「赤ちゃんがいびきをかくんだけど大丈夫なの?」
新米ママの多くは赤ちゃんがいびきをするとちょっと驚いてしまいます。
赤ちゃんのいびきの原因は何なのでしょうか。またそのまま何もしなくてもいいのでしょうか。
先輩ママたちの体験談からみていきましょう。
目次
赤ちゃんのいびきの原因
基本的に赤ちゃんのいびきはそれほど問題はありません。新生児の10%程度はいびきをかくようなのでそれほど珍しいことでもないのですね。
しかし100%大丈夫というわけではないので、赤ちゃんがいびきをかく原因を見ていきましょう。
のどや鼻腔が未発達
大人と比較して赤ちゃんの喉や鼻腔はまだまだ未発達な状態です。
未発達であるがゆえにいびきをかいてしまうのですね。
このタイプのいびきは特に心配ありません。成長とともに改善されていくでしょう。
鼻づまり
赤ちゃんはハウスダストなどが原因のアレルギーや、風邪が原因ですぐに鼻水が出てしまいます。
鼻水やその鼻水が乾燥して固まってしまい、鼻詰まりとなってしまうことが原因でいびきをかくことがあります。
赤ちゃんは口呼吸がまだまだ下手なので、鼻詰まりが原因で口呼吸になるといびきをかいてしまうことがあるのですね。
このタイプのいびきは、こまめに鼻水や鼻くそを取ってあげ鼻詰まりを解消することで改善されますので、こまめに赤ちゃんの鼻の状態をチェックしてあげてください。
またアレルギーの原因を取り除いてあげたり、風邪にならないようにすることも大事になってきますね。
アデノイドや扁桃腺が肥大
鼻腔の奥にあるアデノイドや、喉の奥にある扁桃腺が肥大してしまっていることが原因で赤ちゃんがいびきをかくことがあります。
アデノイドや扁桃腺が肥大することで気道が狭まり、その結果としていびきが出てしまうのですね。
これらが原因のいびきは、まず病院で医師の診察を受けることが必要となりますが、多くの場合は経過観察としてしばらく様子を見ることが多いようです。
このように赤ちゃんがいびきをかく原因はいろいろあります。
基本的にそれほど心配する必要はないのですが、まれに先天性の疾患が隠されている場合などもあるので、もし心配ならば念のため医師の診察を受けるといいのではないでしょうか。
かかりつけ医の耳鼻咽喉科があるとこのようなときに便利ですので、ぜひ作っておきましょう。
睡眠時無呼吸症候群には注意
赤ちゃんがいびきを頻繁にかく場合、
・赤ちゃんがよく眠れているか?
・苦しそうにしていないか?
・呼吸が一瞬でも止まっていないか?
という点には注意しましょう。
特に呼吸が一瞬でも止まってしまう場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
特にアデノイドや扁桃腺の肥大が原因で赤ちゃんがいびきをする場合、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすケースがあるようです。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、すぐに病院で診察を受けてください。
大人でもそうですが、睡眠時無呼吸症候群は危険な症状なので放置することなく早めの受診が必要となるのですね。
先輩ママの体験談とアドバイス
医師からは顔色が悪くなく呼吸が止まってなければ問題ないと言われました
生後4か月から生後6か月まで我が子のいびきをかいて寝ていることが多かったです。 心配だったので生後3から4か月健診のときに小児科の医師にいびきについて相談しました。 医師からは、赤ちゃんにはよくあることで顔色が悪くなく、呼吸が止まってなければ問題ないと言われました。 その後毎夜寝る我が子の顔色を見ていましが、呼吸もとまらず顔色も大丈夫そうでした。 生後半年を過ぎると寝息は聞こえますが、いびきはなくなりました。 心配かと思いますが、呼吸をしているか・顔色はどうかを見て大丈夫そうならそのまま寝かしてあげて良いと思います。 心配ならば、健診で相談してみると安心できると思います。 私の場合は、児童館で同じ月齢の子供を持つママさんにいびきの相談をして、我が子だけじゃないと分かったことで安心できました。(千葉県H.H.) |
赤ちゃんが苦しそうにしていなければ、見守ってあげてもいいかと思います
2人子どもがいますが、2人とも0歳児の頃はよくいびきをかいていました。 特に、一人目の頃は育児が初めてだったので小児科医に相談しましたが、赤ちゃんの鼻腔は小さいのでいびきはかきやすいようです。 特に心配はせず、気になったときに首の角度を変えたり、鼻の吸入をしました。 育児が初めてだと、小さなことでも気になるかと思います。 赤ちゃんが苦しそうにしていなければ、見守ってあげてもいいかと思います。 でも、もし苦しそうであったり、心配であればかかり付けの病院で聞いてみるのはいかがでしょう。 |
大人と比べると鼻腔が狭くいびきをかきやすいそうです
赤ちゃんのいびきについてですが、私の息子も生後3ヶ月頃からいびきが気になり出しまして、心配になり耳鼻咽喉科に連れていきました。 診てもらったところ、赤ちゃんのいびきはよくあるとのことでした。 赤ちゃんはまだ鼻も成長途中なので、大人と比べると鼻腔が狭くいびきをかきやすいそうです。 心配はいらないとのことでした。 いびきは心配なくても寝るときに息苦しそうにしていたら、鼻くそが詰まっているのかもしれません。 生後間もない時は、スポイト式の吸引器も売っていますし、少し大きくなってきたらママがお口で吸ってあげられるホース式の吸引器もドラッグストアーなどで購入できますよ。 風邪をひいた時なども、すごく重宝してますし、お勧めですよ。(兵庫県 Y・T ) |
抱っこで寝かせてあげると、息がすごく楽になっていました
息子はアレルギー性鼻炎だったので、赤ちゃんの頃から鼻水が出やすく、夜は鼻が詰まってイビキをかくことも多々ありました。 寝苦しそうな時は可哀想なので、抱っこで寝かせてあげると、息がすごく楽になっていました。 4歳になった今でも相変わらずイビキをよくかきます。 耳鼻科に定期的に通って、鼻水がひどい時には薬を処方してもらって飲ませます。 そうすると鼻通りも良くなるので、夜のイビキもおさまりますよ。(東京都 H.M) |
鼻水が出ており、固まりかけになっていました
息子が1歳を迎えた頃にいびきがひどい時期がありました。 少し心配になったため、小児科へ相談に行ったところ、寝ている時の鼻を確認して欲しいと言われました。 鼻水が原因でいびきになることがあるそうです。 その日の夜確認したところ鼻水が出ており、固まりかけになっていました。 取り除いてやるとすぐにいびきは改善されました。 心配になったらすぐに病院へかかるのが一番だと思います。 知り合いの子供さんは相談に行ったところ、肺に少し異常がみられたそうです。 赤ちゃんは自分で異変を伝えることが出来ないので、気づいたら何でも対処して行くのが大事だと思います。(岐阜県、Y・M) |
まとめ
赤ちゃんの10%程度はいびきをかくと言われています。
多くの場合それほど問題がないのですが、まれにアデノイドや扁桃腺の肥大が原因で赤ちゃんがいびきをする場合があります。
アデノイドや扁桃腺の肥大は睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性があるので、病院で診察を受けることをお勧めします。
鼻水や鼻詰まりを解消させることでいびきが治まった時はそれほど心配ないのですが、もし原因不明で赤ちゃんのいびきが続く場合は一度医師に診てもらいましょう。
やはり医師に診察してもらうと何もなくとも安心することができますからね。