番好みのようで気に入って飲んでくれました。 普通のミルクよりも安価なのでコストが下がって良かったです。 食に興味のある子は自然に辞めていくと思いますが、4歳の現在は牛乳とまぜてまだフォローアップミルクを飲んでいます。 そのほうがカルシウムや鉄なども一緒に摂取できるので、いつのまにか小さかった背も伸びて来ました。 おそらくふつうは1~2歳でフォローアップミルクというのは辞めるものなのかもしれませんが、一応缶には三歳くらいまで。みたいに書いてますね。 食事に関しては「ミルクを辞めれば食べるようになる」とか人にはいろいろ言われますが、食べるときは食べます。 食べてほしくて11ヵ月の時に週に三回だけ託児所にあずけましたが給食は完食でした。 でも家では相変わらずあまり食べません。なのでフォローアップには助けられています。あまり悩みすぎないことが一番です。 |
私は9ヶ月~1歳くらいまで1日2回くらい、おやつの時間3時と夜ご飯の後に飲ませていました
フォローアップミルクは出産した病院が勧めていたミルクがビーンスタークのものだったので、フォローアップもそのメーカーを使っていました。たまに明治もつかっていました。 明治は量が調整できるのが良いと思います。 私は9ヶ月~1歳くらいまで1日2回くらい、おやつの時間3時と夜ご飯の後に飲ませていました。 1歳からはわりと食べてくれる子だったので1歳半までは1日1回にしておやつの時間に 飲ませていました。ストロー付きのマグで飲んでいました。 離乳食だけだと、栄養が心配だったので、9ヶ月から使えるというフォローアップミルクを利用し、母乳と併用して使っていました。 牛乳に切り替えたのは1歳半くらいです。 卒乳時も夜泣き対策として、の口さみしい時にあげていたりしました。 (東京都 A.A) |
一歳からは牛乳や豆乳に切り替えました。お金もかかるので
私は9ヶ月で断乳したのでフォローアップミルクは9ヶ月から一歳まで飲ませました。 毎食後に飲ませました。 飲ませるか迷いましたが義母の勧めで飲ませました。 一歳からは牛乳や豆乳に切り替えました。お金もかかるので。 断乳をするならフォローアップミルク飲ませた方がいいかと思います。 まだまだ断乳しなくて執着しているなら母乳で十分かと思います。 中には飲まない子もいるので飲むなら飲ませた方がいいかなとも思います。 栄養がたっぷりなので。(愛知県y.s) |
1歳から2歳になる前までフォローアップミルクを飲んでいました
現在2歳になった娘が、1歳から2歳になる前までフォローアップミルクを飲んでいました。 哺乳瓶を使うことを早めに辞めさせたかったので、1歳過ぎからコップやストローで飲ませるようにしていました。 娘がどのメーカーの物でも飲んでくれたので、蓋を全部開けずにミルクを用意できる和光堂の「ぐんぐん」というフォローアップミルクを私が使いやすかったため使用していました。 私の場合は、娘が離乳食をうまく食べれなかったことと、主治医より1歳を過ぎると普通のミルクでは摂取できない成分があるので、フォローアップミルクを使用するように言われたので使用していました。 早くミルクを辞めさせて‥など周囲から言われる事があるかもしれませんが、栄養に良いので飲み過ぎない程度に使用して良いと思います。(大阪府 K.Y) |
9ヶ月になった時に育児用ミルクからフォローアップミルクに切り替えました
娘は9ヶ月になった時に育児用ミルクからフォローアップミルクに切り替えました。 いつから与えるか悩んだのですが娘は離乳食がかなり順調に進んでいたのもあり、9ヶ月で思い切って切り替える事にしました。 あげ方としましては1日3回食事の際に200mlずつ飲ませていました。 娘はストローマグやコップが苦手で使えなかったので哺乳瓶でミルクと同様に与えていました。 娘が飲んでいたのは森永のチルミルです。 育児用ミルクも森永のはぐくみを飲んでいましたので、フォローアップミルクも引き続き森永を選びました。 娘は結局卒乳する1歳3ヶ月までフォローアップミルクを飲み続けました。 9ヶ月辺りをすぎると母乳やミルクや食事からでは栄養を補いきれないと聞きますので、しっかり栄養を摂ってほしかったので私はフォローアップミルクを飲ませると決めていました。 そのおかげか娘は滅多に風邪も引きませんし、体もとても丈夫で元気に育ちました。 少しお金はかかってしまいますが「栄養を食事だけでは補えていないかも…」と考えると私はとても心配でした。 ですのでフォローアップミルクを飲ませる事によりその不安を取り除くことができたので、結果的には飲ませてよかったなと思っています。(大阪府 A.S) |
まとめ
フォローアップミルクは、9ヶ月になり赤ちゃんの離乳食が3回になったら始めるといいとされています。
育児用ミルクと違い、離乳食では不足しがちな栄養分を補いためのミルクなのですね。
フォローアップミルクは、9ヶ月から1歳6か月ぐらいまで飲ませてあげることをメーカーでは推奨しています。
しかしフォローアップミルクを絶対に飲ませてあげなければいけないというわけではありません。
母乳でもいいですし、育児用ミルクでも特に問題はありません。
育児用ミルクよりもフォローアップミルクのほうが安いので、育児用ミルクを飲ませてあげるならフォローアップミルクでいいのかもしれませんね。